旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

懇親会

2011年06月18日 23時06分59秒 | Weblog
前職のOBひとりに現職4人とわたしの総計6名が待ち合わせて居酒屋で飲んだ。気の置けない連中ばかりだから、互いに会うのが2年ぶりだというのに、挨拶など瞬く間にすっ飛んで、罵詈雑言、誹謗中傷、足の引っ張り合い、誰が追加分を負担するかという醜い争いと喧騒の内にわずか2時間の1次会が終了した。

とにかく深刻な話がない。意義のある話がない。為になる話がない会合があっという間に終わった。たまにはこういうバカげた飲み会も良い。もちろん、他の参加者が口を揃えたように、場を最も賑わせはしゃいだのは、はやとその人だったことに疑問の余地はない。わたしは、兎にも角にも大騒ぎが大好きなのだ。

履歴書

2011年06月18日 20時01分34秒 | Weblog
接客の仕事に就きたいという女性から、簿記2級の資格を持っていることを資格・特技欄に記載すべきかどうかで迷っているという相談を受けた。(もちろん仕事外での話だ。)なんでも、商業高校の在学中にとった資格なのだが、卒業後経理の仕事に就いたことがないうえに5年は経ったので簿記についてすっかり忘れてしまった。どちらにしても経理をやる気はないのでできれば記載したくないとのとのことだ。

実務経験が不要な資格試験の場合、往々にして実務経験がないと使い物にならない場合が多い。簿記の資格も例外ではない。資格のホルダーに経理向きの資質があることは推定できる。ところが実務能力は実務についてから修得する。したがって、即戦力を求める求人側が、資格ではなくて実務能力を求めることの方が多い。

書くか書かないかは採否と関係なさそうなので対応を本人に任せるとして、学位であって資格ではないにしても、大学を出て10年もすれば、学んだことなどすっかり忘れてしまっているというのに、臆面もなく履歴書には大卒と書くわたしのような輩がいる。「恥ずかしくて赤面の至りですよ。」と相談にきた女性に洩らしたところ「じゃ、高卒にしときゃ。」という即答が返ってきた。

履歴書の学歴に関していうと高卒が大卒と書けば学歴詐称になって入社後といえども解雇されることがあるように、大卒なのに高卒と書くと学歴の詐称になるという判例があったように記憶している。もっている資格をもっていないと履歴書に記載した場合にも、悪意があればなんらかの不法行為が成立する可能性だってある。もっとも相談にきた女性の場合は善意だから問題はない。