自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

子育て世帯の市営住宅入居促進を=議会報告

2014年10月14日 12時54分22秒 | 子育て・教育政策
 子育て世帯にとって住居費は負担が大きく、市営住宅への入居を希望する方も多いのではないでしょうか。しかし、市営住宅にも入居者数に限りがあります。効率的な運営をしていかないと、子育て政策という視点では、なかなか市営住宅を活用できません。子供の独立などで家族構成が変わった場合は、住み替えの協力を求めていくことも必要なのではないかと考えます。そこで、9月議会にて下記のような提案を行いました。以下はその要旨。

――子育て政策という観点で、市営住宅の活用についてお尋ねする。子育て世代にとって、住居に関わる費用は負担が大きく、市営住宅への入居を希望する場合も多い。家族で暮らせるような広い間取りの居室を効率的に運営するためには、子供の独立などで家族構成が変わった場合は、住み替えの協力を求めていくことも必要なのではないか。

都市部理事「昨年11月の(市営住宅の)入居募集では、165名の申込者のうち、27名が子育て世代であった。現在、市営住宅は単身世帯と2人以上の世帯で入居できる間取りを分けている。議員ご提案の通り、限りある市営住宅を子育て世代に活用してもらうためには、家族構成の変化による住み替えを検討してく必要があると認識している。住み慣れた部屋からの引っ越し、リフォーム等に伴う費用のご負担など、住み替えしていただく方に対しての課題はあるが、子育て世代の方々を支援するとともに、市営住宅を有効に活用できるよう、先進市の情報取集に努め、調査研究を行っていきたい」

――リフォーム費用という話が出たが、住み替えを実施するとしたら、出ていく側の方に負担をお願いするということか。

都市部理事「現在の、通常の運用と同じ型だと、そのようになる。今後、(どのような方法があるか)課題として捉えている。先進的な事例をいくつかつかんでいるので、数少ない市営住宅を有効活用できるように施策を図っていきたい」

――こちらから住み替えをお願いする場合においては、市で(リフォーム費用を)負うことができるような制度づくりをご検討いただきたい。


 昨今、市営住宅の有効活用しようという取り組みは、全国で広がっています。柏市も流れに乗り遅れることなく、積極的に取り組んでほしいと思います。特に、柏市は子供の数が増えていることが大きな特徴です。その点をフォローできるような制度、施策づくりに努力して参ります。

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