災害が起これば、すべての人に危険が及びます。もちろん、子供たちも例外ではなく、すべての子供を大人が守れる保証はありません。子供たちひとりひとりが、災害時の安全に対する意識をしっかり持つことは、非常に重要なことだと考えます。そこで、先の議会において、下記のとおり質疑・提案を行いました。以下はその要旨。
――昨今、子供たちがみずからまちを歩き、避難経路の地図をつくるという取り組みを行っている自治体、町会などが増えている。これは、地図をつくることによって、子供たち自身が避難経路を把握することはもちろん、どういった場所が危険であるかを考え、認識するという効果があり、また大人では気づかない子供の視点からの危険箇所の発見という成果も期待できる。。柏市でも同様の取り組みを行うことで、災害時に大きなけがや事故につながる可能性を減らすことができるのではないかと考えるが、見解は。
総務部長「災害は、いつどこで起こるか分からず、子供たちの身の安全を確保するためには、子供たち自身で防災マップを作成し、おのおのに避難行動をイメージすることは、大変有意義な取り組みであると考えている。柏市では、平成26年6月に富勢地域の小学校と防災安全課が連携し、小学6年生を対象に、災害時において、通学路や学区内に危険な場所はないか、また安全な場所はどこかといった災害発生を想像しながら、ゲーム感覚でマップづくりをする訓練を実施した。この訓練は、単にマップを作成するだけではなく、その過程において、災害時における地域の安全な場所、また役立つ施設や店舗、あるいは災害時に危険な場所などを把握できることから、子供に限らず幅広い年齢層において身の安全を確保するための知識の習得、意識づけにつながるものと考えている。今後は、こういった事例を参考に、子供を対象とした学校やPTAにおける防災教室を初め、地域における防災訓練に極的に取り入れてもらえるよう、働きかけていく」
平成25年、所属会派の柏清風で視察をした香川県丸亀市川西地区の自主防災会でも同様の取り組みを行い、子供たちの災害に対する意識向上につながっているとのお話でございました。柏市でも広い範囲でこうした取り組みを行い、子供たちの安全が高まるように努めてまいります。
■関連リンク
・民間の力を生かせる災害協定の締結を=議会報告
・防災協定の充実と市民の意識向上を=議会報告
――昨今、子供たちがみずからまちを歩き、避難経路の地図をつくるという取り組みを行っている自治体、町会などが増えている。これは、地図をつくることによって、子供たち自身が避難経路を把握することはもちろん、どういった場所が危険であるかを考え、認識するという効果があり、また大人では気づかない子供の視点からの危険箇所の発見という成果も期待できる。。柏市でも同様の取り組みを行うことで、災害時に大きなけがや事故につながる可能性を減らすことができるのではないかと考えるが、見解は。
総務部長「災害は、いつどこで起こるか分からず、子供たちの身の安全を確保するためには、子供たち自身で防災マップを作成し、おのおのに避難行動をイメージすることは、大変有意義な取り組みであると考えている。柏市では、平成26年6月に富勢地域の小学校と防災安全課が連携し、小学6年生を対象に、災害時において、通学路や学区内に危険な場所はないか、また安全な場所はどこかといった災害発生を想像しながら、ゲーム感覚でマップづくりをする訓練を実施した。この訓練は、単にマップを作成するだけではなく、その過程において、災害時における地域の安全な場所、また役立つ施設や店舗、あるいは災害時に危険な場所などを把握できることから、子供に限らず幅広い年齢層において身の安全を確保するための知識の習得、意識づけにつながるものと考えている。今後は、こういった事例を参考に、子供を対象とした学校やPTAにおける防災教室を初め、地域における防災訓練に極的に取り入れてもらえるよう、働きかけていく」
平成25年、所属会派の柏清風で視察をした香川県丸亀市川西地区の自主防災会でも同様の取り組みを行い、子供たちの災害に対する意識向上につながっているとのお話でございました。柏市でも広い範囲でこうした取り組みを行い、子供たちの安全が高まるように努めてまいります。
■関連リンク
・民間の力を生かせる災害協定の締結を=議会報告
・防災協定の充実と市民の意識向上を=議会報告