未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

東京へ②

2016-10-30 23:59:13 | 旅行
最終日。
7時に起きて九段下へ。靖国神社であります。思ってたより広い、デカい。

一度は手を合わせに来たかった場所。
色々物議を醸す所ですがその物議ですらも先人の功労のお陰。呆けがくる程平和だから下らない議論が出来る。
弟は東京滞在中は500回程足を運んだと言いますが国政に携わる身としてその都度今の政治家の大罪を謝っているのだとか(笑)

チェックアウトしに戻った後はホテル前の豊川稲荷で稲荷寿司を購入。結婚式の日の朝テレビを見ていたら偶々取り上げられていて紹介されていたのです。

愛嬌あるお婆ちゃんのお店です。放送時は入れ歯を忘れていましたがこの日はしっかり装備してました(笑)
そしてこのイナリ、帰りの新幹線で食べましたが今まで食べた中で一番美味い。5パック程買っとくんどった…赤坂へ行った時は是非に。近くの『しろたえ』のチーズケーキも美味し。まさかの日曜定休なので土産には難しいですが。

食べ物の話はさておき。
ホテルを後にしてから父に付いて桜田門駅へ。何があるのか着くまで検討もつきませんでしたが此の辺りが日本の中枢だったのですね。国会議事堂を始め警視庁などの省庁が建ち並んでおりました。東京にしかない風景。カンペ読む会でしかない国会一回開く度に3億程掛かるのを御存知ですか。一体どんな内訳やねんと思いますが無駄遣いの枢軸とも言える此処を見て感慨深いものがありましたわ。

ぶらりと歩いて弟の職場へ。お前も頑張って入省だ。

仰々しい建物盛り沢山で御座いました。
この雰囲気は大阪では味わえません。



日本の何処にでも湧いてくる中韓の人達ですが皇居を見に来るもんなんですね。メディアの情報操作で嫌韓嫌中を煽られますが思ったより向こうも反日ではないのでしょう。にしても何だかなあというのは感じますがね(苦笑)
アジアは協力せねばならんと思いますが文化レベルが合わねば難しいとは思うので実現したとしても上手くはいかんのでしょう。

閑話休題。
そこから浅草へ。でかい。そして人多過ぎ。何でこんな羞恥心がないのだろう(ΩДΩ)
本堂へ。皆花より団子、露店目当てらしい。

朱印以外特にする事もなく帰ることに。くじら屋を見てみたかったのですがこの人混みと新幹線の兼ね合いで断念。土地柄なのか観光客が気分に浸りたいのか昼から呑んでる人の多いこと。羨ましい(笑)

そして東京駅へ。
二泊三日もあっと言う間でした。

最後は時間ギリギリまで新幹線を見る息子。関西では見れないもんね。

関西気質と言ったら良いのか分かりませんが何故か「東京なんて」という感情を持っている人が少なからずいる関西。私も漏れなくその一人で若い頃から学校であれ旅行であれ行きたいと思った事が一度もありませんでした。
しかし行ってみるとイメージは随分変わりました。東京弁に背筋がゾゾッと来る瞬間は数回ありましたが大阪よりは遥かに綺麗でええとこやなと思います(笑)関西では逆立ちしても都市のレベルでは勝てんでしょう。中々気軽には行けませんが、出来ることなら年に一度は行って見聞を広めたい街ですね。地下鉄の安さは素晴らしい。

TVの食レポなんかでもいつも東京の店ばかりで何処やねん知るかい、となっていたのが何となく分かるようになったのも収穫です。まあ食べられない事に変わりはないのですが…




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東京へ①

2016-10-30 20:03:38 | 旅行
休みを頂いて従兄弟の結婚式の為東京へ行ってきました。初めて乗る新幹線に興奮気味。

翌日朝、青山の銀杏並木を通って式場へ。テレビでよく見るカフェテラスがありました。

明治神宮外苑。立派な建物です。挙式数もこの日だけで15件程(苦笑)

私と違って背が高く真面目一徹なエリート従兄弟。奥さんも英語堪能な御茶ノ水出のお嬢様。こんな引く手数多ありそうな二人の出会いが街コンてのが笑えますが(笑)最後の挨拶は堅物らしさ全開でしたが彼自身の言葉だったので琴線に触れるものがありました。お幸せに!

しかし来月末はこの弟も挙式(笑)なんでやねんヽ(´o`;式場は別ですが審査会なので欠席ですm(__)m

さて、式の後は折角なので観光。
とは言っても私は皇居と靖国神社と序でに浅草寺さえ見られれば満足なのでそれ以外は割と東京慣れしている父に任せることに。

表参道へ。ブランドショップが建ち並ぶイメージしかありませんでしたがイメージ通りでした。表参道ヒルズは面白い造りでした。関西だとバカでかいモール内に売れない店が幾つもありますが、表参道ヒルズの造りだと全店に目を通しやすく無駄がありません。

そのまま原宿方面へ。人の数が酷い…なんやここ万年ルミナリエ状態か(-。-;

そこから息子が予てより希望していた蛇カフェが近いと分かり向かうことに。原宿駅から10分程。正直イヤだ…

大きな蛇から産まれて間も無い蛇まで数十匹。妹が興味を示し始めました(苦笑)

蛇を眺めながら飲食(オェ)ここの客は漏れなく変態で御座います。先客女性も変子オーラが溢れ出てましたわ(;;;;;°∇°)

