ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

高音とケーブル vol.1

2023-05-25 | スピーカー

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以下、ムジカ公式ブログの本文です。

 

CD時代の高音は20KHz止まりでした。

人間の耳は20KHzまでしか聴こえないからというのが理由でしたが

あまり知られていない理由として技術的な問題を挙げることができます。

CDが発売されたのは1982年ですが、

開発は1979年には終わっていたといわれています。

しかし、ソニーとフィリップスのすり合わせや

CD機、CD盤の製造のための期間のため

発売は1982年になってしまったようです。

つまりCDは1970年代のデジタル技術なのです。

1970年代のマイクロコンピューターの処理速度は

現在の炊飯器に内蔵されているマイコンと比べても格段に遅かったため

20KHzを再生するのがやっとでした。

しかしながら、それまで主流だったレコード盤と比較すると

『取り扱いが簡単』

『ノイズが格段に少ない』

『どれだけ聴いても減らない』

『頭出しが楽でリモコンで操作できる』といったメリットは大きく

世はCDに移行していきました。

しかし、測定上唯一レコードに負けているのが周波数特性でした。

レコード盤の中には50KHzが録音されているものもありますが

CDは20KHz止まりです。

それがデジタルメディアの負い目となり、

その後DAT、DVD、ブルーレイと周波数を広げていき、

とうとうハイレゾの出現で100KHzを超える帯域まで再生できるようになりました。

広帯域化に遅れていたスピーカーやアンプも

100KHzの再生に向かって進化しています・・・が、

家庭での100KHzの再生は問題が多く・・・次回に続きます。

 


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ここまでが、ムジカ公式ブログの本文となります

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