まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

うまいこといかない

2024-05-31 | 反省
今日はしなければならないことがあるため、
いつもより早い時間に家を出ることにした。
早めに朝食を食べていると、興味のあるテレビ番組が紹介されたため、
テレビ予約をしておこうと思ったが、妻がテレビを見終わらない。
一言言えば良さそうな話だが、昨日
「番組のあとの話が見たいから、すぐに変えないで」と
言われたばかりだから他の準備をしながらじっと待つ。
気が付けばテレビが点いたまま、妻は他の用事をしている。
すべての出発前の準備を終えて「さあ行こう」という時に
急にトイレに行きたくなる。
そしてトイレも終えてやっと家を出ると
今度は、マンションのエレベーターが来ない。
こういう時にかぎって下方向ばかりでなかなか上がってこない。
やっと来たと思って乗り込むと、いつもならスムーズに降りて行くのに
途中の階に止まり、親子が乗ってきた。しかも香水がきつい。
かと言っても文句も言えずマスクを付けて回避する。
珍しくまた途中の階で止まり、おばあさんが扉の前に立ち
「ご一緒してもいいですか?」と丁寧に声を掛けてから乗ってくる。
「もうええから、黙ってさっさとと乗ってくれ」と心の声で叫ぶ。
1階に着くと一緒に乗っていた親子が開くボタンを押して待っている。
広い会社のエレベーターならともかく狭いエレベーターで
しかも荷物を持っておられるので降りてもらわないと降りにくい。
「先に降りて下さい」と声を掛けて降りる。
エレベーターで時間がかかってしまい、結局電車に乗り遅れた。

駅に着いたら椅子に座り、この文章の下書きをLINEのkeepメモに書いていると
急に辺りが暗くなってきた。椅子の線路側に人が立ち、日射しを遮っている。
座席には私しか座っておらずホームも広いというのに、
何もわざわざ私の横に来なくても良さそうなものだ。
ボソッと「暗いんですけど」と言って避けてもらう。

こんなことを書いていたらまた、このブログを読んだ妻から
「文句ばかり言っている」と笑われそうだと思って思い返せば、確かにそうだ。
今日は朝から文句ばかり言っていることに気が付いた。
結果的には、テレビ予約も出来たし、2日ぶりのトイレも出た。
マンション暮らしではさまざまな人たちと同居しているんだから当然のことだ。
思い返せば誰もが悪いことはしていない。
自分では妻に気遣ったり、香水のきつい人には、マスクで対応したりと
我慢ばかり強いられてきた気持ちだが、
ただただ自分のタイミングが悪かっただけのことである。
自己中になっているから、すべてが不満に思えるのだ。
申し訳ないことをしていたと反省している。

そういうことじゃないんだよ展

2024-05-30 | 感想


昨日に引き続き、そういうことじゃないんだよ展では、
日常生活の中でわざわざ口に出してまでいう程のことではないが
自分の中では「そういうことじゃないんだよ」と思っていることが
表現されている。
(ネタバレになるけれど)私自身が気に入ったものを紹介しよう。









どれも私の中に常にある「あるある」である。
とくに4番目の『恋人に仕事の愚痴を話したら
「こうしたらいいんじゃない?」と解決策を言われた時』

というのは、男性脳と女性脳との違いにみられる特徴を現しており、
会話の中で結論を求め、交渉や商談などを得意とする男性脳に対して
プロセスを重視し、会話の中に共感を求める傾向が強い女性脳は
問題解決してほしい訳ではなく、ただ聞いてほしいだけ
ということが男性には理解してもらえないことが多く、
我が家でも夫婦間で価値観が異なる部分でもある。

そういうことじゃないんだよ展には表現がなかったが
『大阪人に話をしたら「オチは?」と訊かれた時』というのは、
大阪以外の土地の人にすれば、ただ事実関係を言っているだけなのに
大阪人特有の「オチは?」と訊かれることにストレスを感じる人も居ると思う。
大阪ではオチの無い話はする必要性がなく、
オチのためには多少盛っていても問題はない。
あまりに盛り過ぎて、本来の話からかけ離れたと感じた時は
「知らんけど」を付け加えて話をアバウトにさせる。
大阪以外の土地の人にすれば、これがまた
「せっかく人が話を真剣に聞いているのに無責任」と苛(いら)立たせてしまう。
そういうことじゃないんだよという文化はなくならないんだろうな。

