ミャンマー視覚障害者医療マッサージトレーニングセンターの日々の記録 「未来に向かって」

NPO法人「ジャパンハート」が、ミャンマーの視覚障害者の社会的自立を目指して立ち上げた新たなプロジェクト

2月26日・27日

2014年03月13日 | 日記
2月26、27日と2日間かけて視覚障害者の医療マッサージ全国セミナーを開催しました。

ミャンマー各地から盲学校の生徒・マッサージ店で働いている人がヤンゴンに集まりました。


今回は日本から伊藤先生・鰐部先生をお招き致しまして、一日目は「ストレス社会に対応できる診療とは?」、二日目は「患者さんを理解するための効果的な問診とは?」と「頭痛に対する効果的なマッサージ」
についての講義を頂きました。

「頭痛に対する効果的なマッサージ」については実際の治療のやり方を指導をして頂きました。


講演終了後にはたくさんの質問が寄せられ、時間内では回答しきれないほどでした。
日本では、なかなか質問をしたくてもみんなの前では質問するのは
恥ずかしいという人が多いかもしれませんが参加されたみなさん多くの方が質問をしていました。

実際に現場でマッサージを行っている人の中には、日々疑問を持っている人が多いのだと思います。
専門家の意見を聞きたいが、聞く機会がないのが実情です。

年に何回も開催して欲しいという声も頂きました。

今回、参加された方は新しい知識、技術を身につけられたと思います。
ミャンマー視覚障害者の方にとってとても有意義な二日間になったと思います


杉浦

先生紹介③

2014年03月11日 | 日記
 トレーニングセンターの先生を紹介します。

3回に亘り3名の先生を紹介して行きます。

3回目となる今回は「エイチャン先生」を紹介します。

エイチャン先生はトレーニングセンターの1期生です。


教えている教科・・・解剖学、英語、臨床論、西洋医学

*エイチャン先生に聞きました。

趣味・・・ギターを引くことです。

好きな食べ物・・・チャーハンです。

授業をしていて楽しい時・・・授業が上手く出来た時です。

授業をしていてたいへんな時・・・ありません

将来の夢は・・・もっとパソコンを勉強していきたいです

*生徒から見たエイチャン先生の印象・・・怖いです。声が大きいです。時間に遅れることがあります。冗談が面白いです


  杉浦

先生紹介②

2014年02月28日 | 日記
 トレーニングセンターの先生を紹介します。

3回に亘り3名の先生を紹介して行きます。

2回目となる今回は「ジャーサン先生」を紹介します。(*写真の団扇を持っている女性です)

ジャーサン先生はトレーニングセンターの1期生です。


教えている教科・・生理学・東洋医学・経穴・マッサージ実技

*ジャーサン先生に聞きました。

趣味・・・歌を歌う事です。

好きな食べ物・・・親子丼です。

授業をしていて楽しい時・・・生徒のテストの点数が良かった時です。

授業をしていてたいへんな時・・・ありません

将来の夢は・・・今年の4月から日本の盲学校に留学しますので
        しっかり卒業してその後にミャンマーに戻って
        盲学校の先生をやりたいです。ミャンマーの視覚障害者のリーダーにな       
        りたいです。

*生徒から見たジャーサン先生の印象・・・優しいです。曖昧な事が嫌いです。怒ると声が大きくなります。オシャレです。私より年下ですが頭がすごく良いです。

*ジャーサン先生は今年の4月から日本の盲学校に入学して、マッサージや鍼灸を学びます。
そして3年後にミャンマーに帰って来て、日本で学んだ知識をミャンマーの視覚障害者に指導をしたいという目標を持っています。

  杉浦

先生紹介①

2014年01月31日 | 日記
 トレーニングセンターの先生を紹介します。

3回に亘り3名の先生を紹介して行きます。

1回目となる今回は「ミンライ先生」を紹介します。

ミンライ先生はトレーニングセンターの2期生です。


教えている教科・・手技療法理論・あん摩実技・マッサージ実技・視覚障害者指導法・教育論

*ミンライ先生に聞きました。

趣味・・・ピアノを弾く事です。

好きな食べ物・・・チョコレートです。

授業をしていて楽しい時・・・生徒が上手になった時や生徒がテストで良い点数を取った時です。

授業をしていてたいへんな時・・・ありません


昨年、日本の盲学校を見学した際に感じた日本とミャンマーの盲学校の違いは?
・・・・日本の盲学校はキレイでした。生徒が勉強しやすい環境が揃っていました。盲学校の近くには点字ブロックがありました。
    音声信号があったり道がキレイなため視覚障害者一人でも行動することができていました。

将来の夢は・・・日本の盲学校に留学して、今よりもさらにレベルアップをしたいです。
        ミャンマーの視覚障害者のためにPCの音声ソフトを作りたいです。

*生徒から見たミンライ先生の印象・・・時間に厳しいです。授業中に良く冗談を言います。怒ると怖いです。
                  悩んでいる時など相談にのってくれます。


  杉浦
        


「ゆく年くる年」

2013年12月31日 | 日記

12月になり、ミャンマーも朝と夜はだいぶ肌寒くなってきました。
それでも東南アジア。昼間はかなり暑くなります。
ですので、なかなか師走気分を感じる事はできません。

さて、今日は2013年12月31日です。

トレーニングセンターですが
今年も12月31日まで授業がありました。

12月31日という事は明日からは新しい年の始まりです。

新しい年の迎え方は人それぞれ国・地域で違うと思います。

日本では「ゆく年くる年」を見ながら新しい年を迎える人もいると思います。
または伊勢神社に行かれる方もいられると思います

トレーニングセンターがあるチンミンダイ国立盲学校では
「全校生徒参加の年越しパーティー」があります。
12月31日の夜20時からパーティーが始まり
そのパーティーは1月1日になるまで続きます。

これがチンミンダイ盲学校の
新しい年になるのを皆で祝う全校行事です。

そのパーティーでは150名ぐらいで
歌を歌ったり、ゲームをしたり、ご馳走を食べたりします。
そして最後にカウントダウンをします。

この行事を生徒はすごく楽しみにしています。

さて、さて今年はどんなパーティーになるのでしょうか?
私もすごく楽しみです。

杉浦