まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

chocotton(チョコットン)

2024-03-31 | 美味しい店
再び灘温泉六甲道店で入浴した日、阪神新在家駅前にある食堂「日の出」
立ち寄って昼食を食べようかと思ったら、定休日だったため
仕方なく入店したのがchocottonだった。
ここも阪神新在家駅から灘温泉六甲道店に向かう途中にある。
外観もちょっとおしゃれな感じで、初めは素通りしたが
灘温泉までの道のりではラーメン店くらいしか見当たらず
引き返してきて入店した。


私は、とんかつセットを注文。


妻は、醤油焼きそばセットを注文した。

ここのお店は、薩摩ちゃーみーとんを使った豚料理店で
人気店のため、ランチのお客様ですぐに満員になってきた。
ボリューミーな料理だったが、どこに入ったか分からないくらい
食べやすく旨い。
けれどこの少し上品な感じは、私たち夫婦には似合わない気がした。
やっぱ、日の出さんがいいなあ。

傘の忘れ物

2024-03-30 | 願い
今朝まで猛烈な雨が降っていたというのに
その後、カラっと晴れた日は傘の忘れ物が増えると言われる。



ふと前の座席を見たら、ホンマに傘が忘れてある。
しかも、持ち手の部分には傘が盗まれないように
小林さんの印鑑がいっぱい押してある。



でも、肝心の小林さんが忘れて行ったら何にもならへんやん!
(乗り換え時間が迫っていたので、そのままにしておきました。)

木下大サーカス

2024-03-29 | 旅行記


ある会合に出席した際に木下大サーカスの無料招待券を頂いた。
3/25~29限定の招待券でこの期間であれば無料、
期間外の場合1500円を支払えば自由席に招待という内容だった。
今週は春休み真っ最中ということで人出が想定されるが
3/27以外は雨の予報なので、3/27以外の雨の日が少しでも空いていると考えたが
3/25は前日までの疲れが残っていたので休養していたところ
翌日も朝から用事が入ったため、3/29しかないと思っていたところに
この日もまた予定が入ってしまった。
仕方なく春休みが終わった頃に追加料金を支払っての観覧も考えたが、
3/26の用事が早く済んだので2回目公演に行くことにした。

大阪には竜巻注意報も出ており、雷鳴や土砂降りで出かけるのに躊躇したが
こんな日こそチャンスと考えて最寄りの森ノ宮駅に着くと
サーカスに向かう人たちで行列が出来ていた。

    

さらに会場敷地内に入ると黒山の人だかりが出来ており
自分たちのことを棚に上げながらも
「こんな足元の悪い日によく来るな!」と言わんばかりに
大勢の人たちが並んでいる。
トラメガ(電気式の拡声器)を持って叫んでいる係員の話に耳を向けると
無料の自由席への入場は整理券をもらって下さいという内容で、
私たちが訪れた際には残り30枚と言われていた。
同時に、プラス千円で正面から見られる券を販売しているというので
元々の入場料が無料なんだから千円くらいは支払ってもいいだろうと思い、
特別自由席券1000円を2枚購入することにした。
係員は指定席ではないので横並びの2席が確保できる保証はない
と言われたが、それはもう仕方がない。
これだけ多くの人たちが集まっているのだからと了承して
サーカスのテントに入っていった。

  

観覧席はサーカスの会場を中心に馬蹄形(U字型)に観客席があり
足元には木の板が張ってある。席はきちんとしているが
席の真下は空洞になっており、網目の荒い幕を張っているだけで
持参している傘を足元に置いておくと落ちそうで不安になる。
会場にはどんどんと観客が入り、みるみるうちに満員になっていく。
無料の自由席に比べると私たちの特別自由席は通路を挟んで正面寄りで
たまたま2席横並びで座ることが出来た。
右隣から先は指定席になっており、たまたま隣に座られた人に訊くと
5人なので1000円の特別自由席には座り切れず、1500円支払った
と言われて500円得した気分になった。
やがてショーが始まった。

ネタバレになるといけないから詳細は書かないが、
二人の道化師(クラウン)が出てきてショーが始まり、
動物ショーやジャグリング、オートバイ、アクロバット、イリュージョンなど
舞台上を縦横無尽にさまざまなショーが短編で次から次へと上演されて
観客を飽きさせない。
本当はあまり行きたく思っていなかったが、私の行きたい気持ちに寄り添って
付いてきてくれた妻も久しぶりのショーに大感激をして
帰り道には「誘ってくれてありがとう」という気分に変化していた。

 

大変なコロナ禍を乗り越え、大勢のサーカス団を引き連れて興行されている
ひとつひとつのショーを丁寧に作り上げられているサーカスを見せて頂いて
たった1000円ぽっちでこの感動を頂いたことを考えると
少し申し訳ない思いで帰ってきた。
この文化をいつまでも残して頂きたいと切に願う。
関係者の方々、ありがとうございました。

