kakaaの徒然な日記

日記がわりにときどき、ふと思いついたことをつぶやきます。

【今日のブログ記事No.2828】■韓国では『国家権力犯罪』を犯した朴槿恵(パククネ)前大統領が罷免・逮捕・起訴・25年判決・刑務所収監されているのになぜ安倍晋三首相は何の罰も受けないのか?(No1)

2019-08-07 12:25:16 | 日本のガン・岸一族と魑魅魍魎の輩たち
【今日のブログ記事No.2828】■韓国では『国家権力犯罪』を犯した朴槿恵(パククネ)前大統領が罷免・逮捕・起訴・25年判決・刑務所収監されているのになぜ安倍晋三首相は何の罰も受けないのか?(No1)" href="https://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/05f197216ca67fece816c21cafb2b9ce" target="_blank">【今日のブログ記事No.2828】■韓国では『国家権力犯罪』を犯した朴槿恵(パククネ)前大統領が罷免・逮捕・起訴・25年判決・刑務所収監されているのになぜ安倍晋三首相は何の罰も受けないのか?(No1)


【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。    

昨日火曜日(2019.08.06)夜に放送しました【YYNewsLiveNo.2828】の『メインテーマ』を加筆訂正して【今日のブログ記事】にまとめました。

【放送録画】91分54秒

https://ssl.twitcasting.tv/chateaux1000/movie/559979411

【放送録画】

【今日のブログ記事No.3218】

■(加筆訂正版)韓国では『国家権力犯罪』を犯した朴槿恵(パククネ)前大統領が罷免・逮捕・起訴され裁判で25年の実刑判決を受け刑務所に収監されているのになぜ安倍晋三首相は何の咎めも受けないのか?(No1)

【画像1】韓国の【憲法裁判所】

20190807韓国憲法裁判所

【画像2】日本の【最高裁判所】

20190807日本の最高裁

【画像3】ドイツの【連邦憲法裁判所】

20190807ドイツの憲法裁判所

日本の安倍晋三首相がこの7年間に犯してきた『国家権力犯罪』は、朴槿恵前大統領が犯した『国家権力犯罪』と比べるのが不可能なほど『大規模で悪辣なもの』である。

今の日本が抱えるこの『最大の問題』を解決する『ヒント』は、私が2017年3月17日に配信した下記のブログ記事の中に書かれている。

結論から先に言うと、建国で現職大統領の『国家権力犯罪』を糾弾し罷免・逮捕・起訴・有罪判決・長期刑収監できたのは、韓国に1987年6月の民主化闘争で韓国民衆が力で勝ち取った『本当の憲法の番人』である【憲法裁判所】が【最高裁判所】の上にあったからである。

▲もしもこの時韓国に【憲法裁判所】がなく【最高裁判所】しかなかったならば、どうなっていたか?

体制擁護の韓国最高裁は、国会の『大統領弾劾訴追決議』を『違憲』として朴槿恵大統領擁護の最高裁判決を出していたことは確実である。

そして当時の韓国軍部は直ちに戒厳令を発布して反大統領派を武力で鎮圧していたことは確実である。

そうすれば1980年5月の全斗換新司令官による『広州武力制圧』のように『数千人規模の死者』と『数万人の負傷者と逮捕者』が出ていただろう。

▲日本に『本当の憲法の番人』である『憲法裁判所』が存在しないことこそが『最大・最高の問題』である。

それがゆえに日本では、【日本国憲法破壊】【国民資産横領】【国家主権米国売り渡し】【国民弾圧】などの【大規模で悪辣な国家権力犯罪】を繰り返す【極悪国家権力犯罪人=安倍晋三とその一味】が野放しにされているのだ。

日本には【憲法裁判所】の代わりに、米国支配階級とその傀儡政党である自民党を最後まで守る【番犬・最高裁判所】しか存在しないから、歴代自民党政権と安倍晋三自公政権の【国家権力犯罪者】が【憲法違反】【憲法破壊】【憲法無視】を繰り返しても『容認』されてきたのである。

日本国民はもうそろそろ【偽装憲法の番人=最高裁判所】への『幻想』を断ち切り、『本当の憲法の番人=憲法裁判所』をゼロから『創設する闘い』に総決起すべきである!

▲(再掲)韓国の憲法裁判所は国会の朴槿恵大統領弾劾訴追を合憲として韓国史上初めて現職の大統領を罷免した!

