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以下、ムジカ公式ブログの本文です。
『パワードスピーカーs1にスーパーツィーターを・・・ vol.19』の続きです。
パワードスピーカーMusica pro. (ムジカ・プロ) s1と
スーパーツィーター・システムMusica pro. (ムジカ・プロ) s2
を組み合わせたシステムの特徴につていです。
パワードスピーカーs1を聴かれたすべての方は
『低域が十分に出ている』ことにびっくりされます。
一般的なスピーカーで、低域を十分に出す方法はいくつかあります。
（１）大口径のウーハーを使用する
口径３８ｃｍのウーハーを使用すれば当然低域はでてきます。
しかしこの方法は、コストが必要以上にかかるのと
振動板が大きくなることで、振動板が重くなってしまうので
音のスピード感が損なわれることで最近ではあまり使われなくなりました。
（２）大型のエンクロージャーや大型のホーンを使用する
置き場所の問題もありますが、
エンクロージャーを簡単に移動することができないシステムでは
音場感の微調整が難しく、奥行の出ないのっぺりとした音になりがちです。
（３）コーン紙の等価質量を上げる
JBLがよくやっていた方法です。
ウーハーはコーン紙を重くするとｆ0が下がります。
JBLのウーハー２２３５Hでは
コーン紙の後ろ側に
小さな鉛の重りを張り付けるという離れ業をしていました。
しかし、質量のあるコーン紙をドライブするには
強力なパワーアンプが必要になり、
パワーアンプのコストがアップします。
どの方法もデメリットが大きく、実用的ではありません。
しかし、ｓ１ではマルチアンプという手法でこれをクリアし・・・次回に続きます。
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