初の2000年もの。前世紀最後の年、8cmシングルは2000年問題を何とか乗り越え、リリースされていたのだった。ジャケットがマキシサイズなのはやや残念だが、何ゆえ2000年にあえて8cmで出す?これは…ひょっとして直枝さん8cm好き?いや、きっとそうに違いない。間違いない!「ムサシノep」も、ムリヤリ8cmって雰囲気あるし。
カーネーション、現時点で最後の8cmシングルでもある。
5人編成での最後のアルバムになってしまった、「LOVE SCULPTURE」からのカット。
①恋するためにぼくは生まれてきたんだ NTV系「SPORTS MAX」エンディングテーマ
作詞:直枝政広、作曲:矢部浩志、編曲:上田 禎&carnation
「愛する言葉-Summer Children-」に続く矢部作品のシングル。間奏のDavid Bowie“Golden Years”の引用も軽やかな、矢部さんらしいポップな展開の曲だ。アルバムと同一テイク。
②春よ来い
作詞:松本 隆、作曲:大瀧詠一、編曲:carnation
えーっと、このブログを見てくれているような方々には説明不要、問答無用、日本のロック史上、最重要曲といっても過言ではない。「お正月といえ~ばぁ~」ってへんな歌詞なんだけどね(注:誉め言葉)。はっぴいえんどの作品中でも独特の輝きを放つ異色作、なのにバンドの代表作でもあるという…もう、いいか。歴史抜きにしても十分魅力的な楽曲だし。
この曲やっちゃう?やっちゃえ!みたいなノリがないと絶対に取り組めないような、いろんな意味で重みのある曲だと思う。さて、5人のカーネーションはこの稀代の名作に対して真っ向勝負。もう、豪速球投げるしかないぜ!ってなメンバーの意気込みが伝わってくる名演だ。矢部さんスティックのカウントに続くイントロから、めちゃくちゃグルーヴィー。矢部ドラム・大田ベースはもちろんのこと、棚谷さんのオルガンがうねる、うねる!もちろん鳥羽さんの重たいギターも最高。そして直枝さんの歌声は大瀧憑き?少しモノマネ入ったような、それでいて大瀧さんとは違った色気を匂わせる名唱。
ああ、もうたまらん。神をも恐れぬカーネーションびいきの視点で言わせてもらえば、「春よ来い・完成形」か。
いや、言い過ぎたかな…「春よ来い・やんちゃ編」くらいにしとく?
まあ、それはともかく日本のロックの歴史継承者としてのカーネーション、というバンドの存在感を見せ付けるすばらしいカヴァーだと思う。
Produced by 上田ケンジ& carnation
カーネーションは同年、アナログ限定の「LOVE SCULPTURE II」で、「はいからはくち」「抱きしめたい」の2曲のはっぴえんどカヴァーを披露している。3曲とも大瀧作品ですな。こちらもストレートなカヴァーで、文句なしにカッコいい出来。特に「抱きしめたい」での直枝さんのブレスの入れ方、オリジナルを聞き込んだ者のみが出せる敬愛にあふれている。
定価1050円。定価で購入。
写真はあまりにもあざとい雰囲気だが、高校時代に買った「ゆでめん」のジャケットに乗っけてみた。松本隆自筆の歌詞カードも少し覗いてる。
カーネーション、現時点で最後の8cmシングルでもある。
5人編成での最後のアルバムになってしまった、「LOVE SCULPTURE」からのカット。
①恋するためにぼくは生まれてきたんだ NTV系「SPORTS MAX」エンディングテーマ
作詞:直枝政広、作曲:矢部浩志、編曲:上田 禎&carnation
「愛する言葉-Summer Children-」に続く矢部作品のシングル。間奏のDavid Bowie“Golden Years”の引用も軽やかな、矢部さんらしいポップな展開の曲だ。アルバムと同一テイク。
②春よ来い
作詞:松本 隆、作曲:大瀧詠一、編曲:carnation
えーっと、このブログを見てくれているような方々には説明不要、問答無用、日本のロック史上、最重要曲といっても過言ではない。「お正月といえ~ばぁ~」ってへんな歌詞なんだけどね(注:誉め言葉)。はっぴいえんどの作品中でも独特の輝きを放つ異色作、なのにバンドの代表作でもあるという…もう、いいか。歴史抜きにしても十分魅力的な楽曲だし。
この曲やっちゃう?やっちゃえ!みたいなノリがないと絶対に取り組めないような、いろんな意味で重みのある曲だと思う。さて、5人のカーネーションはこの稀代の名作に対して真っ向勝負。もう、豪速球投げるしかないぜ!ってなメンバーの意気込みが伝わってくる名演だ。矢部さんスティックのカウントに続くイントロから、めちゃくちゃグルーヴィー。矢部ドラム・大田ベースはもちろんのこと、棚谷さんのオルガンがうねる、うねる!もちろん鳥羽さんの重たいギターも最高。そして直枝さんの歌声は大瀧憑き?少しモノマネ入ったような、それでいて大瀧さんとは違った色気を匂わせる名唱。
ああ、もうたまらん。神をも恐れぬカーネーションびいきの視点で言わせてもらえば、「春よ来い・完成形」か。
いや、言い過ぎたかな…「春よ来い・やんちゃ編」くらいにしとく?
