失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「Ya Ya (あの時代を忘れない)」 ビル・チャンプリン 1991年

2008-09-06 | 桑田・バンド
今週エンケン見に行った吉祥寺で、中古屋ちらっと見たら、ずっと探していたある盤を発見!喜びのあまり、すぐ近くにあったコレも勢いで購入。

サザンの英語カヴァーなんて普通だったら買わないけど、前の記事を書いたばかりだったから。まあ、これも運命でしょう、と。聴いてみたら、思ったとおりの凡作だった。

①Ya Ya (あの時代を忘れない) MEMORIES OF HER UCC CAN COFFEE イメージソング
作詞・作曲:桑田佳祐、英語詞:Tommy Snyder、編曲:Jerry Hey
あーいかにも缶コーヒーのCMが似合いそうな安っぽい仕上がりで。1981年からシカゴに加入。1985年のピーター・セテラ脱退後は、シカゴのリード・ヴォーカル(のひとり)として現在も活動中のBill Champlin。個人的には、まったく面白みを感じられない音楽です。そいえばシカゴの8cmもどこかにあったな、と発掘したら(右)ビル・チャンプリンがリードヴォーカルを務めた「リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ」(1988)というシングルだった。これまた産業バラードって感じで…

②いとしのエリー ELLIE MY LOVE
作詞・作曲:桑田佳祐、英語詞:Rumiko Varnes & Pete Hawkins、編曲:Randy Petersen
これは以前紹介したレイ・チャールズと同じ英語詞で歌ってる。軽い。星君の球は軽いっ!

定価800円、中古で420円。
改めて、高い買い物だった。魔がさすっていうか…こういうときもあるさね。
この2曲も収められた、桑田作品の英語カヴァー集『MID-SUMMER BLOSSOMS』にはドクター・ジョン、タジ・マハール、フィリップ・ベイリーなどの大物も参加しているようだ。

一応、「エリー」スリーカードで、記念撮影。



サザンとレイ


ところで今年初の生エンケン。絵本「ボイジャーくん」発売記念ライブは、絵本の絵を描いた荒井良二のライブペインティングとのコラボだった。エンケンは最初エレキで中盤から生ギターへスイッチ。エレキはエレキでスゴイのだけど、アコースティックのほうがさらに凶暴で爆音に聴こえてしまう。そんなギタリストは世界でもエンケンぐらいだろ、と改めて感服した。純音楽魂を見せつけられたライブのあと、絵本手渡し&おふたりと握手。

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