評価できないこと、そして今後

最後までチームとして戦っているようには見えなかった。そして、大会が始まってからのコンディションが悪いように見えた。ドイツ戦以降、急に暑くなったから？それは他チームも同じだし、それくらいの開催地の情報がつかめていなかったのなら話にならない。レベルは全然違うけど、ブラジルと日本の敗退は、チームとして機能しなかった点では一緒かもしれないですね。世界のサッカーの流れを考え、今回の大会をどう戦うべきか？を導きだす過程で両国とも失敗したということでしょう。若手の抜擢に関しても、結果的には停滞させちゃいましたね。今回のフランスチームで活躍してるリベリーは、リーグ内では松井のライバルって言われてるんですって。このあたりの人員構成に関しては協会も関与すべきなのでは？勿論最後の人選は監督が決めることですが。いろいろ書いたけど、とにかく不満なのは代表の戦う姿勢に誇りを持てなかったこと。ヒデの姿勢だけが目立ってしまうのは、本当に悲しかった。次の監督には、親善試合の段階から「戦う姿勢」を出せるチームにしてもらい
たい。勿論選手の日々の意識が大切だし、Jリーグを見る我々の意識も上げていかねばならないと思います。そして、世界のトップレベルのサッカーにみんなで日々接していましょう！・・・・・・・・・・・・おそらくドイツ最後の昼食だと思われます。スペインバルにまた来ちゃいました！

決勝の前に

ジーコ監督時代の日本代表について。○評価すべきこと〇地区予選を突破したこと。「今回は、普通にやれば出れるんじゃないの？」と思っていても厳しいのが予選。初めての一位突破は、評価に値します。また、東アジア選手権で見せた「最後まで絶対にあきらめない」戦い。アジア諸国には強い印象を残したと思います。「自分達のやりたいサッカーをする」ことに関しては、答えは出せなかったけど、サッカー大国のメンタリティーを突き付けられたことは今後の糧になると思います。あとは、ジーコ監督のおかげで今までになく強豪国とのマッチメイクができたことでしょうか？

上川さん

ちょっと笛を吹きすぎかな？と最初は思いましたが、結果的には一貫した良いジャッジに見えました。どうでした？代表が決勝トーナメントに出れなかった分、頑張ってくれましたよね。この経験を是非Jリーグに生かしてください！お疲れさまでした。

ドイツ対ポルトガル

ここ二日、夕方にかなり激しい雷雨が続いてます。今朝も強い雨が降り不安定な天気なので、パブリックビューイングはやめて、店で飲みながら気楽に見ることにしました。昨晩到着した、広尾在住・ワインクーラーを最近買ったNさん夫妻と一緒です。心の中ではポルトガルを応援しつつ、地元に声援を送るふり。でもまぁ、ここにきての休養日の差は明らかで、開催国が幸せな最後を向えることができました。今大会のポルトガルには、かなりの好感を持っていたのでちょっと残念ですが、クリンスマンの仕事を成し遂げた後のとても良い表情を見ていたら、なんかどうでも良くなってきちゃいました。もっと逞しくなって必ず帰ってこいよ、ロナウド！両チームとも、今回の大会を盛り上げた功労大ですね！ベルリン市内は、深夜12時を回りましたが、激しい乱チキ騒ぎです。・・・・・・・・・・・・パブで見たのですが、ごはんは隣のスパニッシュでいただきました！

スタジアムランキング

ベルリンは明後日が初めてですが、陸上トラックがあり上位はありえないので・・・。 ●一位『ドルトムント』 サッカー専用はどこも良かったのですが、ここは特別です。ホームゴール裏の一枚バーンの圧迫感は素晴らしい！キャパの割りには入退場もスムーズでした。そして特筆すべきは、市街地から歩いてのアプローチ。サポーターの順路に赤い絨毯が、ずーーーっとひいてあるんです。（常設です）そして沿道のたくさんの店は、みんな屋台を出して雰囲気を盛り上げます。フットボールの街！って感じで、歩いていてうれしかった。しかも終了後は市街地までの道を封鎖して歩行者天国！みんないい感じで酔っ払い、歌い、踊ってました。 ●二位『ハンブルグ』 とても見やすいスタジアムでした。キャパがある割にコンパクトにまとまってる印象で、一体感があります。そしてここのポイントが高いのは、スタジアム駅にちゃんと地元サポーターの集う店があるから。他の大都市は、以外とそこがダメでした。浦
和美園じゃ寂しいでしょ？ ●三位『カイザースラウテルン』 おらが村の誇り！って感じがでていて好感がもてました。上の方からは、屋根が邪魔になるのはマイナス。駅前広場で子供がサッカーできるくらいのどかなのはプラス。 ◎最下位はニュルンベルク。女子トイレは無いに等しく、トラックもダメ。日本が勝ちきれなかったからもっとだめ。見にくくて一体感なし！宮城を思い出してしまいました。となりの敷地でやってたファンフェスタは、ナンバーワンだったのに！（非公式なのかも。バドではなく、地元ビールの１リットルジョッキをバンバン売ってました。炭焼きステーキサンドも美味かった！）・・・・・・・・・・・・写真は、地下鉄のホームにある体重身長測定器！50セントでした。一月ぶりに計っちゃった！今日は雷雨の中、ジェームス・ブラントを見にきています。アディダスの特設スタジアムでのライヴです！

