まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

寒がり

2024-11-21 | 受け止め方
私は子どもの頃から無類の暑がりで、
いつも「どうしたん?」と驚かれるほど汗をかいていた。
そんな私が持病による貧血がひどくなり、寒気が止まらない。
秋口に入り、天気も良く半袖の人もいる中、もうフリースを着ている。
そんな私に会うたびに
「どうしてこんないい季節になったというのに寒いんだ!」と笑う人がいる。
まあそういう風に思う気持ちも理解はできる。
自身も子どもの頃に、いつも寒がる母を見てそう思ってきた。
しかし貧血というのはやっかいなもので
肌の暑さ寒さとは違い、血流の鉄分の不足からくるものだから
身体の芯から寒いのだ。
少し暑さもあると、電車では冷房が入る。
そのため弱冷車を選んで乗るが、それでも寒く
日差しの温かさを求めてカーテンを開けているが
周囲の乗客は、すぐにカーテンを閉め手持ちの扇風機を回す。
そんなに暑いのなら冷房車に乗車すれば良さそうなものだが
ふつう、電車に乗車する人はそういう気持ちにはならないものだ。
自身も貧血でなかった頃にはこの車両が冷房車か弱冷車かなんて
考えたこともなかったから分かる。
しかし「どうしてこんないい季節になったというのに寒いんだ!」と笑う人には
意を決して持病について説明してみたが、理解が出来ないのか改善しない。
自身はまともに怒ったりはしないが、デリカシーのない人だと思う。
おそらく他人の気持ちが察することができないようだ。
それで私は、「いちいち怒ったりはしないけれど、あなたが言っていることは、
車椅子に乗っている人に対して、
『あなたは若いのに車椅子になんか乗っている』と言っているようなものだ。」と
伝えてみたが、分かって頂いただろうか?
理解してもらえればいいんだけどなあ。

兵庫県知事再選

2024-11-19 | 受け止め方
兵庫県の前知事の失職に伴う、出直し知事選で再出馬し当選された。
当選確実が出た時から「こんなことがなぜ起こったんだ?」
という疑問でいっぱいになった。
翌朝から世間では、兵庫県知事の再選のニュースが報道されるようになり
だんだんと分かってきた。
オールドメディアという言い方は、今回初めて知ったが
新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど従来からある情報は
選挙期間中の規制が強く、選挙期間前の時期に比べて情報量が激減する。
それに対してニューメディアと呼ばれるSNSなどは情報規制が遅れている分
選挙期間中には情報を取り込みやすくなるため
これまでオールドメディアでさんざん取り上げてきたのを見て
この状況で再び立候補するということ自体が人間としてどうなのか?
と思っていた人たちにとっては、
前知事の陥れられた陰謀論の存在さえもSFでも見ているようなことに感じる。

もうすでにSNSは若者だけに限らず、老若男女問わず受け入れられており、
you tubeで情報を手に入れることは一般化してきた。
鉄道ファンの私が電車の乗り間違いについて説明した時も
一度スマホで確認してから御礼を言われたことや
有名人のライブがあるために「快速電車を臨時停車します」と
うるさいほどに駅の構内放送をしていてもスマホ情報が優先されて
普通電車に乗客が集中した時もすでにスマホがこの社会を牛耳ってきた。
料理にしろ園芸にしろ、今までやったことがない人が簡単に情報を手に入れ
生活に取り入れて生活をするのも当たり前になってきており
友人の中にも社会復帰するためのリハビリを学ぶために
you tubeで情報を手に入れてやっているという人がいるが、
昔、病院の前で人骨を粉にして「万病に効く薬」として販売していて
逮捕された事件があり、どうして専門家のお医者様の薬を服用せずに、
知らない人が売る薬を買うのだろうか?と思った。
それからは店舗を持たない移動販売車での買い物でもSNSからの情報でも
後になって「おかしなもの売るな」と文句も言いに行けないような
出所(でどころ)の分からないものには信じ込まないようにしているし、
松本サリン事件ではオールドメディアの報道を鵜呑みにして
被害者の河野さんを犯人扱いのように思ってしまったことを
河野さんの講演会の手話通訳に立った際に、壇上で直接謝罪し
それ以来はどんな情報も疑うようになった。

