山口百恵への提供曲を、陽水自ら同じ年にカヴァーした、という順序。
右、1993年にカラオケ付きでリリースされた山口百恵の8cmシングル。
①美・サイレント
作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、編曲:萩田光男
1979年のヒットシングル。「あなたの○○○○が欲しいのです」という掟破りの伏字歌詞が話題を呼んだ。「女の私にここまで言わせて じらすのは じらすのは 楽しいですか」と続く阿木さんの詞は、字面だけでも相当官能小説チックだが、百恵さんのあの声で歌われるとゴールデンタイムの番組はちょっとキツいかも、と心配になるほどエロエロっす。
ところで編曲のクレジットは「萩田光雄」の間違いでは?と一応Wikiを確認してみたら、一時(1988-94年)「光男」に改名して、また「光雄」に戻したとのこと。オリジナルリリースのときは「光雄」で、この8cmが出た1993年は「光男」だったのだ。普通は再発でも、初出時の名前を書くんだろうけど。
②Crazy Love
作詞・作曲:井上陽水、編曲:萩田光男
山口百恵ラスト・オリジナル・アルバム『This is my trial』(1980)収録曲。ちなみに「美・サイレント」のオリジナル7インチのB面は「曼珠沙華」だった。「Crazy Love」は、1980年当時にはシングルカットされてないのになぜここに収められているのか不明。アレンジはずばり「夏の日の恋」(映画「避暑地の出来事」主題歌)。刻むハチロク、イージーリスニング調の夢のようなストリングス。そこに百恵さんのあの妖艶なヴォーカルが漂うように乗っかる。「夢を私がえがくのは」と振っておいて、「特に意味がないから」と落とす。聴き手を突き放すような陽水節もお見事!うーん名曲だなあ。
③④カラオケ
このカラオケ、とくに「Crazy Love」はレアかも。
定価1100円、中古で315円。
「伝説」とか「神話」とか「菩薩」とか、とかく大げさな枕詞がついてきていた引退前後の百恵さん(いや、今もか)。改めて聴いてみて、素直にいいヴォーカリストだと感じた。こんなふうに低音が綺麗にでる女性シンガーってなかなかいないよ。
左、ドラマタイアップで1999年に再発された井上陽水盤。
①クレイジーラブ フジテレビ系ドラマ「アフリカの夜」挿入歌
作詞・作曲:井上陽水、編曲:鈴木茂
同じハチロクでもこちらのアレンジはビートルズ「Oh! Darling」を下敷きに。ラフな雰囲気の茂さんのギターがたまらん。余裕綽々な間で入ってくる陽水の歌も最高。百恵と陽水、全然タイプは違うけど、「妖しい」という点で日本のシンガー男女代表と言っていいかも。
②答えはUNDERSTAND
作詞・作曲:井上陽水、編曲:井上鑑
こちらもオリジナル7インチとは別の曲がカップリング(7インチでは「空はブルーエンジェル」)されている。「クレイジーラブ」と同じくアルバム『EVERY NIGHT』収録曲。これまた名曲ですな。歌詞の奔放さは、①の比ではない。タイトルからして相当ヘンだもの。中身も予想以上に禅問答的な内容で、ゆったりした曲調と相まって、まじめに聴けば聴くほど宙吊りになっていく感じ。ドリーミーなんだけど悪夢成分もちょっぴり、な井上鑑アレンジはさすが。
定価1020円、レンタル落ち50円。
しばらく分からなかったが、女性のヌード(後ろ姿)写真だったのね。アート系の上品エロ。いいジャケです。
右、1993年にカラオケ付きでリリースされた山口百恵の8cmシングル。
①美・サイレント
作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、編曲:萩田光男
