「サンタフル・ワールド」 スチャダラパー 1992年

いやいや、もうクリスマス・ウィークですよ。早い早い。今年ももう2週間しかないなんて。あっという間に2006年、平成でいえば18年。18年といえばもう大人、オ・ト・ナってくらいで昭和は遠くなりにけり。けりっていえば来年はＷ杯、ドイツ大会。ナニ？ブラジルと当たる！？そりゃあ楽しみだねえ、ジーコさん的にも。レイクエンジェルのボスだったってことはセレソンには内緒にしとくから。カンペキダ！

スチャ、通算２枚目の短冊は、クリスマスシングル。92年12月21日発売。いくらなんでも21日ってギリギリ過ぎやしないか。この2ヶ月後にリリースされた名盤「WILD FANCY ALLIANCE」には収録されなかった。

①SANTAFUL WORLD
(M. Koshima, S. Matsumoto, Y. Matsumoto)
スチャにしては、いつもの笑える要素を極力排したと思われる、ある意味硬い作り。クリスマスで浮かれる街の情景と、主人公の孤独感を対比させるリリックは含蓄あり。終盤登場するピアノはピアノ星人こと三井円。

②SANTASTIC MIX featuring ピアノ星人～星に願いを(N. Washington, L.Harline)
そのピアノ星人をフィーチャーした、インスト・ヴァージョン。最後にハミングの「星に願いを」が挿入される。

定価800円、中古で260円。この頃はまだKi/oon Sonyの２枚組制度（サンプラー付き）はなかったようだ。ジャケ写のサンタは、なんだか知らないけど３人とも怒った目をしている。内容がシリアスなだけに、ジャケくらいはやんちゃ面を出してみたってところか。


今日スチャを検索しようと、Googleで「sdp」と入れたら、一番上に出てきたのは「社会民主党（Social Democratic Party）」だった。で、２番がスチャ。福島党首、がんばりました。