失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

白黒ジャケx12 男性アーティスト編

2017-02-21 | 8cm論
2月21日は日本における8㎝CDの誕生日。1988年誕生なので今日で29年、来年で30年か。

当ブログ12周年企画として、前々回女性アーティストの白黒ジャケを12枚並べた。

今回は男性編。女性編はあいうえお順で並べたが、今回は白っぽいのと黒っぽいので上下に分けてみた。

では白っぽい上段から。

抱きしめたい」 benzo 1998
今回の12枚で今まで内容を紹介したのはこれだけ。バンドメンバー4人がちゃんと写っているのにこんなに白いなんて。

「今 僕を泣かせて」 斉藤誠 1996
前半6枚では唯一のソロアーティスト。3人いるみたいなジャケだけど、すべて斉藤誠。

「SUNDAY LOVE」 LONG VACATION 1993
メンバー3人は鏡の中。右手に女性モデル。

「リリィ」 ミッシェル・ガン・エレファント 1996
メンバー4人と思われるが、最も大きく映っているチバユウスケ以外は判別不能。

「ファンキー・モンキー・ベイビー」 憂歌団 1994
メンバー4人の後頭部を縦に並べた。

「ダイナマイト」 SMAP 1997
荒い粒子のメンバー5人の顔を並べた。チープなデザインが逆に王者の風格。SMAP絶頂期のヒット曲。


下段、黒っぽい6枚。

「君を待つシーソー」 渡辺謙 1990
黒い。サングラスも黒い。文字はシルバー。

「Colour My World」 池田聡 1998
顔を覆った手の部分に丸い窓が開いていて、透明プラスチックトレーの格子部分が覗いている。格子をジャケに取り込んだ画期的デザイン。文字には極薄い赤みが入っている。

「Heavy so Heavy」 THE MODS 1997
しかめ面でタバコをくゆらす森山達也(中央)。他のメンバー3人は全員顔が切れている。タールとワルの匂いのする黒。

「I love you」 パラダイス・ガラージ 1998
歌詞の一部が書かれた、黒バックに白抜きの文字ジャケ。

「ROSIER」 LINA SEA 1994
棺桶ジャケ。死をイメージした黒。

「どうしようもない僕に天使が降りてきた」 槇原敬之 1996
真っ黒面積率では圧勝。環形蛍光管を5つ並べ、天使を表現。




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2 コメント

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Unknown (3rd=D)
2017-02-21 21:43:57
やっぱ並ぶとインパクトありますね。
シンプルなデザインが意外に多いという事を実感します。

そうですね。バースデイでした。
30周年は何かレコード会社各社計画して欲しいものです。
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Unknown (nakamura8cm)
2017-02-23 17:27:30
12枚並べると、一枚一枚の個性より、集団の圧力があることが分かりました。
白黒ほど見た目のインパクトのあるテーマはもうあまりないかもしれませんが、今年いっぱい考えてみようと思います。
返信する

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