令和4年1月30日(日曜日)
本日、日田市では、新型コロナウイルス陽性者を26人確認しました。過去最高です。大分県全体では、745人のPCR等検査を実施し、陽性は411人でした。
重症者用の病床が使用されていないことが何よりですが、病床使用率は508のベッドに対し235の入院で、46.3%です。
昨年5月15日に、病床使用率55.3%を記録したことがありましたが、その時は、ベッド数418に入院231でした。医療に対する影響が最も気になるところです。
さて、おうち時間が長くなる中、パソコンと向き合う時間も長くなります。今日は、昨年の3月議会の一般質問のために作成した資料と1年ぶりに再会しました。
日田市の第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた目標数値の設定が甘いのではないか?という質問をするために、大分県が毎年この時期に公表する人口推計年報を根拠として、作成したものです。
【大分県ホームページ】
(令和元年分)
(令和2年分)
今後も、質問に厚みを増すため、国や県の資料を使わせていただこうと思っています。今は、令和3年分のこの資料の公開を楽しみに待っています😬
資料を活用した昨年3月の質問の一部をお示しします。長くなりますが、関心のある方は、ぜひご覧ください。
◆質問(中野)
総合戦略のKPIについて質問いたします。25歳から44歳の社会減の抑制を令和5年度にマイナス100人にする目標が設定をされておりますが、この数値の根拠を伺います。
◎答弁(企画振興部長)
第1期の総合戦略の取組は、基本的に第6次総合計画第2期基本計画に引き続き実施していく中で、基本計画の重点施策と位置づけた第2期総合戦略の4つの具体的な施策を実施することで、基本目標、25歳から44歳の社会減の抑制を平成30年の基準値がマイナス131人でございました。そこで、毎年30人程度の抑制を行うことでそれを維持し、令和5年度での目標をマイナス100人としたところでございます。
この社会減の抑制とは様々な要因が考えられることから、一つ一つの施策で何人ずつ抑制するとかといった目標の組立てというのは不可能と考えておりますので、131人の基準値をもって30人程度の抑制ということで、100人としたところでございます。
◆質問(中野)
平成30年度が131というのを基準ということで、先ほど登壇質問の答弁の中で、令和2年度については92人のマイナスという答弁があったかと思います。平成30年度が131人ということで、令和元年度、これを調べると99人のマイナス、その前3年間を見ると平成29年度が22のマイナス、28年度が49のマイナス、27年度が88のマイナスということでございました。
総合戦略というのは、策定自体とか、KPIを達成することが目標ではなくて、人口減少を抑制するというのが究極の目標であると思いますが、そういう観点から照らし合わせると、この目標の設定というのはもう既にクリアした数字を洗っているような気もして、ちょっと安易ではないかと思うんですが、この辺はどう考えるか答弁をお伺いします。
◎答弁(企画振興部長)
おっしゃるように総合計画の中では、当然人口減少という大きな目標の中でやっております。その中で、総合戦略、重要施策と位置づけました総合戦略の中で25歳から44歳という若者世代を対象とした社会減というものを、KPIとして設定をしたところでございます。
今御案内ありましたように、この2か年は目標のマイナス100人というのを下回っておりますので、このまま確実な施策を遂行する中で、目標の令和5年度まではこの流れを維持していきたいというふうに考えております。