なんとなくハイビスカスに似て艶やかに咲くこの花は
散歩道の川縁で、夏の間中その姿を見せてくれるので
てっきり夏の花だとばかり思っていましたが
俳句では秋の季語なんですね
松尾芭蕉の句に
「道の辺の 木槿は馬に 喰われけり」という歌がありますが
はたして芭蕉はこの句で、何を表したかったのでしょう.
ただでさえ短命の花が、自らの生を全うすることもなく
むしゃむしゃと馬に喰われてしまうという命の儚さ?
もしくは
こちらが馬上で花を愛でてるのにもかかわらず、
むしゃむしゃとこの馬め!
みたいな感じでしょうか?
この句を読み、結局一番印象に残ってることは
馬がむしゃむしゃと花を喰ってることだけだったと
自分でこの記事を書きながら改めて気づきました…