<花も実もある 夏の木彩々~>(1)(2)に入れられなかった木の花の写真が
未整理のまま残っていましたので もう少し”木の花”シリーズを続けます~~ 🌳🌺🌼
” 三つ咲いて 空を占めたる 朴の花 ” ( 岸田 稚魚 )
↑の句 そのままの… 大きなホオノキが高い枝に咲いていました 🌳
花も葉も大きなホオノキですが 葉には殺菌・坊カビ効果がある成分が含まれるため
朴葉飯や朴葉餅などの郷土料理が生まれ人気があります 🍱
ホオノキ(朴の木) (モクレン科モクレン属)
花言葉は 「誠意ある友情」
” 明日ありて 今日の泰山木の花 ” ( 鷹羽 狩行 )
タイサンボクの花も 咲きはじめていました ✨
タイサンボクは 北米原産で(↑の朴ノ木は 日本原産です)
香水や化粧品の香料として記されている”マグノリア”=タイサンボクになります
タイサンボク(泰山木) (モクレン科モクレン属)
花言葉は 「前途洋々」「威厳」「壮麗」
カラタネオガタマも 朴ノ木や泰山木と同じモクレン科の仲間ですが 花の大きさは小さく3~4㎝位
中国原産で江戸時代に日本に渡来したことから 唐種招霊と名づけられたようです 🌺
バナナのような香りがすることから バナナの木とも言われています 🍌
カラタネオガタマ(唐種招霊) (モクレン科オガタマ属)
花言葉は 「甘い誘惑」
北米原産の帰化植物 ヤノネボンテンカの花も 咲いていました 🌺
前は 植物園で見る花という印象でしたが 最近は普通に散歩道を歩いていると出会うことがあるので
帰化というのはこういうことなのねと思っています (*´艸`*)
ヤノネボンテンカ(矢ノ根梵天花) (アオイ科フヨウ属)
花言葉は 「慎重」「繊細美」「信念」
” 山法師 花の白帆を あさかぜに ” ( 益本 三和子 )
山法師の白い総苞がそよぐ姿は まさに白い帆をなびかせて出ていこうとしている 舟のようで~ ⛵
イメージをそのまま写真に撮りたかったのですが~~ 季の花には無理でした~ 🙇💦
ヤマボウシ(山法師) (ミズキ科ミズキ属)
花言葉は 「友情」
白い花びらのように見える部分は 花びらではなく総苞で ハナミズキと同じく 葉が変化したものです 🍃
秋に実る赤い実は 食べることができます 🌱
” 白となる 前のさみどり 山法師 ” ( 河野 美奇 )
咲いたばかりの時 まだ緑色のヤマボウシも好きです ✨
最近よく見るようになった 常緑ヤマボウシの花は 緑色の時間が長いような気がするのですが… (*´艸`*)
” 新緑の 樟よ椎よと 打ち仰ぐ ” ( 高木 晴子 )
↑の句の人は (・∀・)/ ハーイ 私ですと 手をあげたくなりました~~
大木のクスノキの花を撮ろうとすると 打ち仰ぐしかないというのもありますが~~ 🌳
クスノキは 古来より樟脳を採取し 殺虫剤や防虫剤などに利用されてきたことから
薬の木 ⇒ クスノキになったと言われています 💊
クスノキ(樟 楠) (クスノキ科クスノキ属)
花言葉は 「芳香」
樟よ椎よと 句に並んでいました マテバシイの木には 花と実が芽生えていました ✨
マテバシイの実は 食べられるドングリ( ←椎 )の一つで 日本固有種です
葉が密生するので 防風防火に役立ち 果実も非常時の食用になることから 昔は日本各地で植えられていたと言います 🌳🌳🌳
マテバシイ(全手葉椎) (ブナ科マテバシイ属)
花言葉は 「長寿」「もてなし」「永遠の愛」
ツブラジイの花も咲いていました ✨
ツブラジイは 同じブナ科シイ属のスダジイと共に 実は”椎の実”ということになり食べることが出来ます
マテバシイ以外のドングリの実も食べることはできるとは思いますが アクが強かったり下処理が必要だったりして
茹でるだけでは食べられないことから ドングリと区別されているようです (*´艸`*)
また ツブラジイという名前は 実がスダジイの実よりも小さく”つぶらな実”というのが由来だそうです 🌱
まだ 実は見えませんでしたが 花はキラキラして綺麗でした~~
ツブラジイ(円椎) (ブナ科シイ属)
花言葉は 不明です
大阪市内 私の住んでいる所では雨も上がり 風の音も静かになりました
今日も拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