令和4年12月31日(土曜日)
例年、大晦日は、家の掃除や買い物等でゆっくり過ごしていましたが、今年は、地元町内の皆様への年末のご挨拶をさせていただきました。暮れの押し迫った中に、ご迷惑だったと思いますが、温かいお言葉で出迎えてくださった地元の皆様に、心から感激しました。
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午後は、大原八幡宮で開催された大祓祭に、初めて参加しました。年越の祓は、新たな年を迎えるために心身を清める祓いとされ、自らを振り返るための機会としても、必要なことではないでしょうか、と神社本庁のホームページに書かれていました。
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今年も、無事に大晦日を迎えることができました。
一年を振り返ると、まず、年に4回開かれる定例市議会では、毎回、一般質問を行いました。
コロナ禍における教育現場の対応、小中学校における教員の配置状況、日田市清掃センター最終処分場、280MHz帯防災行政無線システム、福岡・大分デスティネーションキャンペーン。
市長の選挙公約である「日田市総合的な子ども支援拠点」については、6月以降、3定例会連続で質問しました。決して、事業を否定的に捉えているのではなく、その進め方のおかしさを指摘し続け、より良い内容にしてほしいとの期待を込めて、厳しいことを言ってきたつもりでした。議場だけではなく、委員会審査でも同様です。しかし、12月定例会の教育福祉委員長報告でも明らかとなったように、まだまだ議論の余地がたくさんあるのに、必要だから急ぐんだ!と言わんばかりの一方的な姿勢が、突如とした4億円のハコモノ建設とすり返られるようでは、話になりません。この件については、議会の総意として、予算案を否決しましたが、閉会後の市長のコメントとして新聞報道されたような「説明に不備があるから」などという単純な理由ではないことを改めて指摘しておきます。また、市長が、来年3月定例会での再提案を示唆したとの報道もあります。予算もないのに、そんな短期間に、十分な精査できるのか。当分、目が離せない案件です。
地域医療について、地域高規格道路「中津日田道路」については、今後も、しっかり取り組んでいきます。
次に、政治活動の報告は、「誠実に積み重ねる」を旨とし、「継続は力」を実践したつもりではあります。コロナ禍で、対話を基本とした活動ができにくい中でも、可能な限り、SNSを活用した私の政治活動全般を報告してまいりました。ただ、どれほど浸透しているのかは掴めません。また、私の議会だより『なかの哲朗市議会通信』は、現在、第31号の編集中です。市内各地を歩きながらの直接対話の機会が激減した中、そのことに対する厳しい御意見があることも耳に届いています。コロナ禍の政治活動のあり方は、同じように選挙の戦い方にも影響が出るはずで、いよいよ来春は、その審判を受けなければなりません。
平成27年4月の市議会議員初当選以来、多くの皆様のお支えをいただき、想像以上の充実した活動を展開することができました。議員としての実績は、まだまだ決して多いわけではありませんが、地元・三芳地区をはじめとしてご相談をお受けする機会も多くなりました。
7月に行われた参議院選挙では、全力を尽くし、自民党新人を国政に送り出すことができた後、今後の身の振り方について、多くの皆様と相談させていただきました。そして、働き盛りの今、2期8年の市議会議員としての経験とフットワーク・バイタリティを活かした相乗効果の渾身の政治活動を展開し、県政と市政をつなぐために全力で仕事をしたいとの決意を固めました。これまで、皆様と一緒に積み上げてきた政治の経験は、必ず、県政の場でもお役に立てると確信し、「今、期待に応える」をキャッチフレーズとして、誠心誠意、全身全霊をかけた挑戦をいたします。
令和4年。
この一年も、たいへんお世話になりました。皆様の御指導、御理解、御支援、御協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
令和4年12月31日
日田市議会議員 中野 哲朗