夫婦の会話

2025-02-23 07:08:07 | 日記

不思議な話ですが、今年になって夫婦の会話が増えて来ました。

と言っても夫は今、施設入居中ですから週1の面会の30分位ですから1日にしたら4,5分になるのですが、そんな気がするのです。

自宅に居る時は、朝起きた時に「おはようございます」、食事前に「ご飯、出来たよ」、私が出かける時に「〇〇へ行って来ます」、寝る前に「おやすみなさい」だけの日々も多かったのです。

勿論、認知症も進んでいたのでしょうが、夫から発する言葉は殆どなくて、昼間はソファーに寝転んでテレビは点けているものの寝たり起きたりでした。

何か食べたいものはないの? 行きたい所は?と聞いても首を振るばかり。このまま寿命が尽きるのかと思っていました。その内に飲み物しかノドを通らなくなって、結局救急車で入院→リハビリ病院の繰り返し。その間もタバコは辞められずで、自宅介護は無理と頼み込んで老健に入れて頂きました。

老健はリハビリはなし、終活最後の場所です。入所当時も殆ど言葉は発せず、私が誰だか分かっていたのかどうかも怪しい状態でした。

コロナが開けて、面会が自由になってから顔付きが変わってきました。言葉も単語ではなく会話らしくなりました。

理由はわかりませんが、認知症対応に慣れていらっしゃる職員さんのおかげでしょう。食事も減塩・軟食で家でとでは段違いです。でも体重は激減しましたが。

一番良かったのは禁煙出来たことでしょう。以前は頭と首の血管の一部が通っていなかった個所が改善されて言葉は出てきたのではと(素人考えですが)

今、夫婦のアルバムを台帳から剥がして見せています。

家族の写真、学生時代、今回は結婚式・新婚旅行の写真を見せました。二人とも20代の頃ですから随分前になりますが、結構思い出してくれて会話が弾みました。

担当の職員さんにも覗きこまれました💦

認知症の人に昔の写真を見せるのって結構、効果ありかもですよ。

 

 

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