旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

技能検定

2011年06月26日 00時25分20秒 | Weblog
明日の午後にキャリア・コンサルティング技能検定の論述試験がある。むかしから合格するための試験勉強が得意でない。今回も苦慮している。

合格のレベルが解りやすい試験と解りにくい試験がある。この技能検定は解りにくい部類だと思う。合格のレベルがどのあたりにあるのか定かでない。もっとも受検者の殆どがキャリア・コンサルタントの資格保有者だからノン・ホルダーの私だけがレベルを掴んでいないだけの話なのかもしれない。群れるのが嫌い、ひとに教えるのが嫌い、ひとから教えてもらうのが嫌いだからこういう時に困る。

キャリアコンサルティングを直訳すると職業相談ということになる。ところが労働省では、キャリアコンサルティングを「労働者がその適性やその職業経験等に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業訓練の受講等の職業能力開発を効果的に行うことができるよう、労働者の希望に応じて実施される相談およびその他の援助」をいうと定義している。

職業相談については、「①求職書の能力に適合する職業を選択することを容易にさせるために、②求職者との間の面接・会話を通じて、③その希望内容、適性と能力、職業活動上の課題を把握し、④自己・労働市場・職業・応募方法などに関する理解の促進と助言をすることにより、⑤その職業選択・就職活動における認識・自己評価・態度・行動について必要な変容をもたらす相談をいう。」と定義している。

はやと的理解によると、キャリアコンサルティングが抽象的で職業紹介の定義が具体的だということ以外に定義内容の差はないと思われる。もっとも、この差を読解できないことがノン・ホルダーゆえにという可能性がないともいえない。だから、この技能検定に応募し続けている。

職業相談を始めてこの7月で3年目に入る。カウンセリングやキャリアコンサルティングに関わる本を十分に読んでいるし、月を追うごとに蔵書数は増えている。それでもうからない。もともとテキストが極めて少ない分野だから基準書というものはない。心理学というよりもカウンセリング技法に関わる本も含めると本屋に並んでいる関連本の殆どを読み終えた。それでも合格のレベルというものが見えてこない。弱っている。次の日曜日には口頭試験が控えているからなおさらだ。鬱。