1979年のヒットシングル。「あなたの○○○○が欲しいのです」という掟破りの伏字歌詞が話題を呼んだ。「女の私にここまで言わせて じらすのは じらすのは 楽しいですか」と続く阿木さんの詞は、字面だけでも相当官能小説チックだが、百恵さんのあの声で歌われるとゴールデンタイムの番組はちょっとキツいかも、と心配になるほどエロエロっす。
ところで編曲のクレジットは「萩田光雄」の間違いでは?と一応Wikiを確認してみたら、一時(1988-94年)「光男」に改名して、また「光雄」に戻したとのこと。オリジナルリリースのときは「光雄」で、この8cmが出た1993年は「光男」だったのだ。普通は再発でも、初出時の名前を書くんだろうけど。
②Crazy Love
作詞・作曲:井上陽水、編曲:萩田光男
山口百恵ラスト・オリジナル・アルバム『This is my trial』(1980)収録曲。ちなみに「美・サイレント」のオリジナル7インチのB面は「曼珠沙華」だった。「Crazy Love」は、1980年当時にはシングルカットされてないのになぜここに収められているのか不明。アレンジはずばり「夏の日の恋」(映画「避暑地の出来事」主題歌)。刻むハチロク、イージーリスニング調の夢のようなストリングス。そこに百恵さんのあの妖艶なヴォーカルが漂うように乗っかる。「夢を私がえがくのは」と振っておいて、「特に意味がないから」と落とす。聴き手を突き放すような陽水節もお見事!うーん名曲だなあ。
③④カラオケ
このカラオケ、とくに「Crazy Love」はレアかも。
定価1100円、中古で315円。
「伝説」とか「神話」とか「菩薩」とか、とかく大げさな枕詞がついてきていた引退前後の百恵さん(いや、今もか)。改めて聴いてみて、素直にいいヴォーカリストだと感じた。こんなふうに低音が綺麗にでる女性シンガーってなかなかいないよ。
左、ドラマタイアップで1999年に再発された井上陽水盤。
①クレイジーラブ フジテレビ系ドラマ「アフリカの夜」挿入歌
作詞・作曲:井上陽水、編曲:鈴木茂
同じハチロクでもこちらのアレンジはビートルズ「Oh! Darling」を下敷きに。ラフな雰囲気の茂さんのギターがたまらん。余裕綽々な間で入ってくる陽水の歌も最高。百恵と陽水、全然タイプは違うけど、「妖しい」という点で日本のシンガー男女代表と言っていいかも。
②答えはUNDERSTAND
作詞・作曲:井上陽水、編曲:井上鑑
こちらもオリジナル7インチとは別の曲がカップリング(7インチでは「空はブルーエンジェル」)されている。「クレイジーラブ」と同じくアルバム『EVERY NIGHT』収録曲。これまた名曲ですな。歌詞の奔放さは、①の比ではない。タイトルからして相当ヘンだもの。中身も予想以上に禅問答的な内容で、ゆったりした曲調と相まって、まじめに聴けば聴くほど宙吊りになっていく感じ。ドリーミーなんだけど悪夢成分もちょっぴり、な井上鑑アレンジはさすが。
定価1020円、レンタル落ち50円。
しばらく分からなかったが、女性のヌード(後ろ姿)写真だったのね。アート系の上品エロ。いいジャケです。
聴いたことはあるかもしれないけど、一応。↓
http://www.youtube.com/watch?v=X-ekEcvzeUA
ちゃんとギターソロもあるし。
しかしこういう観光ビデオみたいのと組み合わせて投稿するのってどんな人なんだろか…「熊本散歩シリーズ」たくさんあるみたい。
>シークレットゲストとか危ない
そうそう、いろんな人たちの○○周年とか還暦記念とか(笑)巡ってくるから。気が抜けませんな!
これのために買おうとした曲!
井上鑑もお得だけど…未だもってません。
陽水さんが、何十周年だったかのツアー
やったとき(去年?)どれだけラインナップに
ピリピリしてたか!
シークレットゲストとか危ない。
前回出てた、レコードの陽水ジャケの方がなんか
いいなぁ…若干、おねえっぽいけどね(笑)