” 蓮咲いて この世の花と なりにけり ” ( 大倉 紀恵 )
大賀蓮の物語は 1951年(昭和26年) 千葉県検見川の落合遺跡発掘調査をしている時に
一人の女子中学生さんが 最初に1粒のハスの実を見つけ 翌日に2粒の実を見つけたことから始まりました 🌺
その時 植物学者で蓮研究の権威でもあった 大賀一郎先生が その1粒+2粒を持ち帰り
自宅で発芽育成を試みたところ 1日目に見つけた1粒が 翌年1952年7月に花を咲かせたそうです 🌺✨
(2日目に見つけた2粒は 発芽途中で枯れてしまったといいます)
その 最初の1粒から花が咲いたのが 2000年前の古代蓮 大賀先生の名前を冠にした 大賀蓮で
その後 ”大賀蓮”は 日本各地はもとより 世界各地に根分けされ 見ることが出来るようになりました ✨
もしも その時 女子中学生の方が 遺跡の泥の中から1粒の蓮の実を見つけなかったら…
この花に出会うことが出来なかったと思うと… 胸がいっぱいになります
ハス(蓮) (ハス科ハス属)
花言葉は 「清らかな心」「休養」「神聖」「離れゆく愛」
ハスは 花・葉・根 すべてに薬効があり 古代から薬草として利用されてきた植物ですが
一番強力な効能を持っているのは実で ビタミンB1 カリウム 食物繊維を多く含み 食欲不振・疲労回復に効くとされています 😊
実り始めの やわらかい実は生食もできるそうですので 古代の人たちにとって大切な栄養源だったのですね きっと
自然体験園の蓮池のハスは 白い花がメインでした ✨
何年か前までは 紅白の花が咲いていたのですが いつからか 白花ばかりになりました (*´艸`*)
” 白はちす ひらくひととき 浄土めく ” ( 柴田 白葉女 )
” あかつきの 秘色凝らせり 池の蓮 ” ( 加藤 耕子 )
白色は寂しいというのは 白蓮にはあてはまらないように思えました ✨
蓮池の縁の草で シオカラトンボの♀ ムギワラトンボさんが ひとやすみしていました~ =ii=
大池に向かう途中の原っぱでは ムクドリさんたちが
忙しそうに 採餌中でした~~ Σ^)/
大池のアオサギさんの浮巣は
今年 いつになく多くて そのほとんどで幼鳥さんが生まれていたり
幼鳥さんがいなくなったと思ったら また新しいカップルが巣作りを始めていたりしていて
大池に関しては アオサギさんたちの出生率は増加のようですが~~
(※ 山のエリアで工事が多くなっているため 木の上の営巣が出来なくなった子たちが大池に営巣しているだけで
増加ではなく 場所が移動しただけという方もいらっしゃいますので もしかしたらそれが真実かもしれませんが~~ 💦)
環境や気候が変動していく中で 生きていくのは
みんな大変で みんな一生懸命なんだと思いながら見ていると
人間バーバも エイヤッとがんばらなきゃと思うのです~~
梅雨空の下に咲く花もありました
スイレン(睡蓮) (スイレン科スイレン属)
花言葉は 「心の純潔」「清純」
今日も歩くことが出来ましたこと
今日しか会えない花や生きものに ココロ慰められましたこと 有難うございました~~
拙いブログを見て下さいまして 感謝申し上げます ありがとうございました 💖