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2020年5月20日 罹ってしまった時のために

2020年05月20日 23時13分23秒 | コロナ


いくら頑張って予防に努めていても、絶対にかからないという事はできません。
治療もまだ手探り、病院にはすぐにかかれない現状がある以上、自分で何かしらの対策は必要でしょう。

●歯磨きの励行を。
 口の中に歯垢が一杯溜まってる状態だと、ウィルスで発病して、免疫力や体力が落ちた時、口腔内細菌による細菌性肺炎を併発して、状態がいっそう悪化する危険があります。これは、朝晩程度の歯磨きでかなり予防できます。
 歯磨き粉は使わなくてもいいです。水だけでゆすぎ、歯ブラシは歯と歯茎のマッサージ程度の感覚でOK。
 「塩で磨くといい」という人がいます。確かに意味はありますが、これは殺菌や消毒ではなく、塩の結晶が歯の隙間などの歯垢を押し出す効果があります。

●予防ではありませんが、マスクの励行が必要な人の場合、耳の後ろのマスクの紐をかける部分に炎症を起こしたり、擦りむいたような状態になって、痛い事があります。
 その対策には、オロナインなどより、馬油(ばーゆ)を塗るのが痛みもなく、治りも早いです。
 薬局で普通に売ってます。ちなみにこれは、オロナインなどが開発される前に、同じ用途で使われていたものです。
 擦り傷には、痛みがないので非常に使いやすいです。

●熱が出た時は、解熱剤、風邪薬の売薬を使わない。
 イブプロフェンだとかアセトアミノフェンだとか、サリチル酸系(バファリンA等)とか…いろいろ言われていますが、解熱剤についての評価が、イマイチはっきりしないのと、解熱すると免疫の機能が落ちる事、免疫系の暴走による危険な症状であるサイトカインストームに、解熱はあまり関係ないことなどから、動ける状態なら、家庭では、薬による解熱は避けた方が良さそうです。
 昔ながらの、おでこや首の付け根、両脇の下、股関節前面などを、氷嚢やアイスノン、ひえぴたシート等で冷やすのが無難です。
 また、スポーツドリンクのボトルなどで冷やして、ぬるくなったらそれを飲んでしまうというのも、消化管からの冷却、電解質やビタミン、カロリーの補給などで有効と思われます。
 解熱剤ではないですが、解熱効果がある食品でオススメなのが、長ネギです。
 生で、お味噌でも付けてそのまま食べてもいいし、薄切りにして和物やおかずにしてもいいです。10センチ位は食べた方がいいみたい。

●新コロナでは、なんとも無かった人が、急激に肺炎になり、悪化するケースがしばしばあります。
 熱が出た場合、特に咳をもある場合は、横にならずに何かによっかかるなどして、上体を少し上げた態勢にしてください。
 もしくは、テーブルなどに前のめりに突っ伏して寝るのもいいです。
 これは、特に咳が酷い時に有効ですが、肺の状態を少しでも保つために有効と思われます。



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