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「二人の夏」作詞・作曲:浜田省吾
3枚で、新旧20年の開きがある4ヴァージョンを。
まずはオリジナル収録の一枚(中上)。リリースは1991年。
①二人の夏(浜田省吾)
編曲:町支寛二
浜田省吾本人も語っているとおり、ビーチボーイズの影響をダイレクトに受けている3連バラード。これは浜省ソロ名義で1987年にアナログ7インチでリリースされたヴァージョンだ。アレンジは愛奴のギタリストであり、浜省の相方と言うべき町支寛二が担当しており、基本はオリジナル(②)と同じで、ストリングスやサックスが加わってやや豪華になった。サイズは2秒しか違わない。町支はギター&コーラスのクレジットだが、実質浜省とのデュエットって感じ。
間奏はビーチボーイズの『SUMMER DAYS【AND SUMMER NIGHTS!!】』(1965)(中下)収録曲「Summer Means New Love」(邦題「恋の夏」)の引用である。
②二人の夏(愛奴)
編曲:愛奴
浜省が在籍したことで知られる愛奴。「愛奴」って、SM雑誌に出てきそうな字面だなぁといつも思ってしまう(失礼)。彼らのデビューシングルがこの「二人の夏」だった。浜省にとって、初めて世に出た自作曲(しかも全く売れなかった)ということで、よほど思い入れがあったのだろう。8cmシングルのカップリングという形で、16年後に再び世に問いたくなるほどに。
定価800円、中古で500円。
夕陽を浴びて、砂浜に佇む浜省の後姿。ちょっと笑えるくらいキザなシチュエーションをジャケットにしてしまうところが、浜省らしいのか(推定)。
関連浜省「アヴェ・マリア」
左、「世界の果てまで」山下達郎 1995年。
①世界の果てまで
作詞・作曲・編曲:山下達郎
CMで聴いたことある。
②二人の夏(Live Version)
編曲:山下達郎
1994.5.2中野サンプラザ・ホール。「こぬか雨」、「砂の女」と同じく「SINGS SUGAR BABE」からのライブ音源である。ビーチボーイズといえば達郎。この曲がハマらないわけがない。あのねちっこい歌い方で、完全に曲を自分のものにしている。当然、間奏までオリジナルどおりにコピー。達郎と浜省って音楽的には意外な取り合わせという気がするが、達郎がラジオでこの曲の愛奴ヴァージョンをかけていたのを聴いたことがある。そのとき、同学年でデビュー年が同じ、ドラマー歴あり、最初のグループが商業的には全く成功せずソロになってからブレイク、さらにコンスタントに音楽活動を継続している、という多くの共通点を持つ浜省に並々ならぬシンパシーを感じていると語っていた。なんかいい話だねえ。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
右、「I'm all right」椎名恵 1995年
①I'm all right
作詞:椎名恵、作曲:松田良、編曲:見良津健雄
椎名恵は、1986年デビュー。初期はドラマタイアップ作品が多く、結構ヒットしてたみたい。全く記憶にないのだけど。これは15thシングルのようだ。
②二人の夏
編曲:見良津健雄
AORなアレンジで。椎名さんの声は、サラッと軽く漂うような感じで、アクの強い上記ふたりの男性ヴォーカリストとは好対照。実は曲調には一番合っているかも。間奏のピアノはビーチボーイズではなく、オリジナル。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で50円。
3枚で、新旧20年の開きがある4ヴァージョンを。
まずはオリジナル収録の一枚(中上)。リリースは1991年。
①二人の夏(浜田省吾)
編曲:町支寛二
浜田省吾本人も語っているとおり、ビーチボーイズの影響をダイレクトに受けている3連バラード。これは浜省ソロ名義で1987年にアナログ7インチでリリースされたヴァージョンだ。アレンジは愛奴のギタリストであり、浜省の相方と言うべき町支寛二が担当しており、基本はオリジナル(②)と同じで、ストリングスやサックスが加わってやや豪華になった。サイズは2秒しか違わない。町支はギター&コーラスのクレジットだが、実質浜省とのデュエットって感じ。
間奏はビーチボーイズの『SUMMER DAYS【AND SUMMER NIGHTS!!】』(1965)(中下)収録曲「Summer Means New Love」(邦題「恋の夏」)の引用である。
②二人の夏(愛奴)
編曲:愛奴
浜省が在籍したことで知られる愛奴。「愛奴」って、SM雑誌に出てきそうな字面だなぁといつも思ってしまう(失礼)。彼らのデビューシングルがこの「二人の夏」だった。浜省にとって、初めて世に出た自作曲(しかも全く売れなかった)ということで、よほど思い入れがあったのだろう。8cmシングルのカップリングという形で、16年後に再び世に問いたくなるほどに。
定価800円、中古で500円。
夕陽を浴びて、砂浜に佇む浜省の後姿。ちょっと笑えるくらいキザなシチュエーションをジャケットにしてしまうところが、浜省らしいのか(推定)。
関連浜省「アヴェ・マリア」
左、「世界の果てまで」山下達郎 1995年。
①世界の果てまで
作詞・作曲・編曲:山下達郎
CMで聴いたことある。
②二人の夏(Live Version)
編曲:山下達郎
1994.5.2中野サンプラザ・ホール。「こぬか雨」、「砂の女」と同じく「SINGS SUGAR BABE」からのライブ音源である。ビーチボーイズといえば達郎。この曲がハマらないわけがない。あのねちっこい歌い方で、完全に曲を自分のものにしている。当然、間奏までオリジナルどおりにコピー。達郎と浜省って音楽的には意外な取り合わせという気がするが、達郎がラジオでこの曲の愛奴ヴァージョンをかけていたのを聴いたことがある。そのとき、同学年でデビュー年が同じ、ドラマー歴あり、最初のグループが商業的には全く成功せずソロになってからブレイク、さらにコンスタントに音楽活動を継続している、という多くの共通点を持つ浜省に並々ならぬシンパシーを感じていると語っていた。なんかいい話だねえ。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
右、「I'm all right」椎名恵 1995年
①I'm all right
作詞:椎名恵、作曲:松田良、編曲:見良津健雄
椎名恵は、1986年デビュー。初期はドラマタイアップ作品が多く、結構ヒットしてたみたい。全く記憶にないのだけど。これは15thシングルのようだ。
②二人の夏
編曲:見良津健雄
AORなアレンジで。椎名さんの声は、サラッと軽く漂うような感じで、アクの強い上記ふたりの男性ヴォーカリストとは好対照。実は曲調には一番合っているかも。間奏のピアノはビーチボーイズではなく、オリジナル。
③①のカラオケ
定価1000円、中古で50円。
見良津さんは松尾清憲さんのバックで
ギターを弾かれていた方です。
残念ながら、去年お亡くなりになったそうです。
以前、「ワカレナ」の記事で見良津さんの話が出ましたね。コミカルなものが得意なのかな、と思っていましたが、この8cmは至って真っ当で意外でした。