未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

久々の薪割り

2016-12-31 20:21:15 | 筋トレ
前回帰省時は小旅行等でしなかった薪割り。今回はガッツリ割りました╭( ・ㅂ・)و ̑̑

久々にしましたが何だか妙を得た感じでパッカンパッカン割れていきます。父が木をくれる人から冬は割れにくくなると聞いたそうですが寧ろ割りやすい。

斧へ体重が上手いこと乗っかります。一撃で割れたら気持ち良いですよ˛˛ꉂ ೭(˵¯̴͒ꇴ¯̴͒˵)౨”越冬ゴキブリが計10匹ほど割れた木から出てきたのには背筋が凍りましたが…。

朝から開始し、昼に休憩を挟んで夕刻前には全て割り尽くしました。体に張り等の疲れもありません。
何でも生活に取り入れる、或いは生活から取り入れるにはパワー<コツだなと改めて実感しました。それもやはり上限はあるのですが。

物を物として扱うには…当然最低限のパワーも必要です(笑)

しかし意外と重いので割りすぎると積み上げるのが大変です。これでこの冬両親は暖かく過ごせるでしょう。

中々出来るもんではないので父には感謝です。将来仮に此処で道場をするなら道場生に力の乗りの稽古と称して割ってもらうのもありですね(笑)






.

忘年会

2016-12-24 23:14:13 | 支部イベント
昨日は毎年恒例、天皇誕生日の忘年会。祝日でもスポーツクラブの指導はあるので1時間ちょっと遅れて参加。

胃腸風邪明けですが再度壊す積もりで飲み食いを楽しみました( •̀∀•́ )✧私は辛いものが好きなので一味をがんがん鍋に使っていると、同じ席の中学生も使い始めたのですが優成(中1)は辛いものが全くダメと発覚するや先輩中学生の可愛がり開始(笑)

始めは出汁に一味を投入してたものが最後は椎茸の傘裏に一味を敷き詰める拷問ショーに。なんやかんや本人も楽しんでいました(笑)いつか激辛商店街に連れてってやろう(*`艸´)

中学生達は学校は別でも良い関係を続けているので今後もお互いを高めていってもらえたらと思います。

その後二次会は支部長と2人で塚本にある先輩の焼き鳥屋へ。炭野先輩は角田師範が神戸支部長時代の直弟子で、松井支部長の先輩です。縁あって知り合う機会があり良くして頂いております。
店に入るやそこに居たのは91年空手ワールドカップ第4位の大先輩、武沢氏。今年の県大会にも来て下さっておりました。

他にも空手関係者がカウンターに座ってらして濃い〜空間に…先輩達とディープな話を終電まで交わし、武沢先輩は終電2分前にヘルニアの完治していないお体でダッシュして行かれました(笑)楽しい時間は一瞬で過ぎますが厳しさを抱えての愉しさとも思います。また稽古に励んでまいりましょう。

しかし。
本日の稽古には両支部とも二次会参加者は誰も来ませんでした(笑)




.

少年部審査会

2016-12-12 15:14:30 | 審査会
日曜日は冬恒例、極寒道場での審査会でした。わたくしあの後風邪を引いてしまいました(苦笑)

練習の成果は出たでしょうか。
やはり前回の神戸審査会同様、怠惰の部分を見抜かれた子も多々居たように思います。本当のところは受かる子は受けるまでもなく受かっております。逆もまた然り。

中々空手の事ばかりを考えて生活するのは難しいですしその必要もありませんが、練習への姿勢は生活から養われるもの。今回もまた保留者が沢山出ましたが、我々の前だけ取り繕って稽古をしても上手くいきません。するべき事をする。言うのは簡単ですが「当たり前」が一番難しいと思う今日この頃。

昔、師匠が「時間を作ってする修行は修行に非ず」と言いましたがこの歳になってその意味を親として修行者、教える身として噛み締めております。
怠惰はいずれ自分に牙を剥き爪を立てる素となるので結果を受け止めて学業や生活から空手を見直してみましょう。

気付いた子は変わります。
それはお手伝いに来ていた良偉初段が体現しているので彼が卒業する前に色々訊いてみましょう(笑)




.

