令和4年5月31日(火曜日)
早いもので、今日は、5月の最後の日。
この一か月を振り返り、しっかり仕事ができただろうか?と心配になります。Facebookをはじめとする媒体の活用により、いわゆる「備忘録」が存在するのはありがたいのですが、活字として残ったものを見て、心配にもなります。
午前中は、監事をお引き受けしている法人の監査を行いました。済生会での約16年に加えて議員としての経験が、お役に立つのなら嬉しいですが、責任も重いです。

午後は、市議会に登庁し、タブレット推進委員会が企画してくれた研修会に参加しました。

日田市議会での、タブレット端末導入に向けたこれまでの取組の経過は…。
・平成29年1月17日の全員協議会において、初のデモンストレーション。
・令和2年1月20日の議会改革特別委員会において、中島章二議員、宮﨑陽治議員、私・中野哲朗の3名が、導入目的の整理や他市事例の研究を行う推進委員としてのミッションを与えられる。
・平成2年8月19日の議会改革特別委員会において、コロナや災害の影響を受けながらも推進委員による検討を重ねた結果に基づく各会派での協議を経て、タブレット端末の導入を了承す。その後、8月25日の議会運営委員会、8月31日の全員協議会では、私が推進委員を代表して、検討結果を報告し、異論なく了承される。ここに、日田市議会としての意思が決定する。
・令和3年3月26日、操作説明の研修会を開き、各議員にタブレット端末を貸与。
この間、杵築市議会の藤本議員と二宮議員、中津市議会の相良議員、宇佐市議会の和気議員には、視察でお世話になり、また、情報を提供していただき、導入に向けての御指導をいただきました。
導入の上は、積極的に活用するのは当然で、今日の研修会の冒頭、推進委員長を務める中島議員から「いち早く、日田市議会が完全ペーパレスに向けて、進むように研修を積み重ねたい」との力強い挨拶がありました。
私は、印刷製本された会議録や予算に関する説明書が好きです。しかし、多額の公金を投じて整備した以上は、個人的な好き嫌いではなく、フルに使いこなす必要があると覚悟しています。

議員として、市の各種事業の費用対効果を追及する以上は、議会の総意として、導入したタブレットについて、積極的に、徹底的に活用しなければ、今後、費用対効果についての議論が難しくなりはしないかと余計な心配をしています。