まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

いい人すぎるよトレイン

2025-01-24 | 鉄道ファン
今、JR大阪環状線の普通電車に利用されている323系車両のうちの
1編成で「いい人すぎるよトレイン」展をしている。
「いい人すぎる人」について応募された作品の中から
何点かを展示しながら走行している。
これはADトレインと呼ばれる1編成全部に同じ広告が掲載できる形であるが
1編成しかないのでうまく乗り合わせられないと
読むことも難しい。



私たち夫婦は昨年、この「いい人すぎるよ展」にはまって
何ヶ所か見学に行ってきた。(その時のブログはコチラ
その時にも感じたように、
自分たちが自然とやっていることがそのまま掲示されており、
自分たちは「いい人すぎる」んだと自覚した。
自然にやっていて当たり前と思っていたことを
わざわざ投稿されていることを考えると
どれほど自分たちの常識と社会の常識に乖離があることを知った。
同じ土俵の上で相撲を取っているつもりでも
昭和生まれの私たちと平成や令和生まれの若者たちとの
土俵が違うということは、
私たちならこうやることが当たり前と思っていることが
根本から価値観に違いがあり、老害扱いされるのも理解が出来る。

鉄道ファンの自分としては、なるべく323系を避けて
221系や223系、225系に乗るように心掛けてきたが
ゆっくり読み返せるように323系に乗ってみようと思う。

甲府の旅⑬

2024-10-28 | 鉄道ファン
愉しい時間はあっという間に過ぎるもので
E353 系特急あずさに乗車した1時間はあっという間に終わり、
塩尻駅で乗り換える。
すぐさま自由席に並ばなければならないから
短時間だけ駅構内の売店に立ち寄り、
特急しなのでの2時間を退屈しないようにワインと肴を購入した。
塩尻駅でもそうだが、甲府のコンビニではどの店もワインが売り場が充実していた。
塩尻駅にはぶどう畑があるようにこの辺りではブドウ栽培が盛んで
昨日、石和温泉に行く時も車窓にはずっとブドウ畑が続いていた。

  

塩尻駅に到着した特急しなの6号は、すでに満員状態で
約30分並んだ苦労も虚しく、通路に立つことになった。
こうなると、塩尻~名古屋間の2時間は振り子車両の影響もあって辛い。
初めの1時間を超してからは膝までも痛たくなってきたが
立っているほかにいい方法が見つからない。
右足に体重を掛けたり、左足に体重を掛けたりして
体重移動をしても痛みはなくならない。
中津川駅を出発すると一人の男性が荷物を持ってデッキへと移動され
その隣に座っていた乗客が3席前に座っていた友人らしき人を
隣の席に招き入れた。その姿を見た私は、妻に空いた席に座らせた。
私たちの荷物を妻の席近くの網棚へ移動させていると
妻が「10分だけ座らせて」と言って座り、10分経つと交代してくれた。
本当にホッとした瞬間で、グリー者よりもありがたく感じられた。
やがてデッキに移動した男性は、多治見駅で降りて行った。
酢の姿を見ながら心中で、早めに譲って頂いた御礼を念じた。
10分経ったので、妻に席を譲ろうとしたが妻は拒否り(きょひり)、
名古屋駅まで座らせてくれた。
やがて千種駅では大半の座席が空席となり、妻も座れた。
 
    

近鉄名古屋駅に着くとすぐさま特急券を購入し、
5分足らずの待ち合わせで出発した近鉄特急アーバンライナーに乗車した。
そこからやっとランチとワインを頂くといつの間にか熟睡しており
鶴橋駅に着く寸前に妻に起こされて乗り越さずに済んだ。

今回の旅行は、甲府の銭湯で温泉三昧のつもりだったが
1軒1軒の銭湯が離れていて、しかも午後からの営業で便利が悪く
銭湯には一度も浸かることなく帰ってきた。
一時は「どうして行先を甲府に決めたのだろうか?」と後悔もしたが
レンタサイクルとシャトレーゼホテルで頂いた入浴券で
充実した旅になった。
こういう予想外の展開があることで脳が活性化して
帰ってからの生活がますます充実する。
大阪の人は洋菓子店のシャトレーゼは近所にもあるが
シャトレーゼホテルの存在は知らない人も多く、
ウエルカムスイーツのお土産話にはみんな飛びついてくれた。
今回も忘れ難い思い出の旅になった。
次の旅行記をお楽しみに。

甲府の旅⑫

2024-10-27 | 鉄道ファン
帰路は特急あずさE353系車両にどうしても乗ってみたくなって
往路で利用した身延線経由の特急ふじかわには乗車せず、
塩尻からは特急しなので名古屋へ出て
新幹線を使わず、近鉄特急で帰阪することにした。
今日からは3連休とあって人が増えるのは分かっていたので
乗車券は昨日のうちに買いに行ったが
当初は9時29分発の特急あずさ5号を希望したが指定席が満席で取れず
甲府駅8時28分特急あずさ1号で塩尻まで乗車することになった。
しかも乗り換える特急しなのも満席で、自由席しか買えず
これで行けば12時頃に名古屋に着くため、
名古屋で外食するのも混み合いそうなので
甲府駅で昼食用のパンとサラダを買っておくようにした。

   

