南京玉すだれ

火星人の独り言

歌舞伎十八番『鳴神』

2010-07-04 | Weblog
国立劇場、第77回歌舞伎鑑賞教室で~す。本来私はお隣にある国立演芸場のほうが趣味なのですが。。。歌舞伎は大衆芸能として江戸時代の初め生まれました。約四百年以上も前から現代に続いています。観賞前に舞台装置、衣装、化粧などの極彩色のえのような華麗さ。三味線や太鼓を基調とする音響効果。等々の解説が沢村宗之助さんよりありました。

あらすじ
平安時代、時の朝廷に恨みを持った鳴神上人は、雨の神である龍神を、滝壷へ閉じ込めて籠もります。このため日照が続き、朝廷は美人の絶間姫(たえまひめ)を鳴神のもとへ。。。修行を積んだ鳴神上人ですが、姫のあまりの美しさにだんだんと心を許し、俗世間の男のように夫婦になろうと迫ります。言葉巧みに、酒をすすめられ、酔いつぶれてしまいます。こうして姫の誘惑に負け、世の中に雨を降らせる方法を漏らしてしまいます。。。詳しくはネット検索を。

歌舞伎十八番とは
「鳴神」「不破」「暫」「不動」「嫐(うわなり)」「象引」「勧進帳」「助六」「外郎売」
「押戻」「矢の根」「影清」「関羽」「七つ面」「毛抜」「解脱」「蛇柳」「鎌髭」

事前にあらすじを聞いていましたので、私にも理解出来ました。何事も事前に勉強が大事です。
時には歌舞伎鑑賞に出かけられるような、余裕ある生活がしたいです。残る時間はそんなに多くありませんので。。。