team 8485番地 ・ またの名を(ほぼ)面白山日記

"チーム月山・コブ班" ....と人は言う。

10/06/20月山・一本勝負

2010-06-21 21:07:49 | '09-'10
朝、やかましい雨音で目覚めました。



ありゃ~
とうとうきちゃったか・・・

テントは通勤電車並みの人口密度
足の踏み場もない。
よく誰も蹴られたりパンチされたりすることなく、直立不動で寝てたもんだ。
いや、気付かなかっただけかも(笑)

雨音が少しおとなしくなった頃合を見計らって、
うっかり人サマの顔(だけは)踏まないように注意してテントを抜け出す。

後から昨日の勝者4人もでてきました。
昨日、大雑把に片付けたはずの宴の後が、なんだかキレイさっぱりになっているじゃないですか
なんでだろ??
まさか・・・
あまりの惨状に業を煮やしたキャンプ場の管理人が撤去したか!?
いや、そんなに酷くはなかったはずだ(たぶん)


って、あれ
全部建物の中にきっちりしまってあるし...
昨晩の熊が暗闇の中、後片付けの再後始末してくれたんじゃない?(笑)

・・・なんて若干低めのトーンでばか笑いしつつ
隊長以下、勝者4人はその辺にあったコーヒー飲んでくつろいだり
炊事場にあった山盛りのサクランボ勝手にばくばく食ってタネ飛ばし大会やったり、
(低めのトーンで)盛り上がっていたのでした


それにしても、ホントに誰も起きてこないねぇ??
いったい今何時なんだろう?
我々だけで朝ごはん作っちゃいますか。
って、火を炊いてテキトーにごそごそやってたら
ようやく一人、二人と起きてきました。

通常の自分だったら、他の人には構わず自分だけさっさと滑りに行ってしまうところですが、
今日に限ってはあまりガツガツせず、みんなのペースにはまっていました。
不思議なこともあるもんですな。笑

朝ごはんを済ませて
雨が降ったり止んだり、のスキをついて家財道具一式撤収して、
キャンプ場を出発したのは・・・
10時半?
11時??
(携帯電池切れだから正確な時間がわからない)

滑り組は姥駐車場で下ろしてもらい、
観光組は下界へと去っていきました。

バスのお迎えは1時だか1時半らしい。
(誰もちゃんと聞いてない、っていうのがあまりに素晴らしいww)
それまで自由に滑ってていいですよ。ってことで。

なんだか雷がゴロんゴロんゆっているけど、誰も躊躇することなく

今日もTバー回しでいきますか
・・・と、とりあえずペアリフトに乗る。

と、その途端、、、
どか~ん!!
と降ってきた

あらま
ま、別にいいけど。

でも・・・
前の搬器の隊長・・・

「多少濡れたって、今日はこれで通す!!」
と豪語して
滑り組でただ一人カッパを持たずに出撃した隊長・・・

リフトの上でどうすることもできず
ただ成り行きにまかしてリフト終点まで雨に打たれ続ける隊長・・・

哀れさを通り越して、つい笑ってしまいました

さらに

下り乗車でずんずん人が降りてくる
あら?
レーシングキャンプの人達....中止になったんけ?

あら?
はーしゃん!!
オハヨー

お~
け○君じゃん!!
どーかしたの

あれれ・・・
真っ白じゃん





さらにクリちゃん!
おハよっす
なんで下り乗車してんの~?

ク「なんか雷なってるから」
ク「Tバー止まっちゃった」

え~??
あんだって???


さらに遠ざかりつつ

ク「だから、、」



ク「Tバー止まっちゃった」


・・・と言っていたらしい


とりあえず雨やどりしようとリフト上の小屋に行くと、
Tバー係りのオバチャンが・・・
あれ?ちゅぐさんうどん食ってるし!!

・・・・。
Tバー動いてないことを現実として受け止めました。

さて。
バスのお迎えは1時だか1時半だし。
他にすることはな・・・・くもないか。

ビール。
たまこん。
も一つビール(笑)

視界は一瞬、かろうじてよくなったり、
悪くなったり
更に悪くなったり

いつまでもここにいたってラチがあかないし
そろそろ(推定)いい時間だし。
行っちゃいますか。
行き先は、もちろん大斜面。

ブッシュ島を避けて無事大斜面にトラバースするには、少しハイクせねばね。
ざくざく登って、
じゃあみなさん!トラバー行きますよ!

って、あれ
Tバーいつのまにか動いてるし
せっかくだから1本登ってきますか



みんないいカオしてます(笑)っていうか、ここ、どこだっけ??
真っ白でわからんw


みんなでTバーコブを1本だけ滑り

視界の効かないなか、大斜面へ向けてみんなでかたまってトラバー

すると!!