まあ、それはともかく日本のロックの歴史継承者としてのカーネーション、というバンドの存在感を見せ付けるすばらしいカヴァーだと思う。
Produced by 上田ケンジ& carnation
カーネーションは同年、アナログ限定の「LOVE SCULPTURE II」で、「はいからはくち」「抱きしめたい」の2曲のはっぴえんどカヴァーを披露している。3曲とも大瀧作品ですな。こちらもストレートなカヴァーで、文句なしにカッコいい出来。特に「抱きしめたい」での直枝さんのブレスの入れ方、オリジナルを聞き込んだ者のみが出せる敬愛にあふれている。
定価1050円。定価で購入。
写真はあまりにもあざとい雰囲気だが、高校時代に買った「ゆでめん」のジャケットに乗っけてみた。松本隆自筆の歌詞カードも少し覗いてる。
思わず、笑ってしまいました!
>「春よ来い・完成形」か。
確か、松本隆30周年オメデトウライヴ(笑)で、
carnationが演奏していたと思います。
“はっぴぃえんど”よりも良かったですよ。
>日本のロックの歴史継承者としてのカーネーション
今、サンボマスターのことを、
“日本語ロックという新しいジャンルの開拓者”と、
語る歴史認識の全くないテレビ局がありました(爆笑)。
もう少し、carnationのようなロック・バンドを評価していただきたいですね。
でしょでしょ。でもReal Manは12cmだったりするので、意外と何も考えてないのかも(笑)。ゆでめんがきれいに見えるのは狙いどおり(ニヤ)。じつは写ってない部分がカビてたりする(笑)。今、カーネーション帰りで、まだボーっとしてます。あやさんのレポにコメントするぞー。
●オランダの薔薇さん
「風待ミーティング」ですね。私はビデオで見て、ありゃこれはライブ行かなきゃまずいな、と思い現在に至るってところです。いろんなバンドが出てたけど、圧倒的に迫力がありました。Biographyにある、「ぶちかまし」という表現がぴったりだったと思います。あー「12月の雨の日」もやってたんだよなあ。
僕も偶然今日、カーネーションを聴いてました。
「メロウ・マイ・マインド」は一生ヘビーローテーションです。
カラオケで「Edo RIver」歌いたいっす!
ああ~ライブやらないかなぁ。
トラックバックさせていただきました。
よかったら読んで下さいね☆
nakamura8cmさんもBOXXに行かれたのですね。ほんと素晴らしいLIVEでした。はっぴいえんどのカヴァーはこんなにも録音されていたのですね。「LOVE SCULPTURE」発売時の渋谷タワレコ特典の「はいからはくち」の8cmは持っているのですが「抱きしめたい」も演ってるんですね(う~ん聴きたい)風待ミーティングの録画は私もニヤニヤしながら見てしまいました。これからも更新楽しみにしております!
はじめまして。カーネーション、3人になっても凄いっすよ。このキャリアでこれだけライブをこなしているってのも驚きです。大阪でしたら、結構ライブやってるし、是非。
●Bassmanさん
はじめまして、という気はしませんが(笑)。こちらこそチェックさせて頂いております。特にハイドパークのレポは歯ぎしりしながら読みました(笑)。
『渋谷タワレコ特典の「はいからはくち」の8cm』!?オーマイガッ、なんてことだ!そんなモノが存在するなんて…8cm & カーネーション・コレクターとしてこんなに悔しいことはないっす(笑)!えっ?もしかしてみんな持ってるの?収録曲は一曲なんですか?よろしければ教えてください!(って取り乱しすぎ)
こういった特典はうれしいですよね。
とすると「抱きしめたい」は「LOVE~2」のアナログでないと聴けないのですね?
「恋する~」のシングルもダメもとで探してみます!
>とすると「抱きしめたい」は「LOVE~2」のアナログでないと
そうだと思います。
BOXXでもやってた「おそろいのお気に入り」もアナログ限定ですよねー。
「買える時に買っとかないと」はこの世界の鉄則ですね。
ジャケ裏を見るとコロムビア(ヒートウェーブ)からの非売品で
番号はTDDP-003と書いてありました。
タイムスリップ・グリコのCDみたいな小さいジャケで歌詞カードも何もなし。なんとか無くさず持っておりました。
TBもいきなりしてしまいましたすんません!
カーネーション&直枝さんは非売品カセットなんかもありますよねえ。
困ったもんだ(笑)。
えーい、TB返しだ!