その後六本木へ。
トーキョーブックマークのオマケで付いていた展望台無料チケットを使いに来たようです。正規で入ると1800円。絶対行かねえ…東京タワーをバックに記念写真サービス。1枚1300円(@_@ .:;)ナンダト
東京は怖ろしかとこです。

特撮の何かをしていました。懐かしい怪獣がいたり特撮体験出来たり。

何でも高いですねえ。
式前日に従兄弟達と顔合わせで入ったカフェでコーヒーが1200円。ココア1300円。一番安い炭酸が800円。というのにカルチャーショックを受けましたが六本木でご飯食べて帰ろうと入った店でもやはりビール一杯1500円前後。

オーダーした物がいつまでも来ないのでキャンセルして出ましたがドリンク5人分だけで7000円程ですわ(ΩДΩ)
値段に敏感な関西のドケチみたいになりますが度肝抜かれましたホント。バンバンオーダーしてる人も沢山居ましたが彼らはどんな暮らししてるんだろう。

観光に来ると光の部分にしか目がいきませんが影もその分大きいのだろうなと思いました。その影は東京だけに留まらず日本全土へ。
というのは止しときましょう(笑)



つづく




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逆立歩行のススメ

2016-10-20 21:52:06 | 稽古
自論ですが逆立ち歩行の出来る出来ないでパフォーマンスは大きく変わると考えています。

学生が多い時はたまに準備運動等で取り入れますが今まで満足に出来た人は居ません。昔でも出来ない人は出来る兆しも無く出来ませんでしたが今の子はその割合が高い。道場の畳六間ぐらいの距離は行って欲しいなあ…

何でそんなに出来ないのか不思議でしたが最近一つ分かりました。腰の位置が悪いとか以前に倒立状態になった時、体の余裕がないのです。端から端まで硬直してアソビがないというか。

肩が固まると致命的。股関節を固めては満足に歩けないのと同じです。所々に緩い部分が在るから通常歩行を始めとした運動が成り立つ訳です。

突き蹴りも同じく緩い部分が締まる反動をインパクトとして利用するのです。その感覚を集約したのが所謂寸勁。勘が良ければ空手なんてしなくてもアレは出来ます。
というわけで逆立ち歩行習得による突き蹴りの質向上は必ずあると確信しています。

柳のようなしなやかさとゴムのような硬さ、粘り。その感覚を得る為に逆立ちに限らず自重トレーニングは自主的に取り入れておきたいところですね。

私はいつかプランシェをやりたい!




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構えのこと

2016-10-12 23:55:32 | 稽古
今週は構えについての稽古です。
先週はそのプレ的な稽古(順突き)をし、その中で「昔の日本人の歩き方は?」と問いました。皆頭の上に「?」が浮かんでいる顔をしてましたが(笑)

なんば歩き、とか常歩(なみあし)と言われますが順体歩行という歩き方です。捩じらないと言えば分かり易いでしょうか。着物が乱れにくい歩き方。
洋服が定着した今は逆体歩行。だから足と揃えて突くのが「順突き」後ろの足側の手で突くのが「逆突き」というわけです。かの糸洲安恒が失われゆく順体歩行を危惧して形を草案したという話を何処かで聞いたような気がします。

閑話休題。
一般的には失われた常歩で、子供たちも知らない歩き方(むかし行進練習なんかで手足の揃う子はよく注意されてましたね)ですが問い方を「侍とか忍者はどう走ってる?」と訊くと皆再現出来ました。これぞアイデンティティ(笑)
そう、右肩を出したまま柄に手を掛け摺足で「出合え出合え」とやってるアレです。昔の郵便屋さんは?と訊いても再現出来てましたな(笑)

つまりそれを構えというのだということ。
無駄な動きを廃し、組手であれば前の肩をぶれさせずに動きます。
この動きを無視した単なる殴り合いを空手だとは個人的に認めたくはないのです。ずっと体だけキタエテロと思わずに居れんので。

お顔はイヤよと腹をどつき合い、耐え合う。それだと構えは必要有りません。殴られる前提ですから。怪我をし、また怪我をさせる下法。
直接打撃制とは言え大山総裁はこんな展開を望んだのかなとたまに考えます。海外に広めるのを後三十、否、二十年遅らせていればもっと変わった形になっていたような気もしますが。

閑話休題(其の弐)。
一瞬の動きに懸ける『動の為の静』。少年部、一般部共に色々な動きをしてみましたがこれが組手の運び方を考える種に成ればなと思います。





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奉納演武

2016-10-09 23:37:02 | 支部イベント
毎年御声掛け頂いていたものの県大会日程と重なる年が続いた為、四年ぶりの参加となりました皇大神社での演舞会。

今回は基本稽古六種・形三種(初級 太極、中級 撃砕第一、上級 汪楫)・板割りに絞りました。これだけに特化した稽古は通常稽古の中では取れないので練習時間に不安はありましたが皆本番ではバッチリ決めてくれました(・∀・)
ギャラリーの方々から「カッコエエな!」「スゴイ!」と云う声が聞こえてくる度心の中でガッツポーズ(*-`ω´-)9

参加しなかった道場生も来年は出たいと言っていましたし、こういった小さな成功体験が将来を生きる上での大きな自信に繋がるような場であれたらと思います。

それもこれも活動に御理解頂き毎年お声を掛けてくださっている皇大神社・常光寺幼稚園の皆様のお陰です。ありがとうございました。

子供達の為にこういった機会がもっと両支部で持てればいいですね(*´ω`*)何かに向って空手をしているんだという目標があれば皆もっと伸びるはずなので。






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