控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

八ッ場ダムの底に沈む温泉街へ

2017-02-21 18:11:00 | 青春18きっぷの旅・冬の上越&上州編
なんとか、草津温泉バスターミナルを10:15に発車するバスに間に合った。

10:15発の便は 2台体制☆

先発便は、終点の長野原草津口駅まで 途中のバス停には止まらない直通便。

後発便は、途中のバス停での乗り降りが可能な通常便。

先発便は、既に満員に近い状態だったので、多少 時間はかかるが、後発便へ。
とは言え、途中のバス停での乗り降りなんて ほとんどないだろうから、たいした差じゃないだろう。


バスは、途中 草津道路から外れ、西吾妻福祉病院 を経由。
その後、順調に「長野原草津口駅」に到着。

10:15草津温泉→(JRバス関東)→10:43長野原草津口

多少 早く着いたところで、乗ろうとしている列車は、11:12発。
まだ 30分近くある。

ホームには、11:02発の「 特急 草津2号 上野行き 」が停車している。

ん!? これは!

スーパーひたち 」じゃないですか!

かつて、常磐線を “スーパーひたち号” として走っていた 651系。
新型車両導入に伴い、常磐線から引退を余儀なくされたワケだが、こんな所で余生を送っていたとは・・

ビジネスマンばかり乗せていた常磐線時代とは 対照的に、
今は、観光客をメインに、吾妻線で第2の人生 (人じゃないけど) を送っているというワケですか。

もちろん、これには 乗りません

これに乗ったら、青春18きっぷは ただの紙きれ
乗車券としての役割も 果たしません。

それに、次の目的地は、1つ先の「 川原湯温泉駅
そこは、八ッ場ダムの底に沈む温泉街 の最寄り駅。


ダムが完成すれば、今いる「長野原草津口駅」の辺りにまで 影響が及んでくる。

それゆえ、ダムの水位に対応した橋が新たに作られた。
↓↓


橋だけにとどまらず、鉄道も道路も、ダムによる影響のない高台に、新たに 新線 が作られた格好だ。


約7年前、今はなき「 きっぷ 」を使用した旅でも訪れた “川原湯温泉” に、今回 再び訪れる。

先程の特急列車が出発して 10分後、
11:12発「普通列車・高崎行き」で、1つ先の 川原湯温泉駅へ!



駅を出発すると すぐに、かつての吾妻線の線路と分かれる。

列車は、さっそく 新線へと進んで行く。

11:12長野原草津口→(吾妻線・普通)→11:17川原湯温泉


長いトンネルを抜け、完全に 以前とは異なる場所に建てられた「 新・川原湯温泉駅 」 に到着。

反対を向くと、ここが高台である事が よくわかる。

遠くに見える橋も、やたらと高い位置にあり、それでいて立派。

数年前まで 線路など なかった場所であり、新駅周辺は 民家が数件あるのみ。


まだ 完成後 間もない、ピカピカの駅舎。


そして、下の写真は、やがて水没してしまうであろう位置にある、かつての川原湯温泉駅。
↓↓

これは、約7年前に訪れた時に撮った写真で、手前の道路は 国道145号。

いずれは、ダムの底になってしまう場所。


まだ、残ってたりするのかなぁ?

ここから、下へおりて行ってみるか・・・




つづく

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