ベルリン

ベルリンは思いっきり都会です。駅前にたむろしている若い子たちの髪型は主張が激しく、しゃがみ方や目付きには田舎者を寄せ付けない気合いが感じられました。ガード下の落書きなんかも、他の街に比べてオシャレです。昨晩は、串揚げ屋を見つけて食べたのですが、ソース二度付けお断わりの新世界的な店ではなく、小ジャレブレンドソースや何処ぞの塩でいただく代官山のカフェ的な店でした。（ただし、味はなかなか良。隣のドイツ人が22本程度でギブアップしたので、ボクは追加を重ねて30本と、揚げ物文化の格の違いを見せてやりました。）・・・・・・・・・・・・パブリックビューイングの会場がドデカイと聞いていたので、ランニングを兼ねてロケハンに。ヴェンダースの撮った例の塔から、ブランデンブルク門までを（ちょうど絵画館から246くらい）、閉鎖して会場にしていました。かなりの規模です。帰り道、前から来る女の人にみとれてたら、石畳にひっかかってこけちゃいました。左肘をすりむいてしまい、痛そうにしてたらその人に声をかけても
らいました！・・・・・・・・・・・・仕事が忙しくなってる時に、くだらないネタばかりですみません。決勝までに、代表のことやこちらのスタジアムのことなどをまとめます。

最後の移動、ベルリンへ。

今回、ドイツ国内の移動は、すべて鉄道利用でした。日本対ブラジル戦の帰りの深夜便では本当にひどい目にあったけど、ICE（のぞみみたいな一番早いやつ）を選んで乗ったその他の移動は、ドイツ鉄道ノーミス！なかなか快適な旅でした。「ジャーマンレイルパス10日利用」を用意して、今日の移動で使いきります。いよいよ最後なんだなぁ。・・・・・・・・・・・・ヒデやオシムの記事は、今のところ見かけませんが、ジーコ・フェネルバルチェへ！とゆう記事はちらほらとありました。トルコ系の新聞では一面トップ！

マリエン広場

ミュンヘンの中心にあるので、試合後は各国のサポが集結します。最初は地元ドイツ人に、試合のあったフランス人とポルトガル人が多かったんですが、意外な展開が。当然ここまで来る！というつもりだったはずのブラジルとイングランドが突入してきたのです。とはいえ、ここまでくるとケンカなどにはまったくならず、サンバ隊に合わせて各国エールを送りあう、幸せな集会です。広場で唯一やっているビアホールはすべてのビールを売りつくしました。・・・・・・・・・・・・自分達の代表が、誇りあるプレーをしているかどうかが、ここでは大きな問題なんです。少数しかいないメキシコサポや、予選で敗れたアイルランドが温かく迎えられています。もっとインパクトが欲しかったぞ、俺たちの代表！

フランス対ポルトガル

なんか、もっと長く見ていたいなぁ・・・。これで終わっちゃうのがもったいない感じです。勝負を分けたのは、どう考えてもジダンの頑張り。圧倒的にポルトガルがボールを支配しても、ジダンに渡った一瞬にフランスが建て直してしまう。デコやロナウドが、どんなに良いプレーをみせてチームを引っ張っていても、ジダンが作る間にはかなわなかった。そして、今日は巧みなずるさでもフランスが上回ってしまった。ディフェンスにはけっこうミスもあったんだけど・・・。ポルトガルも良いプレーが随所にあったんだけど、これだけチャンスを逃し続けちゃうと、フランスの強かさにはまっちゃいましたね。それにしても、ロナウドには改めて惚れなおしました！若さも出てたけど、この大舞台の大ブーイングのなかで、あれだけのプレーをするんですから。後半のフリーキック、落ちたんですよね？バルデスが弾いたやつ。フィーゴが決めてれば、延長も見れたのに・・・。さて、決勝。イタリアは今日の終盤のポルトガルの攻めより、ずっとずっと強か。楽しみですね！決勝まであれこ
れ考えるのも、幸せな時間ですよね。・・・・・・・・・・・・おっと、三位決定戦！中二日のポルトガルはキツイけど、攻めまくって面白い試合をしてください！

ミュンヘン最後の日

今晩の熱戦に備えて、穏やかな一日を過ごしてます。美術館でのんびりと過ごし、コーヒーを飲みながら日本へ手紙を書きました。（またしても東京タワーの影響でしょうか？子供の面倒をみてくれた両親に書いてしまいました。）そして、ミュンヘンで忘れちゃいけないホワイトソーセージ！鮮度が命だ！と聞いていたので、ビヤホールではなく市場の肉屋に行って食べてみました。もう一杯何処かで飲んだら仮眠して、スタジアムへ向かいます。フランスは、ブラジル戦のテンションを続けられるのか？ポルトガルは、変に構えず今までしてきたサッカーをできるか？（ちょっとした汚さ含む）楽しみだ！