「天使のささやき」 ゴルビーズ 1990年

GOLBIES are 木原さとみ、篠原涼子、川村知砂

Cha-DANCEレーベル６枚目のシングル。ゴルビーズとしては２枚目。

①天使のささやき　WHEN WILL I SEE YOU AGAIN
作詞・作曲：K. Gamble/L. Huff、日本語詞：神野々子、編曲・演奏：T. Tashiro－MST
フィリー・ソウルを代表するプロデューサー・ソングライターチーム、ギャンブル＆ハフの代表作。1974年にThe Three Degreesが歌って世界的大ヒットとなった。スリー・ディグリーズは、日本でとっても人気があったようで、何度も来日していたり、筒美京平作の「にがい涙」（詞は安井かずみで、もちろん日本語）、細野晴臣作曲「ミッドナイト・トレイン」（作詞は松本隆で、こっちは英語）なんて日本向けのシングルを作っていたりするマメさが嬉しい外タレさんだ。「WHEN WILL I SEE YOU AGAIN」も本人たちが歌う日本語ヴァージョンが存在する。日本語詞は白井章生が担当し、歌詞には「天使のささやき」という言葉が入ってた。この日本語ヴァージョンを小泉今日子が1992年にカヴァー。

小泉さんに先立つこと2年、TPDのスーパーユニットが独自の日本語詞でカヴァーしたのがこのシングル。正直この安いアレンジは何度も聴く気にはなれない。木原、篠原、川村のTPD中心メンバー３人が民主的にリードを回している。歌詞は、デビュー前に付き合ってた彼氏との思い出を懐かしむ、みたいな内容。「星空へ　ステップ　のぼりたいの　許してね」って。アイドルとしてのサクセスのために捨てられた男に感情移入してみるのもよし。ファンのお兄さんたちに優しい作りになってるね！

②カラオケ「～Original Audition Mix～」ってサブタイトルが付いてる。

定価800円、中古で200円。
Wikiによれば、TPDからゴルビーズが選抜されたのではなく、ゴルビーズが母体となって７人組のTPDが結成されたようだ。
ジャケの衣装提供はVIVA YOU。