2017.03.16 ブログ『杉並からの情報発信です2』

http://7614yama.blog.fc2.com/blog-entry-3697.html

韓国の憲法裁判所は『独立した本物の憲法の番人』であること証明したのだ!

韓国憲法裁判所は、国会の朴槿恵大統領弾劾訴追の根拠となった朴氏の親友の崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件について、朴槿恵大統領が以下の5つの国家権力犯罪容疑を犯したたか否かを審理してきた。

No1. 朴槿恵大統領は国民主権主義や法治主義に違反したか否か?

No2. 朴槿恵大統領は大統領の職権乱用をしたか否か?

No3. 朴槿恵大統領はメディア弾圧を行ったか否か?

No4. 朴槿恵大統領は2014年の客船セウォル号沈没事故対応で国民の保護義務に違反したか否か?

No5. 朴槿恵大統領は収賄などの違法行為を行ったか否か?

韓国憲法裁判所の8人の判事全員が証拠不十分で却下したNo4以外の4つの国家権力犯罪を朴槿恵大統領が犯したと認定し『違憲、違法行為と憲法秩序に与える否定的な影響と波及効果は重大であり罷免は妥当である』としたのだ。

このことは、韓国には『独立した本物の憲法の番人』が存在していることを証明したのである。

韓国と同じように,ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、スペインは『独立した本物の憲法の番人』である憲法裁判所が存在する。

朴槿恵大統領のように国の最高指導者が国家権力犯罪を犯した場合、国民とマスコミと国会の野党国会議員は最高指導者による国家権力犯罪を反対の全国的な行動を行うのである。

そして国会が弾劾訴追決議をすれば,憲法裁判所が弾劾訴追決議が合憲か否かを最終判断するのだ。

そして憲法裁判所が弾劾訴追決議は合憲であると決定すれば、その国の最高指導者は権限を剥奪されて即刻罷免されるのだ。

しかし『独立した本物の憲法の番人』が存在せず『偽の憲法の番人=最高裁判所』しかない日本と米国では、最高指導者の首相や大統領は国家権力犯罪を犯しても、誰も罷免できず、誰も彼らを罰することができないのだ

日本の歴代首相である吉田茂や岸信介や佐藤栄作や中曽根康弘や小泉純一郎や今の安倍晋三首相などは決して罷免されず、犯した国家権力犯罪は決して罰せられることはないのだ。

米国の歴代大統領であるジョンソンやニクソン(辞職)やレーガンやブッシュ(父)やクリントンやブッシュ(息子)やオバマそして現大統領トランプは決して罷免されず、罰せられないのだ。

彼らが国家権力犯罪を何十回、何百回繰り返しても、誰も彼らを罷免できず彼らの国家権力犯罪を罰せなられないのだ!

なぜならば日本と米国には『独立した本物の憲法の番人』憲法裁判所の代わりに、『偽の憲法の番人』の働きをする『最高裁判所』が存在しているからである。

日本と米国の『最高裁判所』は歴代日本の首相や歴代米国の大統領による憲法違反、憲法無視、憲法破壊に沈黙し、容認してきたのだ。

日本と米国の『革命派市民』は、韓国民衆が決起して全斗煥政権から憲法裁判所創設を勝ち取った1987年の『韓国民主化闘争』に学ばなければならない。

日本と米国の『革命派市民』は30年遅れで民主化闘争に決起し最高裁を解体して独立した憲法裁判所を創設しなければならないのだ!

(再掲記事終り)

(No2につづく)

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●施政方針演説を読みながら 政官業癒着の方がマシだった

2019-01-30 13:17:21 | 日本のガン・岸一族と魑魅魍魎の輩たち


世相を斬る あいば達也

●施政方針演説を読みながら 政官業癒着の方がマシだった 

まずは冒頭に「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける」と、明治天皇の戦意高揚によく使われた歌が引用されている。

