まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

私と同じ考え方

2023-09-30 | 考え方
テレビ大阪で9月16日に放送されたファミリー武勇伝
【大阪で家族の武勇伝を大調査!ホンマかどうか検証・・・伝記に!】を観ていて
私と同じことを言われ、同じ考え方をされていることに驚かされた。
それは漫才師をされていたライムライトさんの「ライト坂田」さんのお話。
この方は、アホの坂田でおなじみの「坂田利夫」さんの二番弟子である。
坂田師匠は漫才を一切教えてくれない。
それで漫才を見て頂いた後、「何か批評して下さい」と言うと師匠は、
「あんな、漫才というのはは落語と違ごてその人たちのキャラで保ってる芸やから
それをワシがこうやああやということは、理にかなってへん。
ワシはワシのキャラがある。お前はお前の漫才作れ。」と仰ったという。
その後さまざまな漫才コンクールで入賞し、テレビでも売れ始めた頃、
吉本興業の会社の人が坂田師匠に会いに行って 弟子に上がらしてくれへんか
と言ったんですよ。そして舞台に出てもいいとオッケーもらったんですよ。
でも師匠は言ったんですよ。「これからはお前と俺はライバルや。」
その時はうめだ花月のトイレで泣きましたね。2時間くらい泣きましたよ。
こうして8年間活動ののちに解散した。そして自分を支えた師匠の言葉がありました。
「ワシは未だにアホの坂田として芸人として
可愛がられることが自分にとってすごい幸せやと思う。だからあんまり偉くなるなよ」

と言われた。
それで今も坂田イズムとして部下からも言われるようにしておられる。

私はこの番組を見てハッとした。
私自身も大学で非常勤講師の先生に可愛がって頂き、
その先生が経営されている福祉施設にお誘いを受けて就職試験を受けたものの
最終的には結果発表される前にお断りをして、別の福祉施設への就職を決めた時に
先生から「これからは先生と学生やない。同業者やで。」と言われて
私も泣いたことを覚えている。(今も書いていて涙が出てきた)
そして福祉施設職員として働いてきたが、出来るだけプライドを持たないようにして
誰からも好きなことを言われるように心掛けてきた。

でもやっぱりカチンとくることも多くあり、
自身が知らず知らずのうちにプライドを持っていることに気付いて自己を抑えてきた。
こればかりは退職をした今も治らず
今もなおつまらないことに腹を立てている自分が悔しくなる。

水木しげるの妖怪 百鬼夜行

2023-09-29 | 感想
 

希望荘を後にした私たち夫婦は、今回の旅の目的地でもある名古屋市博物館に向かった。
そこでは「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」が開かれていた。



私自身もゲゲゲの鬼太郎で育った世代だが、当ブログ「幸福の甘き香り」にも書いた
ように「水木しげるの妖怪バンザイ」の再放送を観て今回のイベントを知った。
我が家には河童のぬいぐるみが70体以上もあり、日々河童と暮らしいる
と言っても過言じゃない。
全国各地に河童伝説があり、また河童ファンによる河童博物館も多々あり
見つけては見学させて頂いている。
それぞれの館長さんとは河童ファンどうしということもあって話も合う。
私たち夫婦は本当の河童には遭遇したことはないが、なんとなく居るような気はしていて
自分たちの周囲のギリギリ見えないところまで来ていて
私たち夫婦に危険が及ばないよう見守ってくれていたり、美味しいお店に案内したり
さまざまな場面で助けてくれていることを実感している。
河童もまた妖怪ではあるが、私たち人間と共存しながらうまく生きており、
今回の百鬼夜行展には遠いけれどぜひ見学したいと計画してきた。

(べとべとさん)

(ぬりかべ)

鳥取県の境港には水木しげるロードがあり、
のちに水木しげる記念館も出来て有名な観光地になっている。
水木しげる記念館が出来る前にも出来てからも遊びに行ったことがあるが、
もっと昔に境港で宿泊した際に夜に散歩していたら、石畳の通りの向こうから
ぬりかべに扮した方が黙って歩いて来られたことがあり、
ぬりかべの像を見ていると、その時の不気味な光景が甦ってきた。



水木しげるさんの妖怪には、人間の中にある妖怪魂が人間を離れて姿を現して
私たち人間に何かを教えようとしている。
その思想こそが水木しげるさんが訴えようとしていたものであり、
時には「ねずみ男」としてその頭角を詳しく教えて下さるように思えて、
今回は文庫本を2冊購入した。話としては大変興味深く、面白いのだが
文庫本ゆえに字が小さく、若い時とは違って苦労しながら読んでいる。
自宅には「のんのんばあ」など何冊かを持っている。 



作者の水木しげるさんは、2015年(平成27年)11月30日に他界されているが
水木さんが残された漫画や書籍としてたくさん残されており、
妖怪たちと共に私たちの心の中で生き続けておられるように思える。

希望荘

2023-09-28 | 感想
予約時に、湯の山温泉駅に15時の送迎をお願いしていたため
送迎車が到着し、乗り込んだ。

   

