まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

郷土銘菓 田辺大根

2024-02-29 | 美味しい店
先月末、郷土銘菓「田辺大根」かるかん羊羹を頂いた。
田辺大根はなにわの伝統野菜のひとつで、セレッソ大阪の本拠地
ヨドコウ桜スタジアム、 ヤンマーフィールド長居のある長居公園周辺で
昔栽培されていたといわれる野菜で、一時絶滅していたが
2000年に種子を見つかり、再び栽培されるようになった。



私が高校生だった頃、近くの公民館で茶道を習っていたことがあり、
その時の先輩に、当時から飴職人をされている方があり、
数年前にその工場を見つけて訪れたことがある。
それが飴の豊下というメーカーで、なにわの伝統野菜搾り、
飴に炊き込んだ「なにわの伝統飴野菜」を販売されておられ
そこで田辺大根を知りました。
銘菓としては「田辺大根餅」という美味しいお菓子がありましたが
長年販売してこられた松屋さんがお店を畳まれ
今回の「田辺大根」かるかん羊羹は、千鳥屋宗家で販売されました。



一切れ頂きましたが、甘くなく上品な味わいで、もっと欲しくなりましたが
もう販売されていません。また来年の販売が待ち遠しいんです。


※販売前に千鳥屋宗家の店前に掲示してあったもの。

大阪マラソン

2024-02-28 | 反省
2月25日西九条公園で梅祭りが開かれるという情報を知って、
車で梅田に書類を届けてた続きで訪れて、お昼を食べながら梅を鑑賞し、
その後は尼崎の築地温泉戎湯に行く計画を立てていた。
天気は前日まで雨の予報だったが、当日は雨も降らず曇っていた。
9時に家を出た私たち夫婦は順調に車を走らせた。
交差点ではやたら警察官の姿を見かけるようになり、
今日が大阪マラソンの日ということを思い出した。
大阪では女子マラソンもあり、これまでも思うように運転できず苦戦してきた。
それでもなんとか中之島の川さえ越えればなんとかなる
と考えて北上すると北浜の手前で谷町筋へと曲がらされ、
天満橋を越えたところで止められた。
中之島の川を越えたいことを伝えるとさらに進むことが出来たが
国道一号線へ出る手前で警備員に停められた。
梅田へ行きたいがどうすればいいのか尋ねるも
警備員が指示されている内容が「この先へは行けません」というものばかりで
いったいどこを走っているために道路封鎖されているのか全体像が見えず
道路封鎖のマップも配布してくれたが、細かくて分かり辛く、
警備員も土地勘がなく話にならない。



中には「谷町4丁目まで戻って下さい」と説明された方もあったが
堺筋から谷町筋へと導かれて天満橋を通り過ぎるまで案内表示もなく
いきなり谷町4丁目まで戻れと言われるのも腑に落ちない。
そうこうしていると、通りの先にマラソン選手が走っている姿が見えて、
国道1号線が越えられないことを知る。
警備員には「怒っていないよ。ご苦労様です。」と言いつつ、
やっと大阪城を出発して国道1号線を西向きに走っていることを理解して
谷町4丁目まで引き返し、中央大通りを曲がろうとしてみたが
渋滞がひどくてなかなか前進できず、梅田行きはあきらめた。
それで天王寺まで南下して今度は国道43号線から西九条を目指すが
ここでもみなと通りが横断できず万事休す。



仕方なく関西ウォーカー「サウナ&スーパー銭湯&日帰り温泉」付録の
200円割引券を利用して大正区にある天然温泉「こうわの湯」に立ち寄り、
ゆっくりと入浴して気持ちを入れ替えて帰ったが、散々な一日となった。

帰宅後、大阪マラソンコースを確認し、この日は運転するのが間違いだったと反省した。

おわび

2024-02-27 | おわび
毎日、大勢の方々に読んで頂きありがとうございます。
私個人的なものなので10人くらいでいいと思っていますが。
さて、毎朝0:00にアップできるよう準備をしていますが、
今日は「大阪マラソン」の話を載せようと差し替え作業をしていたところ
昨日17時頃より急にネットが繋がらなくなりました。
さまざまな問題やその可能性も考えて調べてみましたが判らず
今朝もネットは繋がらず、ルーターが安定していないことが判明し
先ほど電源を抜き、入れ直したら復旧しました。
ご心配をお掛け致しましたが本日はお休みさせて頂きます。
明日からをお楽しみ下さい。

福岡県の温泉旅⑭

2024-02-26 | 反省
夜中に目が覚めたので、当ブログの下書きをしながら様々なことを考える。
夫婦って実におもしろいもんだと思う。
結婚当初は何に対しても一生懸命でテキパキとものを考えて行動する私と
何も考えずボーッと付いてきた妻だったが、40年近く経つと
仕事で疲れてしまったせいかあまり考えなくなってしまった私に対して
妻は仕事を通して一所懸命やってきたせいもあって
何ごとにも中途半端に終わらせられない性格となって逆転してしまった。
長い間ともに暮らしてきたからこそ分かり合える夫婦の良さでもある。
お互いに好き勝手にしていても、お互いに許し合える関係性。
お互いに扱い方を熟知して上手な関係性が築けている。
結婚当初はよく「共に白髪が生えるまで」とよく言っていたが
いつのまにか共に白髪が生えて久しい。
年老いた夫婦が素晴らしいのはこんなところにあるのかもしれないし、
若くして別れた夫婦には分からない関係性だろう。
妻は「翌朝6時に朝風呂に行こう」と言って床に就いた。