おぉ~
見えます
ラインが見えます!
みなさん、チャンスです!
いまのうちに、
悔いのないようにいきましょう

って、大斜面のコブを思い思いに滑り

ほぼ壊滅状態の沢を避け

尾根を通って

(雪があれば)ペアリフト乗り場前にでれる最後の急斜面も各自滑走限界点まで4ターン済ませ、

トリをかざるゲンキ君だが

カエルがひっくり返ったごとく
背中でヘッドスライディングしてくる

あらら・・・・

と言ってる間に


ひっくりカエルのまま

笹ブッシュの中へフェイドアウト....


皆の爆笑がサァ~っと青ざめ

「大丈夫かよ!?

と慌てて板を脱いで駆け寄っ....

デタァ~~!!
じゃない、ゲンキ君!
笹ブッシュからのそ~っと這い出してきた。
熊かよ

・・・無傷であることを確認し、
一同、ほっとして再び爆笑。。
いや、ホントはあんまり爆笑するとこじゃないけど、

笹ブッシュへの吸い込まれ方があまりにも見事だったので・・・
つい、
ボーリングの球か!お前は!!
って、ツッコんでしまった
突っ込んだのが岩じゃなくてホントに良かったね。
メットもちゃんと被ってたし。
てゆうか、今シーズンボード始めてこの時期の月山までくる奴って見たことないんですけど


そこから先は




いったん板を脱いで狭き門を慎重に突破し、

再び板を履いて橋まで不整地を滑り

今度こそ本当のゴールです。オツカレサマ~

途中、くろゆりで、
あらま!
はーしゃんチームがくつろいでいました。
こんなところにいたんだ!
・・・って、まさかあれからずっとここに



道路を歩いて姥駐車場へ。
「まだバス着てないね。」

ゲンキ君とjunさんはやおらブーツ脱いじゃって。
ぞうきんで拭き拭き。

っと、、突如

雨がざっぱ~ん!!


うわぁぁ
まじかよ~


ひと雨が通り過ぎ、みんなで
ヤレヤレ。。してるなか、
几帳面?なjunさんは再びブーツを拭き拭き。

てゆうか、その雑巾はどこからでてきたんだろう??
まさか、雑巾ずっと持ったまま滑ってたんでしょうか
もしかして昨日も??

「バスまだ来ないね
「今、何時なのかな?」
なんて言ってたら、、

再びどっしゃ~~降り

酷いよなぁ
まったく

て、見ていたら

junさん、三たびブーツを拭き拭き
え~~
なんで~
どうせまたザザ~ってくるからやめた方がいいんじゃないの!?
無駄だと思うよ


ほらキタ!!


・・・その度に丁寧にブーツを拭くjunさん

その根性と体力を違うことに使った方がいいと思いますけど

何度目かのざざ降りを耐えた後、
ようやくお迎えバスが到着し、
(バスが遅刻だったのか?うちらが早かったのか??)

山を降りて、まずは道の駅にしかわで風呂タイムですけど、、、

・・・この爽やかな天気はなんなんでしょうか?




もしかして・・・

下界は朝からずっとこんな天気?


・・・だったらしい
(観光組談)

別にいいですけど。
予め100%確実な天気予報があったとしても、
オレは天気が良い観光よりも、雷雨の山を選びます。
そいつは間違いない。


それから酒記念館?に寄ってから、
(オレはバスの中でjunさんと語ってたから、正確には寄ってないw)

テンプラとか漬物もとっても美味なお蕎麦屋さん
(名前忘れたけど...コメリの近くだったような
・・・で、昼?夕?食。

これまで月山へは何十回行った??中で、どっちも初めて
だって、リフト止まるまで滑って
そのあと駐車場でウダウダして、、、
ってやってたらどこの蕎麦屋さんも、もう閉まってるし(笑)


で、ここの蕎麦屋さんでとうとう解散(オレだけ)です。


昨日はリフト終了前に下山したし、
今日なんて1本しか滑ってなかったりするけど、
↑これってビックリでしょ?

なんでか、物足りなさって感じないなぁ。
昨日今日に限っては、1本でも多く滑ることにこだわるよりも、
もっとみんなといたかったっす



一緒に遊んでくださった皆様
とっても楽しい2日間でをありがとう。

また来年もふぁいやーしましょう!!







P.S.
蕎麦屋で散々めるあど交換したのはどこへ行っちゃったのか、どなたかご存知ないでしょうか??
"赤外線送信"はした記憶あるんですけど、
"受信"はしたような、しないような、、、
やっぱりしたような気がするんですけど
行方不明...