告別式
2023-10-29 | 御礼
知人の通夜、告別式に参列させて頂いた。
彼は、私より16歳年上のオジサンだが、
親子三代にわたってみんなから愛され、
息子さん娘さんの同級生や仕事関係の友人までもが
オジサンへの御礼を述べ、涙を流しており、
その人たちの子どもたちまでもがオジサンに可愛がってもらったと
とても賑やかな葬儀であった。
私は人づきあいも多く、一般の方々に比べても
沢山の葬儀にも参列してきた。
これまでは「親族による嗚咽」のある葬儀こそが
素晴らしい葬儀だと思ってきたが、
今回の葬儀では嗚咽がないばかりかみんな賑やかで
故人が好きだったボヘミアンラプソディが流れる中
それぞれの席ではメソメソ涙する老若男女が目についた。
またみんなに愛されたオジサンの葬儀では、
葬儀屋の方よりも直接お世話になった方々が準備設営し
司会者も未経験の友人で手作り感のある葬儀で
そういう葬儀に私が参列したのは2回目だったが
前回よりも参列者の子どもの数が多く、
誰もがオジサンに抱き上げてもらいながら育ったことや
子どもの目線で冗談を言ったり遊んでくれたと涙されていた。
阪神ファンだったオジサンは日本シリーズを見ずに逝ったが
おそらく甲子園で応援されていることであろう。
私自身も40年近くもお世話になり、寂しい限りである。
心よりご冥福をお祈りしています。