まずは、並べたモノをざっと。
「雨のレクイエム」中森明菜 1983
「サザン・ウインド」中森明菜 1984
「哀しみのスパイ」小林麻美 1984
「白い炎」斉藤由貴 1985
『樂園』石川セリ 1985
「心のなかにいる」 平井菜水 1993
結局80年代に偏るんだなあ。
左上、まずは明菜。6thシングルのB面曲。細野晴臣作のテクノ歌謡クラシック「禁区」の裏に収録された。
B 雨のレクイエム
作詞:芹沢類、作曲:玉置浩二、編曲:萩田光雄
まだ「ワインレッド」がヒットする前で、知られざるソングライターだった玉置浩二が、トップアイドルに書き下ろしたウェットなバラード。明菜のヴォーカルはちょっと情念過剰かな。
翌年の明菜(右下中央寄り短冊)。もう大メジャーになった玉置浩二がA面を担当した傑作シングル「サザン・ウインド」。詳細はこちらを。
右上、小林麻美の9thシングル。
A 哀しみのスパイ
作詞:松任谷由実、作曲:玉置浩二、編曲:武部聡志
大ヒットした「雨音はショパンの調べ」の次のシングル。これがまた名作!クールで儚げな小林麻美のキャラを十分に把握した上で、「スパイ」なんて無理めの設定を演じさせる演出家ユーミンの腕も凄いが、ダークなヨーロピアンテイストを漂わす、緊張感のあるメロディが素晴らしい!
B面の「TRANSIT」はユーミン作詞で、曲は陽水。あまりのアンニュイ度の高さに眠たくなってくる、これまた名曲。
左下、斉藤由貴のセカンド・シングル。
A 白い炎
作詞:森雪之丞、作曲:玉置浩二、編曲:武部聡志
「スケバン刑事」主題歌。このメロディも緊張感あるなあ。斉藤由貴の硬い声で歌われることで、別の意味での緊張感も聴き手に伝わってくる。玉置曲としては5th「悲しみよこんにちは」(1986)のほうがヒットしたみたい。
そして中央のアルバム、石川セリ『樂園』。
すべてのアレンジを大村憲司が手掛けた傑作アルバムに、玉置浩二は「愛の分量」「昔イタリアで」の2曲を提供。いずれも作詞は友部正人。とくに「昔イタリアで」は、詞もいいし、アレンジも文句なしで、トータルで玉置浩二提供曲中ベスト!(すべて聴いたわけじゃないけど)
右下、今日の8cmは平井菜水の4thシングル。
まず、平井菜水は「ひらいなみ」と読む。ミズナではないことに注意。いや、それは大丈夫か。
①心のなかにいる 日本テレビ系ドラマ「嘘つきは夫婦のはじまり」挿入歌
作詞:真名杏樹、作曲:玉置浩二、編曲:吉川忠英
80年代の名作群と比べてしまうと、どうしても凡庸に聴こえてしまう。いかにも注文に応えて作りました感のあるバラード作品。ヴォーカリストにもうひとつ粘りが足りないのが、印象に残らない要因か。
②てのひらの短編集
作詞:森由里子、作曲:岸正之、編曲:船山基紀
こちらも悪くないけど、あっさりしすぎ。
③①のカラオケ
定価930円、レンタル落ち10円。
現在は平尾昌晃ミュージックスクール福岡校で講師として仕事してるらしい。
「雨のレクイエム」中森明菜 1983
「サザン・ウインド」中森明菜 1984
「哀しみのスパイ」小林麻美 1984
「白い炎」斉藤由貴 1985
『樂園』石川セリ 1985
「心のなかにいる」 平井菜水 1993
結局80年代に偏るんだなあ。
左上、まずは明菜。6thシングルのB面曲。細野晴臣作のテクノ歌謡クラシック「禁区」の裏に収録された。
B 雨のレクイエム
作詞:芹沢類、作曲:玉置浩二、編曲:萩田光雄
まだ「ワインレッド」がヒットする前で、知られざるソングライターだった玉置浩二が、トップアイドルに書き下ろしたウェットなバラード。明菜のヴォーカルはちょっと情念過剰かな。
翌年の明菜(右下中央寄り短冊)。もう大メジャーになった玉置浩二がA面を担当した傑作シングル「サザン・ウインド」。詳細はこちらを。
右上、小林麻美の9thシングル。
A 哀しみのスパイ
作詞:松任谷由実、作曲:玉置浩二、編曲:武部聡志
大ヒットした「雨音はショパンの調べ」の次のシングル。これがまた名作!クールで儚げな小林麻美のキャラを十分に把握した上で、「スパイ」なんて無理めの設定を演じさせる演出家ユーミンの腕も凄いが、ダークなヨーロピアンテイストを漂わす、緊張感のあるメロディが素晴らしい!
B面の「TRANSIT」はユーミン作詞で、曲は陽水。あまりのアンニュイ度の高さに眠たくなってくる、これまた名曲。
左下、斉藤由貴のセカンド・シングル。
A 白い炎
作詞:森雪之丞、作曲:玉置浩二、編曲:武部聡志
「スケバン刑事」主題歌。このメロディも緊張感あるなあ。斉藤由貴の硬い声で歌われることで、別の意味での緊張感も聴き手に伝わってくる。玉置曲としては5th「悲しみよこんにちは」(1986)のほうがヒットしたみたい。
そして中央のアルバム、石川セリ『樂園』。
すべてのアレンジを大村憲司が手掛けた傑作アルバムに、玉置浩二は「愛の分量」「昔イタリアで」の2曲を提供。いずれも作詞は友部正人。とくに「昔イタリアで」は、詞もいいし、アレンジも文句なしで、トータルで玉置浩二提供曲中ベスト!(すべて聴いたわけじゃないけど)
右下、今日の8cmは平井菜水の4thシングル。
まず、平井菜水は「ひらいなみ」と読む。ミズナではないことに注意。いや、それは大丈夫か。
①心のなかにいる 日本テレビ系ドラマ「嘘つきは夫婦のはじまり」挿入歌
作詞:真名杏樹、作曲:玉置浩二、編曲:吉川忠英
80年代の名作群と比べてしまうと、どうしても凡庸に聴こえてしまう。いかにも注文に応えて作りました感のあるバラード作品。ヴォーカリストにもうひとつ粘りが足りないのが、印象に残らない要因か。
②てのひらの短編集
作詞:森由里子、作曲:岸正之、編曲:船山基紀
こちらも悪くないけど、あっさりしすぎ。
③①のカラオケ
定価930円、レンタル落ち10円。
現在は平尾昌晃ミュージックスクール福岡校で講師として仕事してるらしい。
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