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自作できるレコードプレーヤー用アクセサリー vol.6

2017-02-18 | レコードプレーヤー
『自作できるレコードプレーヤー用アクセサリー vol.5』の続きです。

米SHURE社のカートリッジM97XEを使用して

レコードプレーヤー周辺のアクセサリーについて考えてみます。

カートリッジの適正負荷を検証していくと

カートリッジとフォノケーブルとフォノアンプには相性があるということです。

それもかなり神経質な相性です。

適正負荷の数値だけから考えると

『カートリッジとフォノケーブルとフォノアンプ』の相性は

『プリアンプとピンケーブルとパワーアンプ』の相性の100倍位シビアだということができるます。

アナログ再生の難しさはこういうところにあるのかもしれません。

しかしそれをコンデンサー1ヶで解決できてしまうのも面白いところです。

一般的なレコードプレーヤーとフォノアンプの場合、

『自作できるレコードプレーヤー用アクセサリー vol.3』でテストしたコンデンサーの値(470pF)を

150pFにして試してみると良いと思います。

高域を少し優しくするのであれば220pFでも良いかもしれません。

上記の値は『一般的な』プレーヤーでの値です。

最近は10万円近い極太のフォノケーブルも販売されているようです。

音が良いと言われてお使いの方も多いと思いますが

こういったケーブルは静電容量が大きく

コンデンサーの値は100pF位にしないと高域が落ちてしまう恐れがあります。

こういった高額フォノケーブルはMCカートリッジでの使用を前提に設計されていることが多く

MMカートリッジを使用する場合には注意が必要なのです。

当社では220pFが良い結果がでました。

この状態で聴くレディガガとトニーベネットが歌うスタンダードはご機嫌です!!



次回に続きます。




お知らせその1です。

日本未輸入のドイツ・クアドラル社のスピーカー ロジウム400を

限定5セットでテスト輸入します。

詳細はこちらです。






お知らせその2です。

64シリーズ発売記念、乗り換えキャンペーンを行います。



60シリーズ、60taシリーズ、62シリーズ、限定モデル62sシリーズ

欧州向けモデル62esシリーズをご使用中のお客様で

64シリーズに変更をご希望の方は\29800(税別)で交換させていただきます。

この乗り換えキャンペーンは改造ではなく新品の64シリーズへの交換となります。

下記のQ&Aもご参照ください。

お申込は eigyou@musika.jp まで



お知らせその3です。

Raicho3発売記念、乗り換えキャンペーンを行っています。



雷鳥シリーズ(雷鳥、雷鳥2、雷鳥L)をご使用中のお客様で

雷鳥3にグレードアップをご希望の方は4万円で交換させていただきます。

この乗り換えキャンペーンは新品の雷鳥3への交換となります。

お申込は eigyou@musika.jp まで




64シリーズと雷鳥3の乗り換えキャンペーンに関するQ&Aです。

Q1:故障していても乗り換えできますか?

A1:OKです。

Q2:直接購入したものではないのですが対象になりますか?

A1:どこの販売店で購入したものでも、ご友人から購入したものでも対象になります。

Q3:中古品でも対象になりますか?

A3:対象になります。

Q4:雷鳥2phono(フォノアンプ)を雷鳥3int(プリメインアンプ)に乗り換えることはできま

すか?

A5:種類が異なってもOKです。

Q4:雷鳥(プリメインアンプ)を雷鳥3pri(プリアンプ)と雷鳥3power(パワーアンプ)に乗り

換えることはできますか?

A5:雷鳥シリーズを1台お持ちであれば、2台以上との交換も可能です。
例えば、雷鳥2power(ステレオパワーアンプ)を雷鳥3mono(モノラルパワーアンプ2台にする

こともOKです。
コメント
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