・・・昨夜・水沢での夜の集い。兼打合せから
車の回送を済ませて、さあ。行動開始しまーす!
まずは1回戦。
月山山頂をめざします。
最初は4人一緒ですが
さやちゃんはゆーのペースでスタスタと
多くの人が通った跡を辿って水平に行ってしまいます。
山頂方面の雲行きが気にかかるところですが...
オレときょんちゃんは、少しでも高度を稼ぎたくて
尾根に向かってユルユルと登り一方。
歩みもユルユル。写真を撮ったりしつつ
後から思えばこちらの方が何かと障害物が多かったような
ここ、、跨いでも大丈夫だろうか
尾根まで登りきったあとも、
藪を漕いだり雪の上に出たりを繰り返しつつ
この辺は、ちょうど雲底。晴れと曇りの境あたりでしょうか。
さらに高度を上げ
ガレ場に差し掛かる頃になると
もう完全にガスでがす。
視界は・・・
時折、気まぐれで開けたりするものの
基本、超高速のガスの中。
そう。姥の段階でもそこそこ風はあったけども
このあたりまで来ると、モロに The・強風
いや、ほんとにシャレになりません。
山頂小屋まで頑張って登ってきて
風の当たらない場所で一休み。
って、風の当たらない場所が、逃げ場がどこにもない
強風によろけながらも、雪に埋もれる月山神社を上から目線で拝んだり
少しでも明るいタイミングで記念写真などを撮りつつ小屋の陰まで戻り
↑セルフで撮るために三脚を持参したのだけど、
風でぶっ倒されて使い物にならない
今日のこの天候では稀少な、他のお客さんが来るのを待ち構え
ここぞとお願いして撮ってもらった
一時避難所・山頂小屋のカゲ
しかし、この頃には中国から黄砂を運んできたらしい??冷たい風はますます凶暴さを増し
昨日の風どころの騒ぎではない。
風速30Mくらいはあっただろう。
写真からその時 その場の雰囲気が伝わるかと思うけど
とても冗談言って笑ってられるような状況ではない。
最初は、
「手が冷たい、痛い」
とか言ってたゆーは、
「感覚がない」
とまで言い出して
いや、オレもめっちゃ手が冷たくて痺れてたけど
ゆー!やばいよ。
そのまま我慢してたら凍傷になっちゃうよ
きょんちゃんとさやちゃんが予備に持ってた手袋を貸してくれて
3枚重ね。さらにホカロン握らせて手を揉んで。
少しでも風の弱い場所を探してみつけた、
太平洋側の穴に4人で収まって 風が少しでも弱まってくれるのを待つ。。。
2次避難所 雪のあな
しかし どうも風が収まる見込みがない。
当初の予定だと
山頂から、あのばかデッカイ雪庇の谷を直撃ルートを滑って降りたかったのだけど
風は暴れる恐怖そのもの、視界は利かない、
この状態ではとても危険なので、今回は断念して
登って来た道を引き返すことにしました。
・・・ここからしばらくの間、写真はなし。
とても写真など撮る余裕がなかったから。
ところどころ、凍った岩場。
猛烈な強風に動きがとれなくて固まる。
立ってるのがやっと。
背中に背負ったボードが煽られる。
ストックを使って4本の足で体を必死で支える
それは決して冗談ではなく
実際、一歩足を踏み出そうと足を上げたら途端、風に押し倒されてひっくり返った
そこがたまたま石の上でなかったのは本当に幸運だった。
4人、それぞれが互いを気遣いながら、慎重に岩場を下り
登って来た時と同様に、
ガレ場を下りきったあたりでようやく視界が開けてきました。
・・・。
よし。
イケる
ここからスタート
ボードを履いて、準備を調えて~
それ!イケー
あの苦境を乗り切った後の、至福の時間..
このあたりから、みるみる青空が広がり..
びゅりほ~
生き返る瞬間
それ行け!
どんどん行け
今、ここにいられる幸せ。
この瞬間を振り返り
そして前へ!