「鋼のメンタル」と言われてきた知事について
脳科学者の中野信子氏が「メンタルが強いというより、
道義を感じる領域がないと思う」と仰った
ことからしても
ある種の障がいがある方が克服されて再選を果たされたことを考えると
素晴らしいことだとは思っている。
(大阪から見て)対岸の火事だから言えるんけれど
百条委員会に向けた取り組みの中で
彼の異常ともとれる行動を見聞きしたと報告を挙げた
約4割の県職員のことを考えると、
「気持ちを改める」と言われてもどんな顔をして仕事をするのだろうか?
さらなる退職者や自殺者が出ないことだけを願っている。
(4:00に差し替えました。)

高齢者に優しくない

2024-11-10 | 受け止め方
駅のきっぷの自販機で年配の男性が困っておられたので
「お手伝いしましょうか」と声を掛けた。
男性はくしゃくしゃになった千円札を入れようとされているが、
入れようとしているのはカードを入れるところで、お札を入れるところじゃない。
「お札はこちらに入れるんです」とお伝えするが、
くしゃくしゃになった千円札は、なかなか吸い込まれていかない。
「私がやってみましょう」と言って千円札を受け取ると、
自販機から何やら声が聞こえてくる。
「ご希望のボタンを押してください」「ご希望のボタンを押してください」と
繰り返し声が聞こえる。領収書の要否を訊かれている。
領収書のボタンを選んでもらうと、千円札が引き込まれていった。
何でもない人にとってはふつうのことでも、難しい人には難しい自販機である。
ますます弱者が切られていく社会になっていることに気付かされた。

その後、電車に乗車し発車時刻を待っていると、
出発前の運転士に何か尋ねるお年寄りがいた。黙って聞いていると、
「〇〇駅ではタクシーが拾えますか?」という内容だが運転士もご存じでないらしく
ちゃんと教えてもらえなかった様子。
それを見ていた私は、席へと戻るお年寄りを呼び止めて
「2駅先の✕✕駅も3駅先の〇〇駅にもタクシーは拾えません。」
「タクシー乗り場があるのは、3駅目の〇〇駅からさらに1駅先の△△駅か、
次の▼▼駅しかありません。」とお伝えしたが
「4駅先の△△駅では行きすぎるんです。」と困った様子。
2駅目の✕✕駅の少し手前から車窓を眺めて探しておられる様子だが見つかる訳がない。
どうやら4駅目の△△駅で降りる様子だったので
「一筋移動すればタクシー乗り場がありますよ」と伝えて
「お先に降ります。気を付けて」と声を掛けて降りた。

思えば世の中は高齢化社会と言われながらも、
実は高齢者に優しくない社会であることを感じさせられる。
とはいえすでに初老の時期に入っている自分にとっても
「明日は我が身」という気がしてきた。
高齢化社会だからこそ、高齢者に優しい街づくり求められている。

だめだこりゃ!若者

2024-11-09 | 受け止め方
最近大学生の若者と一緒に活動をする機会があった。
彼らと話をしていて感じられるのは、
意外に世の中を見ておらず、社会のさまざまな事柄が蓄積されておらず
その様子はもはや私たちと同じ社会で生活しているとは到底思えない。
と言うのも社会で生きていれば当然、町のあちらこちらで見られる現象や職業、
行動の話をしてもまったく記憶に残っていない。
例えば測量士。一人の人が三脚を立ててカメラのようなものを覗き
もう一人は目盛の付いた棒を持って測っている。
自身もあれで何が分かるのやらさっぱり分からないのだが
道を歩いているだけで、そういう仕事をされている方の姿を見かける。
また1軒1軒をまわって水道メーターのフタを開けて
水道メーターを記録して今月の使用分をポストに入れていく人を見かけるが
そういうことには関心が無く、記憶にすら残っていない。
そのため、社会の中のいろいろな話をしていても実感がなく、
生まれて初めて聞いたような話として受け取り、
「ああ、そのことか!なるほど」というように繋がっていかない。
失礼ながらどこかの惑星から来た宇宙人のような気がしてきた。