What your name?

2016-12-05 19:51:39 | 日記
Jr.フェスでした。第9回。参加人数も半分コートも半分と随分こじんまりした大会になってしまいました。

子供の大会で少し楽しみにしている事があります。それはぶっ飛んだ名前(所謂DQNネーム)探し。
今年もアナウンス泣かせ(否、笑わせ?)な名前が盛り沢山。え、なに此処ホストクラブ?キャバクラ?と錯覚するようなトーナメント表。最近では振り仮名が付くようになりました(笑)

もう同姓対決以外は苗字だけで呼べば良いと思いますよ。間違いそう以前に笑いそうになるので。お昼をアナウンスの方と同ご一緒しましたが大変困惑しておいででした。
例えば「未来」という名前も少し前は思い切った名前だと思ったけれど今は普通だと思えるように段々麻痺してきたと。確かに未来は違和感なくなってきました。その名前のニートが居ないことを切に願う次第です。

一見普通に見えて読み方が日本の其れでは無い場合も多々ありますから学校の先生などは本当に大変だと思います。「親絶対ややこしそう…」と先ず思うでしょうから。
京都に間人と書いて「たいざ」と読む訳の分からん蟹の美味い所がありますが間人シンドロームみたいなのがズラリと並ぶのです。

意味を込めたか込めなかったか知りませんし正直他人にはどうでも良い情報なのですがその逝き過ぎた思いと教養、笑われてますよ…
他所様の家庭の名付け事情ですから私がどうこう言う筋合いもないのでしょうが兄弟や従兄弟がこんなトランス状態になってしまったら(皆堅いので先ずならんでしょうが)、一言「お前この歳でこの名前で呼ばれる覚悟あるか?」と釘は刺しておくでしょう。

トランスが解けて後悔しない為にも字(あざな)欄みたいなものを設けてあげるのも一手ですね。それ程現代の知性が乱れております。

合掌




.


.

不合格を告げる

2016-12-02 19:10:35 | 稽古
六甲道教室での合格発表。今回は一級挑戦が一名、初段挑戦が二名。しかし昇段の二名は不合格。十年振りの男子黒帯誕生は成りませんでした。何年も見てきた子にそれを告げ目を潤ませている姿を見るのは辛い。

全ては認識の甘さと準備不足。
「なんとかならない」を知った二人が今後何を思っていくかがこの不合格の意義でしょう。

前回も触れましたが、昔の審査日程は実にいい加減なものでした。審査内容も先生の気分次第で、何をするかはその時まで分かりません。だからこそ認められたいと稽古に熱が入ったのだと思います。
今はしっかり日程が組まれて内容も固定。実に親切、そして慣れてしまえば容易いと感じてしまいがち。悪く言えば惰性。これが甘えを引き出してしまっているのでしょう。単に所謂伝統空手とフルコン空手の違いかもしれませんが。

武として考えるといつも武器を研ぎ技を磨いでいる事が準備そのもの。「明日攻め入るから宜しくね❤️」なんて無いでしょう。兵法としてはあるのかな…
ま、基本的にないとして其処がスポーツと一線を画す部分の筈ですが今やその境界線は無いに等しく。

自分の存在否定になりますが職業空手なんてあってはいけないのでしょうね。儲けが優先になるから甘くならざるを得ない場面がポロポロ出てきます。
趣味や生き甲斐?として教えていると誰に媚びる事もない方針で固められるのでそちらが是なのだと思います。私の少年空手の先生もそうでした。色々と遠慮が無い(苦笑)武道に限らずですが道は売り物にしてはならないのですよ。

時代もありますし、それに準ずるように拝金主義的になった武道界の精神的衰退もありますし、「なんとかなる」と彼らを取り巻く全てがそう思わせているのだとしたら我々の罪は相当大きいですね。

私は毎回審査内容を告げずに行えば良いと思うのです。じゃあそれを毎回組めと言われるなら組みますとも。
否が応でも頑張らねばならない状況、即ち緊張感がいつも生まれれば空手らしく武道らしく回帰していくはずなのです。今の時代を見る幼年から学んだ者としてそう思います。





.