9月になっても まだ真夏日や猛暑日が続く日々 🌞💦
気温が高いからか何なのか? よくわかりませんが
歩いていると 突然 春の野の花が咲いていたり… かと思うと いつもなら咲いているはずの花が 蕾も見えなかったり…
小さな散歩道の狭い範囲で 不思議な季節感に襲われることがある 今日このごろです (*´艸`*)
彼岸花が咲きはじめたこともあり いつもながらの独りよがりのテーマを決めて~~
今日は 無理やり”秋色”の花を探して歩いてみました~~
ヒメヒオウギは アヤメ科の花ですが
南アフリカ原産で 暑さに強いということもあるからでしょうか? まだ所々で咲いていました 🥀✨
ヒメヒオウギ(姫檜扇) (アヤメ科フリージア属)
花言葉は 「楽しい思い出」「歓喜」「青春の喜び」
ヒメヒオウギスイセンも 南アフリカ原産で 明治中期に園芸用として渡来した球根植物です 🥀✨
ヒメヒオウギスイセン(姫緋扇水仙) (アヤメ科クロコスミア属)
花言葉は 「謙譲の美」「気品」
ヒオウギは 日本 朝鮮半島 中国台湾 インド北部を原産とする花ですが
昔 宮中で使われていた檜の板を重ねて作られた扇と ヒオウギの葉の重なりが似ていたことから
”檜扇”と名づけられたようです
ヒオウギ(檜扇) (アヤメ科アヤメ属)
花言葉は 「誠意」「個性美」
京都では 祇園祭の厄除けの花として育てられ 玄関戸口などに飾られます ✨
終わり近くの花には 蜜が多いのでしょうか~
ナミアゲハさんが飛んで来て 一心不乱に吸蜜していました~~ 🦋
ヒオウギの花は 一日花で 花の後大きな鞘が出来 熟すと鞘が割れて黒い種子が見えてきます ✨●✨●✨
この真っ黒な種子は 射干玉(ヌバタマ)と言われ <夜>や<黒髪>など 黒色にかかる枕詞として多く詠まれてきました ⤵
" ぬばたまの 夜にならむとするときに 向ひの丘に 雷ちかづきぬ ” ( 斎藤 茂吉 )
秋の七草を探しながら歩いている時
キキョウの近くに咲いていたのは ヤブカンゾウでした~~ ✨
ヤブカンゾウは 万葉集はじめ 枕草子 古今集 源氏物語などに多く登場する花です
ノカンゾウと同じ ”ワスレグサ”の仲間でもありますが ヤブカンゾウは八重咲きの花になります (*´艸`*)
ヤブカンゾウ(藪萱草) (ツルボラン科ワスレグサ属)
花言葉は 「悲しみを忘れる」「愛の忘却」「一夜の恋」「順応性」
ナツズイセンも咲いていました 🥀
ナツズイセンは ヒガンバナと同じヒガンバナ属の花ですが
ヒガンバナが 花の後に葉が出てくるのとは違い
ナツズイセンは 花が咲く何か月も前に(早春)芽吹き葉を出し 夏前には枯れて姿を消し…
その後 真夏に花茎をのばして花を咲かせる 超ユニークな花です(花が咲いた時には 葉はありません)
ナツズイセンも ヒガンバナと同じように
《葉は花を見ず 花は葉を見ず》といわれる花ですが そのタイミングが違うのが 面白いです~~
ナツズイセン(夏水仙) (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
花言葉は 「あなたのために何でもします」「深い思いやり」「快い楽しさ」「悲しい思い出」
お彼岸の頃に咲くことから サンスクリット語で”天界に咲く花”という意味の
曼殊沙華と呼ばれる ヒガンバナも 散歩道で咲きはじめました 🥀✨
ヒガンバナ(彼岸花) (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)
花言葉は 「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」
” あかつきは 白露づくし 彼岸花 ” ( 伊丹 三樹彦 )
” 思ひ出が 思ひ出さそふ 曼殊沙華 ” ( 阿部 ひろし )
今日も 季の花の拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