未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

気分次第

2016-02-27 22:58:13 | 稽古
昨晩高校生に色々な鍛え方を身を持って指南した影響か、今日は何だか朝から体が重くダラダラゴロゴロ自堕落な過ごし方をしておりました(¯―¯٥)

道場を開ける時間が近づいてきても全然切り替えられずに自分で「どうすんのコレ…」などと思う有様でしたが、不思議なもので道着を着て少し動くと、否、道場の空気を吸うと体が起きました。

脚も普段通りかそれ以上に上がります。何もしないで過ごすのは毒だなと改めて痛感致しました。体にとっても精神衛生面でも。

仕事じゃなければ完全に稽古サボったれコースな状態ですが、やはりイチロー選手の言う通り『行けば何とかなる』のですね。道場はいつも通り活気ある土曜日でした\\\└('ω')┘////
未だ未だ寒い時期は続きますが来てしまいさえすれば収穫はあるものです。この時期足が遠のきがちな方も諦めるぐらいの積りで来てみてください(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑




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トランポリン

2016-02-26 22:21:54 | 日記
話を聞く態度が整うまでは習い事などもっての外、という我が家の教育方針も苦節七年、漸く終焉を迎えようとしています(笑)

私が運動で習わせたいのはレスリング、柔術、琉球空手、そしてトランポリン。
しかしどれも無かったり遠かったり。一番近いトランポリン教室(でもバス利用)は以前定員オーバーだったので半分諦めて確認してみると今は大丈夫とのことで早速体験参加へ。

私は付いて行けませんでしたが息子曰く楽しかったので習いたいとのこと。他にも体操教室等の見学や体験を次の金曜日までにしてみて選ばせたいと思います。

トランポリンとレスリングは神経系にガッツリ効くそうです。メインの習い事と併せて通うと効果覿面かもしれませんね。
うちの子は体育が嫌にならない程度の適応力がつけばなという極めて低い目的ですが(苦笑)、本人が楽しいのであれば言う事はありません。口は出さずに黙って投資であります。



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組体操

2016-02-25 10:17:27 | 雑感
小学校で組体操を廃止する流れになりつつある、と昨日ニュースで話題にされておりました。曰く、専門コーチが少ない・マニュアルが行き渡らない等。

私はこの結論付けに違和感を拭えません。基礎的な運動能力が欠如している子供の割合が増えただけだろうと子供を教えていて感じる訳です。否、これは確信です。

高学年で前転後転すら碌に出来ない子も特に珍しくないのです。空手を教え始めて干支も一回り。もう見慣れてしまいました(苦笑)
学校は《授業をした事実》さえ作れば出来ない事を放置して全員次の段階へ進む教育。泣きながら居残りでマット運動をしている子は何処にも居ません。『平等』の履き違え。

前々から言及しているように姿勢の悪い子も殆どです。腰椎の丸まっている子が殆どだと云う話はいつか挙げた通りです。
子供は減っているが事故は毎年起きる、というのはこれらの因子が重なった結果。それを又馬鹿みたいに「廃止すれば良い」と如何にも近代日本的な発想。非行少年がナイフで事件を起こすならナイフを売るな!の発想です。思考の放棄。

そしてまた自分で物を考えられない子供、出来ない事を肯定される子供が量産されます。おめでとう義務教育。
いつか支部長が某小学校の体育の授業を見た時に驚愕したと言っておりました。その話を聞いて教師も生徒も此処まで来たかと感慨深いものがあります。ジワジワ蝕まれ続けて今に至る。そりゃ事故も起こるでしょうよ。大人が思考を放棄してるのに子供が考えられる筈がありませんからね。

だから何かにつけて無理無理と煩い子も居ます。「お前はそれで『じゃあええよ』で済む教育を受けてるんか知らんけど此処では許さんからな」と当に昨日言ったところです(苦笑)
四の五の言わずにやれ、というのが学ぶ側の鉄則。が、学ぶ側は一も知ろうとせずに四の五の宣い、教える側は一も教えられず零、即ち無かった事にしようとします。

嗚呼、日本が音を立てて崩れてゆく…
出来なくて良いからチャレンジ精神を育む在り方を教育機関に限らず方々で実践して欲しいなと思う水曜日でした。



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バランスボールのすゝめ

2016-02-23 00:21:19 | 日記
最近バランスボールの練習に励む我が子。今まで乗って転がるだけのオモチャだったのに突然どうしたのか(笑)

2~3才の頃に買った30cmのが随分小さく感じられるようになったので55cmにサイズアップ。
正座してTV番組を普通に見られれば合格!ちょっとずつ秒数を上げてきているので次の段階う◯こ座りへ。これで暫く耐えられれば立つのは簡単。

バランスボールは『鍛える』より『整える』と捉える方がしっくりきます。勿論鍛えられてもいますが。
残念ながら息子は運動神経に今のところ恵まれているとは言えませんし運動に対して積極的でもありません。

しかしいつ価値観が変わり「◯◯したい!」となるやもしれないので、その時にある程度何にでも対応出来る身体作りとして日々触れさせておくのは良いでしょう。危険察知や回避能力、恐怖心への耐性もある程度付きます。

近年書店に体幹トレーニングの書籍が数多く並んでいますが、バランスボールに立ってスクワットが10~20回程出来ればあれらの書籍内容の全てを凌駕出来るでしょう。
そして体幹がそのレベルになると身体が自然と体幹トレーニングを発見します。

私はバランスボールで3秒でもいいから逆立ちをしてみたいです(笑)倅が頑張っているので親父もちょっと頑張ります。
もしそれが出来ればトレーナーの資格取得を本格的に考えても良いかもしれません。

バランスボールは本当にお勧めです。椅子として採用している企業もあるそうです(笑)
お勧めなのですが場所を取るのが最大の欠点。55cmなら何とか邪険にされず置いとけるかな…(苦笑)




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構えは備え

2016-02-17 22:27:57 | 稽古
試合迄ひと月と迫る今週は組手で顔にタッチを入れた練習。

顔を晒す癖のある子は幾度となく触られてしまいます。此れが打撃ならば集中治療室直行間違いなし(*꒦ິ⌓꒦ີ)

私が実戦空手道場から正道へ移り、黄帯を取得し漸く組手稽古が可能になった初めての組手稽古時にやってしまった事があります。
私は小柄で更に当時は55kg程でしたので相手が舐めて掛かったのでしょうが、顔をガラ空きにさせ近寄って来るので「アホなのか?」と思い顔にストレートを見舞った事がありました(苦笑)

殴った後にルール違反だと知り謝り倒しましたが(K-1全盛期故にてっきり顔面有りだと思って入門しておりました)、そんな死に向かうような突っ込み方もないでしょう。彼は一体何を学びに来てたんだろうと当時を振り返って思います。

組手は空手に非ず。況してや空手の中の最高位なモノと捉える人も居ますがそんな筈もありません。飽くまでルールに縛られた競技です。組手ルールが何処でも適用される訳もありませんから『人は第一に顔を殴る』という意識が必要なのです。
大人子供拘らず余りに「顔は殴られないで当然」と前に出る競技者が多いのは気になります。

構えは備え。
いつ何時何処を狙われてもおかしく無いという心の備えがあれば過剰に顔面ガードをする必要も無くなります。ノーガードも結構でしょう。それを意識付ける為に形としての構えがあります。

意識付けが出来ない人は幾ら形だけ顔を守ったとて幾らでも殴られ蹴られることでしょう。いつまでも。
備えあれば憂い無しであります。



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