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失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「渚のシンドバッド」 ピンク・レディー 1977年、結城めぐみ 1990年

2012-07-28 | セクシー方面
結城めぐみの4thシングル。

左、ピンクレディーのオリジナルヴァージョン(8㎝再発盤)についてはこちらを。

右、第15代クラリオンガールによる13年後の駄カヴァー。

①渚のシンドバッド
作詩:阿久悠、作曲:都倉俊一、編曲:船山基紀
昭和の大ヒットソングをなんとなくカヴァーしてみたイージーな雰囲気がすでに残念。ガシガシ刻むビートはなかなか勢いあるし、結城さんのヴォーカルもグラビア系としてはまずまずのパンチ力はある。でも「だから、どうしたいの?」という気持ちを抑えきれない。どうでもいいけど、この曲を聴くとどうしても「河原の石川五右衛門」(大瀧詠一による替え歌)の「ちょいと鬼さん 手の鳴るほうへ」を思い出してしまうのよ。

②A・M・A・Z・O・N
作詩:真名杏樹、作曲:多々納好夫、編曲:松本晃彦
こちらはオリジナル曲。野性を忘れた男に対する肉食系女子の苛立ちがテーマ。めぐの歌声はさらにワイルドに、挑発的に!ロッククイーンとして伸び伸びシャウトしている感じで、①よりは好感もてる。唯一のアルバム『REAL NUTMEG』(1989)収録曲。

定価800円、中古で200円。
八重歯がチャームポイントのめぐみさん、爬虫類系のコスチュームで髪をかき上げている。タイトルがでかいのはいいとしても、なんだかガチャガチャと波の絵とかアーティストロゴなんかを無造作に重ねてるのはいただけない。もっと素材の魅力を信じようよ。



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