清々しい気持ち

2024-03-28 | 反省
昨日放送されたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』を観て、
およそ昨年3月に定年退職をした時のことを思い出した。

『ブギウギ』は、戦後の歌手で「ブギの女王」といわれた
笠置シズ子さんをモデルにした番組で、
その場面は、主人公の福来スズ子さんが歌手活動の引退会見を終えて
自宅でのお祝いの席で、こう話した。
「ワテはなんや不思議な気分や。
 自分が歌手を辞める日が来るやなんて思ってもなかったんや。
 せやけどそれ以上に思ってもなかったんは、
 大好きな歌を辞めるいうときに、
 ワテの周りにおるんがあんたらやということや。」

この時、彼女を祝ったのは娘の愛子、マネージャーのター坊、
家政婦の大野さん、そして誘拐犯でのちに家事手伝いとして雇った
小田島とその息子のはじめである。

思えばボーイスカウト活動をしていたことから福祉に興味を持ち、
「ボランティアでは生活は出来ない」との親の反対を押し切って
大学では社会福祉を専攻しながらボランティア活動で4年間を過ごし、
この時の感覚をいつまでも持ちながらライフワークにしていきたいという思いと
先輩方の生き方に憧れて私自身も福祉従事者として生きることを生きがいに思い、
ただがむしゃらに生きてきた。
59歳の時に、共に過ごした同期の一人が力尽きて退職するという話を聞いて
「辞められる奴はええなあ」とボソッと妻に言ったら
思いもよらない妻からの「あなたも辞めたら・・・」の一言で
少なくとも65歳まではこの仕事を続けるものと決めつけていた気持ちが揺るぎ
60歳という定年を機に退職を決意した。
その時に、スズ子さんの「ワテはなんや不思議な気分や。
自分が歌手を辞める日が来るやなんて思ってもなかったんや。」

というセリフを聞いて、私自身も同じことを感じていたことを思い出した。
あれほどライフワークにしていた自分が誇らしく思えていたというのに
定年を機にスパッと辞めたおかげで、また新たな人生が始まっている。
たしかに退職前にはこれからの人生をどう生きて行くべきか?
年金受給開始年齢までの5年間無収入になると悩んだりもしたが、
妻からの「なんとかなる」という後押しのおかげもあって、
なかなか清々しい気持ちであったのを覚えている。
頭でいくら考えても理解が出来ないことだが、
新たな世界に飛び込むことで新たな意識にさせてもらえる。
そんなウキウキした気持ちで、4月からの無職生活を楽しめている。

餃子の王将

2024-03-27 | 美味しい店
天王寺動物園に訪れた日、昼食を食べようと園内のレストランに行ったが
超満員でどうにもならず、新世界へと出てみたが
新世界(通天閣界隈)も観光客でごった返している。
ここもまたインバウンドの方々がほとんどだ。
これじゃコンビニでお弁当でも買って動物園のベンチで食べようかと
思っていたら、餃子の王将新世界店があり、
13時を過ぎていたせいか、その店だけが店内ガラガラ。
これまた何年かぶりに餃子の王将(京都)に入ることにした。



新世界は若い頃から行き慣れた場所で、通天閣で有名な地域。
通天閣の地下には昔、水族館があって幼稚園の遠足で訪れたが
今はお土産物店になっている。
王将の並びにあるスマートボールには長年お勤めされた
おばさんにいつも良くして下さり、
負けていると球が入らないのに出して下さってよく遊んだし、
商店街にあった弓道場では、的に当たると先生が太鼓を叩いて下さったが
その店も火事で焼けてしまい営業していない。
フーテンの寅さんのようなたたき売りのしているお店なんかもあったし
お金を払うと手動式で球を売ってくれるチューリップ台専門の
パチンコ店などでよく遊んだものだ。
当時の新世界は、中川家の礼二さんがモノマネされるようなおじさんや
酔いつぶれているおじさんしかいない閑散とした街だったが
今は当時と大きく変わって観光客が集まる街になっている。



私は「中華飯」、妻は「炒飯」、そして「餃子」を2人前注文した。
店員さんは外国の方とおばさんだけだが日本語があまりに流暢すぎて、
目からの情報と耳からの情報が一致しない。
昔なら日本の若い人が働いていたイメージだが、大きく変わってしまった。
しかし味は昔ながらの味で、私たち世代にはピッタリくる。
さすがは若い時には、週に一度はお世話になっていた餃子の王将である。



最近はスマホで調べて星の数の多い店に長蛇の行列が出来てしまうけれど
本当に美味しいものを自分の舌で直接感じて「美味しい」自分でありたいと思う。
サボちゃんのおかげで楽しい一日になりました。