クリップボードの使い方とその機能

２年前に紹介したクリップボードについて、サークルではパソコンの機種を新しくした方もいますので再度紹介します。
インターネットを利用していて写真や文章をワードなどに、コピー＆貼り付けをよく利用します。
そのとき複数の写真や文章をコピーするのに、コピー元のサイトと貼り付ける先のワードなどの画面を切り替えが面倒ですね。
クリップボードとは、文字や写真などのデータを一時的に保存しておく場所です。
クリップボードを利用すると非常に便利ですが、設定をしていないとクリップボードに保管されるデータは1回ごとに消えるので、クリップボードの履歴を利用するように設定しましょう！
Windows10以降のパソコンには履歴が保存する機能がありますので有効にします。
１．Windowsキー ＋ Iキーで「設定」を開き
２．「設定」から「システム」をクリック
３．「システム」のメニューにある「クリップボード」をクリック
４．「クリップボード」の中にある「クリップボードの履歴」のボタンをオンの状態にします。
クリップボードの履歴を有効化の設定をしていないとき Windowsキー＋V キーを押すと、「履歴を表示できません」というウィンドウが表示されるので「有効にする」ボタンを押しても履歴の有効化ができます。

クリップボードの使い方は Windowsキー＋Vキーを押しクリップボードが起動します。
クリップボードに保存されたコピーデータは新しい順に並んで表示されるので、最新のものが一番上になります。貼り付ける時はここから選べばよいので、コピーと貼り付けの順に操作を繰り返す必要がなくなります。
クリップボードに保存された写真や文章はシャットダウンや再起動すると消えてしまいますが、クリップボードの画面でピン留めしておくと消えませんのでピン留めしておくと便利です。
１．クリップボードのデータを選択し、右上にある「･･･」（3点リーダー）をクリック
２．表示されたメニューから「ピン留めする」を選択
メニューの「削除」を選択すると、そのデータがクリップボードから消去され、「すべてクリア」を選択すると、クリップボードの全てのデータが消去されます。
クリップボードは他のパソコンやスマホ・タブレットと同期することができますので、パソコンでコピーした文章などをスマホでも使いたい場合は「他のデバイスと同期する」機能を有効化すれば、スマホとパソコン間でクリップボードにコピーした情報を共有することができるようです。
１．設定から「クリップボードの履歴を有効化する」を選び
２．「クリップボード」の中にある「他のデバイスとの同期」のボタンをオンにします
３．「自動同期」の設定が表示されるので、どちらかを選択します
４．「自動同期」のすぐ上の「クリップボード項目を電話に同期するためのアプリを取得する」をクリックすると、「Android またはiPhoneをこのPCにリンクする」というポップアップが表示されるので画面に従って設定します。
ただし、写真など画像は同期はできないようです。

パソコン版LINEの利用について

パソコン版LINEのメリットを紹介したところ、サークルでは早速アプリをインストールして利用していました。
便利なパソコン版LINEアプリですが、メールアドレスとパスワードを使うログインの方法は、初回の設定でパソコンだけでログインできるが乗っ取られる危険のリスクが大であるので避けてほしいと思います。
お勧めしているQRコードでのログインは毎回スマホが必要なので乗っ取られのリスクは低いと考えられます。
特に注意点は：
パソコン版LINEアプリは、Enterキーをクリックすると送信するようになっているので、漢字変換を確定しようとして誤ってEnterキーでの送信を避けるため、Altキー + Enterキーで送信するように変更しましょう。
「設定」から「トーク」をクリックして、トークの画面の「送信方法」の▼をクリックして「Alt + Enter」に変更しましょう。
この設定をおこなえば、「Alt」キーと「Enter」キーでメッセージが送信されるようになりEnterキーのみで改行できるようになります。
前回紹介した他、パソコンでも画像やスタンプ絵文字を送れますし、キャプチャーモードなどで記号や文字入れの地図などを送信でき便利です。

新しいMicrosoft Edge の検索エンジンを紹介しました

サークルでは、折に触れてインターネット上にある画像や情報の検索の仕方を学習してきました。
今回は、今話題の新しいMicrosoft Edge の Bing（検索エンジン）を紹介しました。
「新しいBing」では、そうとう長い文章を入力しても検索できます。
先月よりMicrosoft のペイントを使っていますので、「Microsoft のペイントで風景画を描くコツを教えてください」と聞いてみました。
検索結果は、画面の左側には通常の検索結果が表示され、右側には人工知能（AI）が生成した情報がチャット欄に表示されました。
チャットが長い文章を返してくるのでとても参考になります。
「新しいBing」はインターネットの検索に人工機能のチャット機能が組み込まれていました。
チャット機能の表示は、上部のチャットの文字列をクリックするか、画面のチャットエリアの「チャットしましょう」を押すとチャット画面が開きます。
また、「新しいBing」には要約機能があり、チャット画面で要約してほしいURLをリンク貼り付けすると、そのページの要約を返してくれます。
この新しいBingは登録して2～3日でメールが到着しそのリンクをクリックしてから利用できます。