私が冬休みに入るのを待ち焦がれていた息子を連れて両親の住む香川へ向かうフェリーの中であります。1日2日は自宅でgreat journey of karateでも観ながらボケっと過ごしたかったのですが、世間はまだ仕事納めの所が少ないらしく混み合っていないので久々にストレスのない船旅が出来ておりコレはコレで良かったのかな。
とはいえ5時間は辛いので書店に寄って気になっていた本を手に入れて読んでます。

親としては勿論、指導に役立つかなと。
先週、嬉しい事があったのです。
小さい頃から通っていてその頃どちらかといえば問題児寄りだった子が居るのですが早いもので6年生になりました。その子が稽古終わりにフリーダムな白帯の子に「話聞く時は云々」と優しく声を掛けていました。昇段レポートが未提出だったのでその催促をする序でにそこを褒めたのですが知らない内に随分成長したものだなと。そして私が見逃している個々の進化はかなりあるのだろうとも思わされました。
この著書の序盤に『特に親や指導者は、子どもの一挙一動に好奇心を持つことです。少しでも何か変化はないでしょうか。その一挙一動に、子どもなりのどんな工夫や思いやり、善意がひそんでいるでしょうか。それらに気付けたら、それを口に出して伝えることです。』
空手道場ですから技術に目が行きがちですが、やる気を引き出す一手としてそれ以外を拾っていくのも必要なんですね。特に初級は出来てない部分が目立つだけに返事が出来たら即褒めるとか。そう考えるとかなり未熟です。
息子は宿題の算盤。

心配は尽きませんが子供はなんやかんやで色々学んで進んでいるんですね。寧ろ考えが止まっているのは大人か…
媚びる形にならない程度に褒めて叱る。空手だけ出来とってもあかんぞお前、と自戒しながら読み進めております。どう自分の言葉として伝えていくか。言葉がどストレートな自覚はあるのでその辺りも勉強です。
では皆様よいお年をm(__)m
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