E353 系特急あずさが甲府駅に到着すると、座席指定を取らずに乗車している登山客が
ドッと降りてこられたが、乗客らが降り終えると一番に乗車する。
しかし彼らが通路を占領するため、指定席券を持つ乗客が座席に付けない。
座席指定券が無いのなら後から乗れば良さそうなものだが
自分たちの居場所を取られないようにしているのだろう。
特急あずさの場合、全車指定席であるため指定席の無い人は
立ち席乗車券(自由席扱い)を利用しているのだろうと思っていたが
「座席未指定券」が必要で「自由席券」では乗車できない。
「座席未指定券」の方は、座席上の表示を参考にして
空いた座席(赤色点灯)に座ることが出来る。

  

妻とは通路を隔てて隣同士だったが乗り心地も良く快適だ。
妻はすぐに寝落ちしたが、私は寝ることで
快適な時間を楽しめないのはもったいないと、ずっと起きていた。
乗車時には窓側の乗客が、私の座席に荷物を置いておられたので
「隣、失礼します」と声を掛けたが知らん顔のまま荷物を除けてくれた。
乗車中もずっと窓の方を眺めておられたが
明らかに登山者だと思え、上諏訪駅でで降りられる時に
「お気をつけて」と声を掛けると「ありがとう」と笑顔で答えられた。
これからどこの山に登られるのかも知らないが
一期一会の関係の大切さは登山する者には分かっている
入浴時でもそうだが、旅先ではなるべく声を掛けるようにしている。
声を掛けることにより「顔を見られた」と印象付けて
盗難にも遭う確率が減るだけでなく、好印象を与えることで
トラブルにあった時にも気軽に助け合える利点があるが、
西日本の方々はだいたい会釈して応えられるが、
関東の人には無視をされることが多い。
こういう態度をとる人が珍しいのだろうか?
親しそうに近づく人に対する警戒心が強いのだろうか?
よく分からない。

JRは便利なのだろうか

2024-10-01 | 鉄道ファン
最近のJRは便利になったのに不便になっていくように思えてならない。
例えば北陸新幹線が敦賀まで開通したが、
敦賀から大阪までの特急サンダーバードは全席指定席となり、
それまでは大阪から金沢、輪島温泉までは特急サンダーバードで快適に行けていたのに
敦賀で乗り換えを余儀なくされて、料金もずいぶん高くなった。
もちろん時間短縮にはなっているが、1時間も変わらない。
まあ大阪まで北陸新幹線が開通すればいいが、料金はもっと高くつくようになる。

写真は西Navi9ページより

近く観光列車「はなあかり」がデビューする。
敦賀から城崎温泉までを1往復する。
10:40敦賀駅を出発し城崎温泉到着が15:39着である。
これまで敦賀駅から城崎温泉駅までの直通運転する車両はなく
一見便利にも見えるのだが、
11;40敦賀駅発特急サンダーバードに乗り、12:00に京都駅に到着し
12:25発特急はしだてに乗り、13:48に福知山駅に到着し、
13:50発特急こうのとりに乗ると14:54に城崎温泉駅に到着する。
特急の乗り継がなければならないが指定席特急券に運賃を加えても
8.570円で所要時間は3時間40分のところを
「はなあかり」なら4時間59分かかる上に
グリーン車で10.640円、スーペリアグリーン車なら12,840円だ。
しかも土日に一本のみの運行だから、「はなあかり」以外の場合は
上記の特急乗り換えを利用しなければならない。
せっかくの観光旅行だからパッと使うのは自由だけれど
なるべく安く上げたい旅行者には不向きとも思える。

そういう旅行者向けに青春18きっぷでも乗れる鈍行で計算してみたら
9:20敦賀駅→(新快速)→10:58京都駅11:08→11:44園部駅11:46→
14:35城崎温泉駅着なら5時間15分で4,510円。
さらに安く上げるなら
7:49敦賀駅→9:44東舞鶴9:45→10:29福知山駅11:09→
12:19豊岡駅13:02→13:16城崎温泉駅
なら5時間27分で3,740円



こんな記事を書こうと西Naviを電車の車内で撮影していたら前に座っていた乗客が
「こんな豪華列車乗りたいね」と声を掛けてきた。
「そうですか?」と返事すると「でも遠いわ」と言っていたが
たとえ遠くても乗りに行きたいような車両を考えて頂きたい。
豪華列車にして付加価値を付けて高いお弁当を食べさせて
いかにしてお金を使ってもらうかを考えるのじゃなしに
JRなんだから国民に愛される鉄道会社であってほしいと
鉄道ファンとして願う。

鉄道ファンもたまにはいいこともするんです。

2024-09-10 | 鉄道ファン
駅のエスカレーターに乗り込むと前方に運転手も乗っておられ、
乗務員室に戻ろうとされていた。
その後に乗って2階に上がると、見知らぬ女性客が3名集まっておられ、
通り過ぎる運転手の姿を目で追っておられた。
それを見た私は、「どうかされましたか?」と声を掛けると
「〇〇駅まで行くんですがどれに乗ればいいのか分からないんです」とおっしゃった。
私はすかさず「3番線の快速に乗って▽▽駅で降りて次の普通に乗って下さい。」
とお伝えした。
私は困っている人を見かけると放っておけず声を掛ける。
鉄道のことなら鉄道マンよりも乗客に寄り添って教えてあげられる。
いや鉄道ファンは、鉄道マンよりも詳しいこともよくあることだ。
「何者?」と不思議そうな顔をされると「ただの鉄道ファンです」と答える。
撮り鉄をはじめ、世間では鉄道ファンへのマナー違反など
評判も悪いけれど、鉄道ファンもたまにはいいこともするんです。