令和3年12月31日(金曜日)
今年は、体調不良の日が多かった気がするものの、大きな病気や事故等なく、大晦日を迎えることができました。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、対話という形が取りづらく、苦慮しながらの政治活動でしたが、皆様の御理解、御指導、御支援、御協力により、無事に一年を終えることができそうです。
今年は、4回の定例会すべてで一般質問を行いました。3月は、令和3年度市政執行の方針と予算案。6月は、コロナ感染拡大に伴う医療体制の確保、上中津江地区の公共福祉施設、公共下水道の整備。9月は、子ども家庭総合支援拠点、玖珠川の災害復旧工事。12月は、地域医療、子ども家庭総合支援拠点について質問しました。市民の皆様からいただいた御意見を質問につなげたものもありました。「質問のための質問」ではなく、質問をきっかけとして結果を出せるように、取り上げた案件は、しっかりフォローしてまいります。
日田市議会では、昨年9月、12月と連続して「市役所1階フロア階段撤去」の予算を認めませんでしたが、今年に入っても、3月の「中津江地区福祉保健施設移転整備事業」、6月の「天ヶ瀬温泉街復興プロジェクト事業」の一部予算の減額修正を行いました。4定例会連続の減額修正は、異例中の異例でした。議案提出権が市長にあり、たとえ不完全な形で提出されたとしても、その「生煮えの議案」を審議・審査し、結論を出さなければならない議員の苦悩をご理解いただきたいと思います。あわせて、議案に対する態度について、議員には、明確な説明責任を求められていると強く感じました。来年もSNSや議会だよりを活用してまいります。
5月に、総務環境委員会委員長を退任しました。2期目の当選直後に就任し、2年間務めましたので、任期の折り返しを迎えたことを意味します。後半は、教育福祉委員会に所属することになりました。1期目での積み重ねを踏まえて、2期目の活動に全力で取り組んでまいりましたが、成果を上げられているか、自問自答を繰り返しています。市民の皆様に「中野には、仕事を任せて大丈夫!」と思っていたたげるような丁寧な対応に努め、誠実に一つひとつ積み上げていく政治活動を、新しい年も展開してまいります。
今年も一年間、たいへんお世話になりました。
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
令和3年12月31日
日田市議会議員 中野 哲朗