湯川潮音参加コンピを続けて。『Apple of our eye りんごの子守唄』これも先月(11月21日)出たばかり。Produced by 鈴木惣一郎。
また最初に言っちゃうと、これも今ひとつなコンピレーション。ビートルズ関連のトリビュートと聞いただけで内容も聴かずにパス(どうせ大したものじゃないだろ)って人も多いだろう。内容を聴いても、まあ予想どおりというか、惣一郎さん最近スベってないかい?と心配。
アン・サリー+細野晴臣の「Love」から始まるこのアルバム、参加メンバーは文句なしに豪華だけど、やっぱりなんだか心躍らない出来なんだな。「子守唄」ってくらいであまりうるさくしないのはテーマなのだろう。でもちょっとサラッとしすぎてるというか、全体にお手軽なつくりに聴こえてしまうのは否めない。そこに愛はあるのか?どうも伝わってこないんだよね・・・
では、8cm。
バンド解散後の初ソロ『John Lennon/Plastic Ono Band』(邦題:ジョンの魂)収録曲をドラマタイアップで1998年に8cm化。やっぱり野島伸司企画なのさ。
①ラヴ 日本テレビ系「世紀末の詩」主題歌
(John Lennon)
『ジョンの魂』は、聴くのにエネルギーが要る。いきなり「マザァー!」て叫ばれちゃうから・・・同じく超パーソナルなアルバム『ペット・サウンズ』がいつでも聴けるのとは対照的。この「LOVE」は静かでシンプルな小品で、リリース当時はシングルカットされてないけど、人気曲。アルバム中で唯一、プロデューサーであるフィル・スペクターが演奏(ピアノ)で参加している。
②スタンド・バイ・ミー 日本テレビ系「世紀末の詩」挿入歌
(King/Leiber/Stoller)
オールディーズカヴァーアルバム『ロックンロール』(1975)から。オリジナルはベン・E・キング(1961)。じつはレノンのソロでは、このアルバムを一番よく聴いたかも。レノン史上最もやっつけな仕事が、なんとも味わい深いんだよな。いまだにアナログしか持ってないけど。
定価1020円、中古で300円。
背表紙の部分が珍しく英語表記だったので、今回のタイトルはカタカナでなく、英語で。
潮音さんは8曲目、「Look At Me」を曽我部恵一とデュエットで。これも『ジョンの魂』収録曲。このトリビュート盤はほとんどが女性ヴォーカルメインで、男は脇役という構図。この曲も潮音さんがずーっと歌っていて、曽我部さんは裏方って感じ。ま、そんなに悪くはないけど・・・
ラストの「HAPPY CHRISTMAS (WAR IS OVER)」にも潮音さん参加。ヴォーカルを男女6人で回している。最初のヨーコパートを潮音さんが歌う。潮音さんに罪はないけど、このカヴァーはダメだろう。ぬるい。ぬるすぎる。もー惣一郎のせいで、潮音さんまでスベってる感じになってるやん!
・・・現在レコーディングのため渡英中の潮音さん。次回作、期待してるよ。
そんなこんなで聴きどころの少ない、残念なアルバム。中納良恵+星野源が「All Things Must Pass」を演ってるのがちょっと珍しいかな(特にいいカヴァーってわけじゃない)。てなわけで、ジョージの盤『All Things Must Pass~new century edition~』を右に置いてみた。これは名盤。こっち聴こうっと。
また最初に言っちゃうと、これも今ひとつなコンピレーション。ビートルズ関連のトリビュートと聞いただけで内容も聴かずにパス(どうせ大したものじゃないだろ)って人も多いだろう。内容を聴いても、まあ予想どおりというか、惣一郎さん最近スベってないかい?と心配。
アン・サリー+細野晴臣の「Love」から始まるこのアルバム、参加メンバーは文句なしに豪華だけど、やっぱりなんだか心躍らない出来なんだな。「子守唄」ってくらいであまりうるさくしないのはテーマなのだろう。でもちょっとサラッとしすぎてるというか、全体にお手軽なつくりに聴こえてしまうのは否めない。そこに愛はあるのか?どうも伝わってこないんだよね・・・
では、8cm。
バンド解散後の初ソロ『John Lennon/Plastic Ono Band』(邦題:ジョンの魂)収録曲をドラマタイアップで1998年に8cm化。やっぱり野島伸司企画なのさ。
①ラヴ 日本テレビ系「世紀末の詩」主題歌
(John Lennon)
『ジョンの魂』は、聴くのにエネルギーが要る。いきなり「マザァー!」て叫ばれちゃうから・・・同じく超パーソナルなアルバム『ペット・サウンズ』がいつでも聴けるのとは対照的。この「LOVE」は静かでシンプルな小品で、リリース当時はシングルカットされてないけど、人気曲。アルバム中で唯一、プロデューサーであるフィル・スペクターが演奏(ピアノ)で参加している。
②スタンド・バイ・ミー 日本テレビ系「世紀末の詩」挿入歌
(King/Leiber/Stoller)
オールディーズカヴァーアルバム『ロックンロール』(1975)から。オリジナルはベン・E・キング(1961)。じつはレノンのソロでは、このアルバムを一番よく聴いたかも。レノン史上最もやっつけな仕事が、なんとも味わい深いんだよな。いまだにアナログしか持ってないけど。
定価1020円、中古で300円。
背表紙の部分が珍しく英語表記だったので、今回のタイトルはカタカナでなく、英語で。
潮音さんは8曲目、「Look At Me」を曽我部恵一とデュエットで。これも『ジョンの魂』収録曲。このトリビュート盤はほとんどが女性ヴォーカルメインで、男は脇役という構図。この曲も潮音さんがずーっと歌っていて、曽我部さんは裏方って感じ。ま、そんなに悪くはないけど・・・
ラストの「HAPPY CHRISTMAS (WAR IS OVER)」にも潮音さん参加。ヴォーカルを男女6人で回している。最初のヨーコパートを潮音さんが歌う。潮音さんに罪はないけど、このカヴァーはダメだろう。ぬるい。ぬるすぎる。もー惣一郎のせいで、潮音さんまでスベってる感じになってるやん!
・・・現在レコーディングのため渡英中の潮音さん。次回作、期待してるよ。
そんなこんなで聴きどころの少ない、残念なアルバム。中納良恵+星野源が「All Things Must Pass」を演ってるのがちょっと珍しいかな(特にいいカヴァーってわけじゃない)。てなわけで、ジョージの盤『All Things Must Pass~new century edition~』を右に置いてみた。これは名盤。こっち聴こうっと。
>いきなり「マザァー!」て叫ばれちゃうから
!(笑)この心理、野島は共感しそうで怖い。「All Things Must Pass」…あえて命日の3日後に!
潮音ちゃんは「リンダ~」も観てないし、知ったの遅いほうだと思うんですけど「紫陽花の庭」ジャケが、あんーーーまりにもカワイすぎて持ってます。まさにジャケ買い!結局これしかもってないけど…。
やはりビートルズをいじるのは難しいですなッ!。
σ(^&^;)。。。
>あえて命日の3日後に!
うわ、そうだった!ジョンには少し早かったし。
「紫陽花の庭」(これも半分惣一郎プロデュースでした)ジャケいいですよね。翠れん、いい仕事してます。潮音さんの魅力は、少女ぽい部分と毒針系のブレンド具合でしょうか。
・・・またもや微妙なとこに共感(?)していただいてどうも(笑)
>ビートルズをいじるのは
よほどのことがない限りやめておいたほうがいい禁じ手でしょうね。危ない、危ない。