長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★企業モラルと規制緩和

2008-07-04 07:36:42 | Weblog
昨日は、うなぎ偽装の関係会社に捜索の手が伸びた。
他方、タクシー業界では、再び規制の動きが出てきている。
というのは、タクシー運転手が過酷な労働の割りに低賃金のため、食べていけないからだという。
それは、規制緩和され、会社がタクシーの数を増やしたため、歩合制である運転手一人当たりの収入が減ったことによるといわれている。
しかしながら、こんなことをしていては、いつまでたっても本当の規制緩和は行われず、国民にとって住みやすい世の中は現れてこない。
すべての原点は、企業のモラル向上である。
日本人はすぐ、お国のため、会社のため、滅私奉公となるが、それをやめて個人が幸せになることが、会社のためであり、国のためにもなると考えるように出来ないのだろうか。
国も、会社も人あってのものだから。

★株価下落と総理の退陣

2008-07-04 07:07:32 | Weblog
先日、6月の投資信託決算をこのブログに書いたばかりである。
それでも、これだけ続落していては、書かざるを得ない。
昨日、日経平均株価は、54年ぶりに11日連続安となった。
私の買っている投資信託の銘柄でも、もうすぐ損失が2割に達しようとしているのもある。
これは、サブプライムローンの問題が大きいことは事実だけれども、何も発信しない福田総理にも大きな責任がある。
それは、小泉改革のときには、株価が大幅に上昇していたことでも明らかである。
それにもかかわらず、福田総理は改造も退陣も何もしそうに見えない。
我々はどうすればよいのだろうか。
この影響は、個人の損害にとどまらず、厚生年金と国民年金の運用損が昨年度は5.8兆円と過去最大だったという。
これは、今年になって、さらに損失が拡大されていることだろう。
どうせ、これについては誰も責任を取らないのだろう。
こうなったら我々としては、一時も早い総理の退陣望むのみである。