
大学の先輩から教わったカレー専門店でよく通った。
そのお店は堺筋本町にあり、自宅からはけっこう離れているため
なかなか気軽には行けないけれど、
あのカレーのスパイスが「どうしても食べに来い」と
呼ばれているような気がするクセになる味だった。
店主さんは私たちの親の世代なので高齢だったが
いつも元気いっぱいの方で
どこかで修業をしてカレーについて学んだわけではなく
喫茶店をやりながら自分で試行錯誤をして極めた味だと
仰っておられた。
しかし3年前にある方の葬儀に参列した時に
偶然、店主さんにお会いし挨拶を交わしたが
あれ以来、行けてなかったが
私がこのお店を紹介した方からの年賀状に
閉店していたと書かれていて
ネット検索してみたら船場ランチWEBに閉店情報が載っていた。
最後に訪れたのはいつだっただろうか?
たしかその時も御病気が原因でしばらく休業されていて
たまたまその日から営業再開した日に訪れたのを覚えており
以前から体調を崩されていたのも想像できたはずだと
今頃になって後悔している。

サービス券が3枚残っていたが、もう一度食べたかったなあ。
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