これもまたスマホによる影響なのかもしれない。
たしかに大学生に限らず毎日見かける人たちもスマホの画面を見て、
耳にはイヤホンで武装している姿を見れば一目瞭然である。
電車に乗ってもカーテンも閉めたままで、外の天気も紅葉の進み具合にも関心が無く
貨車にでも乗っていても平気な様相である。
スマホはテレビとは違い、必要とする情報はどんなことでも手に入るが、
必要としない情報は手に入らない。
使う側の関心度が低ければ、向こう側から情報は提供されない。
だから何日も前から台風が接近しているので、この日は雨だと分かりそうなものでも
「雨が降るなんて聞いていない。」と土砂降りの中を傘も差さず走る姿を目にする。
テレビを観ていれば、ネットニュースを見ていれば簡単に情報が得られるのに
バカじゃないのと思ってしまう。
台風や地震の影響で電気が止まればスマホも使えなくなれば、生存することも危うい。
日頃の蓄積がなければ、創意工夫することも出来ず、これからの社会を考えると
どんどん外国企業との競争にも負けていき、日本の未来もない。
世も末というべき末期症状である。

交際前の初デートにおける「おごりおごられ」問題

2024-11-07 | 受け止め方
「初回のデート費用を負担してもらえると、単純にうれしいと感じますし、
『頼りがいがある』『“私のため”に何かをしてくれる人』と印象が良くなったり
『体目的かも?』『遊びかも?』といった不安が払拭されたりします。
という記事を読んで本当に馬鹿げた話だと感じる。
そういう風に受け取ってもらえるから賢い男性ほど初期投資を惜しまない。
私なら予想以上のお店に連れてもらい、すべて負担をしてもらう機会があれば
むしろ『体目的かも?』『遊びかも?』といった不安を持つべきでしょう。
風俗に金を支払うより安ければラッキーなのだから。

しかし、男性がデート費用を女性より多く負担する、もしくは全額負担するのは、
決して“当たり前”ではないんですよね」
「特に、相手に好印象を抱いたなら『おごってもらって当然』の態度は取らず、
感謝の気持ちを伝えることが重要。
逆に男性は、デートの負担は自分の誠意を表現する一つの手段ではありますが、
あまりにも失礼な態度の相手には、無理におごる必要もないのだと思います」とコメントを寄せています。

私の場合、交際前の初デートのことなど覚えていませんが
基本的には特別な日以外は割り勘にしてきました。
そんな損得でモノを見るような女性とは仲良くなりたくはないし
男性側が沢山支払うことで、それが当たり前となったり、
引け目を感じてほしくはないからである。
またプレゼントもほとんどしていません。
プレゼントをして羽振りのいい人というのは、単に金遣いが荒いだけで
付き合うだけでサヨナラするには都合のいい男性となるかもしれないが
一生の伴侶として見る場合には、セコい人も困るけれど止めた方がいい。

エサも針も付けず釣り竿に糸を垂らしたまま、じっと待っていたら
妻が釣り上がってきて、結婚をして私の生簀に入ってもらってからは
どんどん歓待してお金も自由にしてもらいましたが
そんな女性だからお互いに無駄遣いをしない反面
お互いの愉しみでもある旅行には沢山お金を使ってきました。
定年で退職して毎日ブラブラしながらも
年金生活になってからの生活の練習をしているのも
すべて妻がコツコツと貯めていてくれていたおかげです。
共に同じ価値観をもち、いい夫婦になりましたし
妻には毎日、感謝しています。

目先の損得で物事を考えず、共に50-50の関係をお勧めします。
私の場合、その価値観は「障がい者福祉論」で学びました。
健常者と障がい者とが共に理解しあうことを
恋愛関係や夫婦関係で試してきました。
皆さんも幸せになって下さい。

参考:初デート費用、女性は「1円もおごりたくない」「男性が全額負担すべき」