翌朝、6時に起きた妻はお風呂に行くと言って私を誘う。
博多駅前という好立地ゆえ、多くのサラリーマンが宿泊している
このホテルでは、朝風呂に入ってから身支度するだろうから
きっと男湯は混み合うと思うので、30分遅らせて行くと伝えると
「一緒に行くと約束したのに・・・」と不満そうに話し、
妻だけが八百治の湯に向かったが、すぐに戻ってきた。
開店時間が6時半からだったそうだ。結局一緒に向かうことになった。
朝風呂もなかなか気持ちがいいし、割と空いている。
お風呂から上がると身支度をして帰る準備に入る。
博多駅からはどこかに寄って帰ることも考えたが、
全国的に雨の予報なのでお土産だけ買って大阪に向かうことにした。
往路はさくら号の指定席が取れなかったため、自由席に乗車したが、
復路は最速のみずほ号の指定席が通路を挟んで取れた。
発車を待つ30分間で買い物を楽しみ、帰宅の途に立った。

今回の旅は当初の目的地でもあった博多温泉元祖元湯には行けなかったが、
筑後吉井駅から原鶴温泉に行けたのが良かった。
こういう素晴らしい温泉が全国各地にあるはずだけど
日本人はブランドのある温泉地に殺到し、
地方の名泉はすべてインバウンドの方々に占領されていてもったいない。
帰宅後、思慮分別のありそうな方にそんな話をしたら
「入浴して温泉の良し悪しが分かるんですか?」
「私は、温泉の良し悪しが分からない」と言われて驚いた。
日本人の多くは「温泉旅行に行く」と言いながら温泉が目的じゃなく
美味しい料理を頂きながらアルコールを嗜むのが目的だから
そういうことになるんだと分かってきた。
これからも本当にいい温泉を上手に探して入浴したいと思う。

福岡県の温泉旅⑬

2024-02-25 | 河童
本日宿泊する八百治博多ホテルは、博多駅から歩いてすぐの距離と、便利がいい。
このホテルは、八百治の湯というスーパー銭湯にホテルが付いたような所で、
宿泊中は一回1,100円もする八百治の湯に何度でも入浴できるのだ。
今回は、希望するツインの部屋が満室だったため、要件介護者のための
エレベーター近くのバリアフリールームを予約していた。
室内には介護施設顔負けの広い介護用浴室が完備されており、
長年福祉施設で働いてきた私たち夫婦も興味津々で見学した。

    

こんなにも広い浴室があるというのにトイレしか使わない贅沢さがまたありがたい。
17時以降は仕事帰りの方で混み合うというので、早速八百治の湯へ向かう。
フロントの案内では「タオルとバスタオルは浴室にあります」という説明されたので
私は八百治の湯へ行けば貸してもらえると思っていたが、
妻は自室の広い浴室に用意されているタオルとバスタオルを持参すると言う。
「だってフロントで『タオルとバスタオルは浴室にあります』と言ってたじゃない」
と言うため、妻の言う通りに浴室のタオルとバスタオルを持参して行ったが
やはり八百治の湯のフロントで貸して下さった。(日本語は難しいなあ)



八百治の湯もなかなかいい温泉であり、博多駅前の好立地で入浴出来るのがありがたい。
しかし泉質に限れば、昨日入浴した原鶴温泉の方がお湯も柔らかく、断然素晴らしい。
お風呂から上がると、昼間の河童巡りの疲れがドッと出てきて、何もしたくなくなった。
しかし今日の夕食は自分で調達しなければならず、ネットで美味しそうな店を検索しても
あまりに疲れていて、そもそも何が食べたいのかも決められない。
博多の街は大きく、どこへ行くのがベターなのか考える元気もない。
かと言って井之頭五郎さんのように「急に腹が減ってきた」というような貪欲さもなく、
とりあえず外へ出てみる。

    

博多駅に向かう途中、天神へ行向かうバスが見えた。年末年始に見たテレビ番組で
中洲の屋台を放送していたのを思い出して衝動的にバスに乗り、天神南で降りた。
屋台は混んでいて並んでいるお店と閑散としていて呼び込みをしているお店があり、
並ぶのも面倒だし空いた店も怖いと思って躊躇してしまい、天神地下街へと降りていく。
食堂街が並んでいるが、こちらもまた並んでいるお店と閑散としているお店とが両極端で
何より疲れすぎていて食べたい物も定まらない。
結局のところスーパーマーケットに入り、お弁当やお惣菜を買うことにした。
これなら食べたいものが選べるし、量も制限出来る。
ただ妻は「博多まで旅行に来て、こんな夕食で申し訳ない」と謝るが、
40年近くも連れ添った夫婦だからこそ出来る技であって、
友だちどの旅行ではこうはいかない。
ホテルを出る時には外食をするつもりだったのでエコバッグを持ち合わせておらず、
何年かぶりにビニール袋も購入してバスに乗って帰る。
天神にはバス停も多く、どのバスに乗れば八百治の湯のある駅前四丁目に行くのか
分からないため腰を据えてゆっくりとネット検索する私に対して、
バスの運転手に聞けば早いと聞きに行くものの、運行時間に制限のある運転手は
丁寧には教えてもらえずイライラしている妻と対照的で、
結局のところ妻の質問攻めが功を奏して早くホテルに戻ることが出来た。
ホテルの電子レンジで温めて自室で頂く夕食は、私たち夫婦には丁度良く、
夫婦水入らずで美味しく頂いた。
食事が済むと急に睡魔の餌食となって夫婦揃ってベッドで眠りに就いた。