ひゃっほ~~
最後はブナ林を抜けて、リフト下駅へ生還
どこかで引っ掛けてきた笹っぱがBINに絡み付いてた
ちなみにこれは、家まで付いてきましたw
リフト駅でしばし休憩ののち、2回戦
今度は姥ヶ岳裏から石跳沢へ滑り込みます。
まずはペアリフトで上へ。
で!?
観光Tバーは昼で終了したらしい。
さっき、山頂から降りてきたときは
「こっちは暖かいし風もなくて穏やかだね~」
とか悠長なこと言ってたんだけど、
冷静に考えると、
下界も実はTバー休止するくらい強風だったんだね
実際、おちついてみれば、
とてもヤッケは脱げないくらい。十分寒いわw
そういうわけで、ハイクで姥へ登りま~す
でもやっぱり、山頂にいた時と比べれば
あまりにも平和な世界だぁ~
山頂方面も、すっかり天気回復してね。
ちょうど今、我々が通過しようとしている向こう側のあの谷。あそこを滑りたかったんですが
残念 とか 悔しい
とかって、そういうことは言いっこなし。
だって、月山だもの。
by うーた
笑。そういうことも普通にある。
無理して遭難でもしたら、元も子もない。
また来年、チャンスを伺って行ってみればいい。
しかし、きのうの残業ハイクもキツかったけどね。
Tバーの有り難味がわかりますよ。
やっぱり60ターンは長いよ(笑)
Tバー終点に到着。
きのうの台風写真じゃ、たぶん状況があまり伝わらなかったと思って
改めて撮ってみました。
Tバーコブ、こんな感じです。
左が細コブ、60ターン。←間違いない。
右がでかバンク、25ターン。くらいだったと思う
さあ。
ここからもうひとがんばり。
姥山頂~
何かを見つめるきょんちゃん...
カッコイイ
今日はガイド役、、本当にありがとうございました。
そして今日。
なぜか流行ってしまった、、
アイアンクロス
・・・の、ポーズ(笑)
からの、姥ウラへ。
まずは泥んちょ道下って、、
そこからSTART。
・・・と思ったら、すぐに行き止まり。
もう一度 藪漕いで、、
滑って、、と思えばもう一度藪漕いで、、(笑)
さぁ。今度こそ。
ここからが本番。
それ!行け きょんちゃん
Next ゆー Go
藪の切れ目へ
フルカーブで突入
3rd。 さやちゃん Go
姥裏。その先にあるもの。
ここは最高に気持ちの良いバーン。
普段、フリーランにはあまり興味を持たず
コブしか滑らない自分も
ここは本当に気持ちよい斜面だと思う
きょんちゃんがカメラを持って先頭で下り
みんなの滑りを撮ってくれました。
きょんちゃんのカービング跡
ゆー選手
カメラ目前、ここぞ!の見せ場で!
リバースしようとしたらしいんだけど、
ここで きょんちゃん、連写ストップ
何これ??コケそうになったから手を突いちゃった風にしか見えないよ
続く さやちゃんも
さぁ。
きたよ~
きたけど、、
ゆーが被って終了~
さぁ。次、オレいくよ~
オレはカービングでは何も人に見せるようなものないから、、
ここから
凸地形向かって突進!
そりゃ
あれ
1mmも飛んでねぇ
バックフリップ不発(笑)
ゆーに、
「そういうことするから板が折れるんだよ」
って言われた
はい。次。
それいけ!
るーララ~♪
ここでいったん休憩~!
しつつ、これまでのソールの汚れを落としてWAX塗りぬり
この先には、
どんなユルーい難関が待ち構える(かも知れない)
それでは最後のおいしいとこ!
行くよ~
何なんだろう? この太陽の輝き方は…
この先は、ゆるゆると沢沿いの林間コース。
ストック漕ぎ漕ぎ、、
樹に衝突しないように
穴に落ちないように
川に突っ込まないように、、
斜度は確かに緩いとは言っても、注意すべきところはいっぱいある
そんな感じで、
みんな無事にケガもなく。
ネイチャーセンターに到着。
本日の任務、これにて終了!
今日、これて良かった。
とても楽しかったです
これも、仲間がいてくれてこそ、です。
ありがとう。
【おまけ】
ちなみにですが、きょうの被害は。
MYカメラが...
液晶割れた