うれしいすぎるよ展

2024-05-29 | 感想


東京・名古屋・大阪で同時開催されている
「うれしいすぎるよ展+そういうことじゃないんだよ展」
に行ってきた。
うれしいすぎるよ展では、
日常生活の中でわざわざ口に出してまでいう程のことではないが
自分の中では「これはうれしい」と思っていることが
表現されている。
(ネタバレになるけれど)私自身が気に入ったものを紹介しよう。







   

どれも両手を挙げて喜びを表現するほどのことではないが
日々生活しているうえでのちょっとした幸せでだろう。
誰もがスマホを持って生活しているデジタル化されている今日、
あえてアナログの文字に起こして展示されているのがおもしろい。
誰かに自分の気持ちを共感してもらっていることを感じるのは
本当に自分自身を幸せな気持ちにさせてくれた。



「いい人すぎるよ美術館」と「切ないすぎるよ博物館」も
愉しみにしている。

結婚記念日

2024-05-28 | 感謝
妻と結婚をして、本日で丸35年を迎えた。
これは本当に幸せなことである。
世の中の結婚された夫婦の3組に1組が離婚すると言われる中
今までの人生のほとんどが負け組だった私には
どう考えてもうまくいかない可能性が高いと思っていた。
そんなこともあって好きな彼女を不幸にさせるくらいなら
結婚などしない方がいいんじゃないか?って考えたりもした。

そんな時に相談した方が私に「たこを知っているか?」と言われた。
「凧あげのたこですか?」
「そうや。凧あげのたこや」
「凧を今より高く飛ばそうと思ったら、一度糸を巻かなあかんのん知っているか?」
「はい、知ってます。一度糸を巻いて、次の風を待って一気に挙げる。」
「そうや。それや。」
「ええっどういう意味ですか?」
「考えてみい」と言われて考えた私は、
糸を巻くということは、今の状態より悪化させることと考えて
しばらく彼女と口をきかないことを決めた。
彼女のカバンに付いていた犬のぬいぐるみを車のシフトレバーに付けて
これが付いているうちは嫌いになっていない証拠とだけ伝えて
一切彼女と話をするのをやめた。

しかしこれほど辛いことはない。
同じ職場に居ながら喧嘩もしていないのに無視し
一言もしゃべらなくなった。
自宅に帰ると、彼女に優しい言葉のひとつも掛けてあげたいし
掛けてもらいたいのに、無視を続けることは本当に辛かった。
終わりが見えないまま3週間が経ったころ、
彼女の友達に呼び出されて「どう考えているんだ?」と説教を食らった。
てっきり彼女が遣いを出してきたと勘違いをした私は
彼女を呼び出して「辛いのはお前だけじゃない」と怒ったが
彼女の友達の単独行動だったことが分かった。
そのお詫びを兼ねつつ決心をしてその場で結婚をお願いした。

人生何が起こるやら若い二人には想像もつかなかったが
「彼女と一緒に居れば、私自身は絶対に幸せになれる」
という自信だけで結婚してもらい、今日まで仲良くやって来れた。
当時は結婚生活が10年持たなければ、結婚祝いを下さった方々に
そっくりお返しをしようと考えていたが
10年を過ぎた時点で名簿も処分した。
ただ仲人をお願いした同級生の友には、結婚記念日に
感謝の品を送り続けている。

最近読んだネットニュースで芸能人のヒロミさんが
「俺なんか、朝起きた瞬間に言う時あるからね。
“ママ、今日も可愛いね”っていうのは言うのよ」
と明かしたと話題になったが、
私は毎日妻には伝えているし、ずっと感謝している。
これからも宜しくお願い致します。

ちなみにシフトレバーの犬(イヌ爺)は、今も見守ってくれています。


大好きなサボちゃんにベロベロするイヌ爺。

お前、払わんやんか

2024-05-27 | 受け止め方
妻と自宅マンションのエレベーターに乗っていると
途中の階で止まった。
扉が開くと、出入りの業者が乗ろうとしていたが
しかし「次ので行くので」と拒否された。
私はエレベーターの扉を開けたままにして「どうぞ」と勧めても
やっぱり拒否される。
しばらくの押し問答の末に乗られたので、
エレベーターを動かすのに電気代もかかるが住人が負担していることを伝え
共益費に含まれる電気代も支払いもしない人が
「次のに乗ります」というのは、おかしいことだと説明した。

みんなエレベーターを動かす動力にお金がかかっていることを
知らないのであろうか?
それともタダだと思っているのであろうか?
なるべくエレベーターを稼働させず、
1機に乗り合わせるだけで省エネになり、SDGsに繋がっていく。
原発は反対するけれどスマホは手放さないというように
したいことはするけれど、その裏で電気が必要なことを
みんな考えていないのだろうか?