希望荘は山の上にあり、フロント奥にあるケーブルカーに乗車して3階まで降りる。
ケーブルカーは2機あり、(撮影時は曇っていたが)見晴らしは、かなり素晴らしい。



フロントにてチェックイン手続きを済ませると、ウエルカムサービスチケットを下さり、
部屋に荷物を置くと先ず、プリンアラモードの無料サービスを受ける。
ウエルカムドリンクというのはよくあるが、プリンアラモードのサービスは
旅行慣れしている私たち夫婦でも初めての経験である。16時までのサービスだ。



続いて「ラドンの泉」へ行く。受付を済ませると水の飲み物をもらい、
用意された浴衣に着替え、「ラドンの泉」行きの専用エレベーターで降りる。
「ラドンの泉」はラドンセラピー健康施設で、ボンボンベッドの様に床下前面に張りめぐらせられた源泉を
気化する際に出来る低放射線のラドンを吸入することにより、身体の免疫力や自然治癒力が高められる
ホルミシス効果があり、日々冷房中心の生活となりシャワーで済ませてきた生活スタイルのおかげで
気付かないうちに疲れがたまりやすくなっていた身体が楽になっていくことを実感した。
ビショ濡れになった浴衣着のまま「自助の湯」に向かう。
「自助の湯」と聞いて自助・共助・公助の自助(じじょ)と呼んでしまったが正しくは「じすけの湯」と読み
菰野富士そしてその先に伊勢平野、伊勢湾を臨む高台の温泉で、眺めがすごくいい。
そのほかに木漏れ日のヒノキの湯など3種類の温泉を楽しんだ。
さらには夕食後のナイトテラスでは飲み物の飲み放題とお菓子がもらえたが、
21時から頂ける夜食のラーメンはさすがに遠慮した。
夕・朝食も満足な内容で、この旅館にはまた訪れたい。

  

アクアイグニス

2023-09-27 | 日記
四日市駅まで近鉄特急で移動し、湯の山温泉行の普通列車に乗り換える。
終点の湯の山温泉駅から路線バスで3分。アクアイグニスに到着した。
アクアイグニスは敷地面積約4万9千㎡(14.848坪)に
『癒し』と『食』をテーマにした複合温泉リゾート施設で
OPENした当時、テレビ番組などで紹介されていたのを記憶しており、
機会があれば一度訪れてみたいと以前から考えていた。
昼頃に到着した私たちは、ここで昼食及び散策を楽しんで、
15時のチェックインまで時間をつぶすことにした。

   

食事処はイタリアンや和食レストラン「笠庵」賛否両論などがあり、
賛否両論と言えば、昨冬によく利用した伊藤ハムの「今夜の逸品 もつ鍋 醤油」
が美味しかったのを思い出したが、
今晩の旅館での夕食を楽しみにするためにやめておいて、
ベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」でパンを買って済ませることにした。

  

写真に写っているビンはマリアージュコーヒーで、ビンのままコーヒーを飲む姿に憧れて
購入した。美味しかったけれど、ふつうにカップのコーヒーでもよかった感じ。
食事を終えてからギャラリーを見学したり、スイーツショップを見て歩いたりした。

    

アクアイグニスは、元は片岡温泉として昔からある有名な温泉で、
530リットル/分で湧き出すアルカリ性単純泉で泉温43.6℃、pH8.6で
加温加水無しの源泉100%掛け流しの名湯であったことから
アクアイグニスへと近代化した片岡温泉にも入浴したくなってきた。
開放感のある大きな窓が開けられ、竹林を眺めながら入浴する。
温泉独特のヌメリがあって気持ちがいい。竹林には露天風呂もあり、
入浴の価値ありと言ったところだった。
入浴を終えると、バスの時間となり湯の山温泉駅へと向かった。

近鉄全線2日間フリーきっぷ

2023-09-26 | 日記
今回の旅の目的は、名古屋市博物館だが
博物館見学のためだけに大阪~名古屋間を往復するだけではつまらない。
途中どこかで1泊することを考えている時、
近鉄全線2日間フリーきっぷ」の利用を思い付いた。
このきっぷは9月中の連続する2日間有効で、大人3.000円小人1.500円である。
生駒ケーブル、西信貴ケーブルを含む近鉄全線の乗車券として利用でき、
葛城山ロープウェイのみ50%割引券が付いている。
青春18きっぷとは異り。特急乗車する場合は特急券のみ買い足せば乗車できる。



これに似た「近鉄週末フリーパス」という切符もあるが
土日をはさむ3日利用できる乗車券で、価格も大人4.400円小人2.200円と割安だが
平日旅には向いていない。



このきっぷを利用して湯の山温泉に向かうことにした。

参考:大阪難波~湯の山温泉の乗車券2.590円、大阪難波~近鉄名古屋の乗車券2.860円
   近鉄全線2日間フリーきっぷだと1日当たり1.500円だから割安になる。