失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーク・クルセダーズ、おおたか静流、ばんばひろふみ

2009-03-03 | ミカバンド
個性的なジャケが揃ったな~
「悲しくてやりきれない」スリー。

左から、

ザ・フォーク・クルセダーズ 1968年(オリジナル)

おおたか静流 1992年

ばんばひろふみ 1998年


両サイドは既出なので、今回は中央のおおたか静流盤のみ。ジャケには映画「シコふんじゃった。」主題歌、との記載あり。2曲とも映画で使用されたようだ。

①悲しくてやりきれない 
作詞:サトウハチロー、作曲:加藤和彦、編曲:井上鑑
オリジナルは男性ヴォーカルだけど、女性が歌っても何の違和感もない。私の場合は、矢野顕子のアルバム『愛がなくちゃね。』(1982)ではじめてこの曲を知ったので、女性ヴォーカルのほうが馴染んでいるのかも。井上鑑のアレンジにがっちり支えられて、自由に飛びまわる静流さんの声が素晴らしい。「悲しくて 悲しくて とてもやりきれない」ってちょっと鬱な内容なんだけど、そういうのも必要だよなあ、なんて感じてしまう突き抜けた声の力。

②林檎の木の下で
作詞:Harry H. Williams、作曲:Egbert Van Alstyne、日本語詞:柏木みのる、編曲:加藤みちあき
原曲「In the Shade of the Old Apple Tree」は1905年の作品。100年以上前のポピュラーソングなのだ。デューク・エリントン楽団による1933年のヒットにより、広く知られるようになった。この日本語カヴァーは伊東ゆかりが1969年に歌ったヴァージョンをもとにしているようだ。これも声がのびのびしてていいなあ。チャカポコした軽快なアレンジなのに切ないのだ。

定価1000円、中古で50円。
「シコふんじゃった。」主題歌ってことで四股踏んでる後姿。かなりマニアックなアングルだぞ。白い褌が似合う、引き締まった尻は、もしかして主演の本木雅弘!?いや、さすがにモックンで尻だけってことはないか?まあいいや、アカデミー賞おめでとうございますっ!


フォークル盤は蛭子能収スリーカードでも登場しているので3回目か。いよいよ使いまわしが多くなってきたなぁ…

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4 コメント

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Unknown ()
2009-03-04 00:45:31
あ。最近突然尻フェチになった祥です。ども。
アタシもこの尻はモックンの気がしますねぇ。
絶妙なアングルにフェチなアタシもどきどき(赤面)

ヤダー、師匠。何言わせんのよぉ。
つーか、両脇なんとかしてよぉ(笑)、蛭子vsバンバン…
ホント、やりきれない。
しかし蛭子さんの絵ってどーしてこうも絡みつくいてくるんでしょうね。
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Unknown (nakamura8cm)
2009-03-04 09:30:55
尻だけで確信が持てるほど、モックンの体に詳しくないのですが(笑)、あのCKBジャケにも負けてないキリっとしたTバックですよねえ。

ここは本木さんの尻ってことにしときましょう!とりあえず。

>蛭子vsバンバン…ホント、やりきれない
いや~尻に集中しづらくて申し訳ない(笑)
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Unknown (Sophie)
2009-03-07 04:36:42
8cmじゃないけど、奥田民生もカバーしてましたね。
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Unknown (nakamura8cm)
2009-03-07 14:27:27
民生のもいいカヴァーでしたね。
↓の記事に登場。8cmじゃないけど。
http://blog.goo.ne.jp/nakamuranaika/e/dc0d4df0ed0efbc74b10a77c77280cc1
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