まさに、日本会議の票集めだ。どうしても、天皇の歌を引用するなら、譲位する今上天皇の歌を引用すべきだ。安倍首相の不敬に通ずる言葉そのものだ。

此の不敬に、日本共産党が噛みついた点も興味深いが、伊勢神宮参拝の立憲民主党は抗議のしようもないのだろうか。

≪「戦意高揚に使われた」 志位氏、首相の明治天皇の歌引用に抗議  
共産党の志位和夫委員長は28日、安倍晋三首相が施政方針演説で引用した明治天皇の歌について「日露戦争の最中詠んだ戦意高揚のために使われた歌。平和主義に真っ向から反する。強く抗議したい」と批判した。国会内で記者団に語った。
 引用した歌は「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける」。西村康稔官房副長官は記者会見で「困難の時に日本人が一致結束して乗り越えてきたことをうたったもの」と説明。志位氏の指摘に対しては「全くそういう意図はない」と反論した。
≫【毎日新聞:川辺和将】


さて、どうせ捏造改竄データ、サボタージュ・データ、忖度データ、挙句には誤謬データを根拠に、社会的統計や経済統計が霞が関を覆っているとなると、安倍の施政方針演説で自慢めいて引用される数字や数値は、ことごとく、事実認定を、然るべき機関で行わない限り、すべて信用に値しないことになる。

このような、疑惑だらけの数値をちりばめ構成された演説文は、結果的に“不能文”だと言えるだろう。

徒労感のある突っ込みになるが、一応、やるだけはやっておこう。ただし、この施政方針演説で引用された数字、数値は、すべて(仮)が付くもので、真実を言い当てていないことを重ねて言っておく必要がある。

さてと、あまりにも総花的で、やけにダラダラ長いだけの演説だったが、わが国の、今後の方向性においても、ビジョンらしきものが見当たらず、つかみどころのないものになっている。

ある程度、メディアリテラシーや国際的政治・経済・地政などの状況をわきまえれば、小泉―竹中―菅-安倍のラインに乗っかった安倍首相という構図がある程度見えてくるのだが、このラインに共通されている認識は、市場原理主義とグローバリズムだ。

ある程度の知見で、容易に理解出来る、市場原理主義経済やグローバル経済、金融資本主義的経済が、何を生みだすのか、既に判明している。

ハッキリしていることは、マネーには善悪の観念が欠けているわけだから、動物世界同様の弱肉強食な世界観で、この世が満たされることを意味する。

しかし、安倍首相は、その弱肉強食な世界の推進者として、EUや中国と手を組もうとしている。ロシアとの領土交渉にしても、経済協力をバネに、理念的でさえある領土問題を駆け引きに利用しようとしている。

そこまで現実的であるのなら、いっそ北方四島は戦後ソ連の帰属となったことを認めた上で、何兆円かでロシアから買い戻すくらいの商取引に、応じるほうがまだマシだ。なまじ外交で解決しようと云う考えが不遜だ。

安倍首相の施政方針は弱肉強食なリアル世界と領土と云う理念的世界が、ごちゃまぜに同時進行した、歯の浮くような美辞麗句に満たされた空疎な政権と言って良いだろう。

ただ、こんなクソな政権が7年間も続いている事実は、まさに奇跡だ。

なぜ、このような奇跡が起きるかと言えば、ひと言では表現しにくいが、国民の国と云う形への意識が失われたせいなのだろう。一人一人の国民が、国を意識せずに生活してこれた現実だ。

このような現実は、けっして悪い状況とは言えない。

ただ、本来であれば、国のあり方などを考えなければならない時期が到来しても、もうそこに戻ることが出来なくなる“日常生活症候群”という病は、いわば慣性の法則から抜け出せない水の流れのようだ。

安倍自身も、現実、自分の政策がどの程度成功し、失敗しているのか把握できていないらしく、“アベノミクスは今なお、進化”だとか、“戦後日本外交の総決算”だとか、抽象的な言葉を連ねて、何ら、平成以降の時代へのビジョンは語ることが出来ていない。

各省庁からの寄せ集め政策集を、単にライターが演説調に編集しただけだから、魂も、ビジョンも見当たらないのは当然だ。

昔は、政治の劣化を抽象的に、政官業の癒着などと言ったわけだが、癒着していれば、その方向性も予測可能だ。

しかし、今は、政官業もメディアも学会も、裁判所も、同じ方向に向かって走っている状況ではない。

個別のポジションで、個別の利益の為に、席取りゲームをしているだけで、調和はしていない。

筆者は、安倍晋三を生理的に毛嫌いしているわけだが、日本の政官業の劣化は、小渕恵三が枕元で、四人組に、次期総裁は森喜朗と言ったとされる辺りから壊れだしたのだと考えている。小渕恵三が森喜朗を指名するわけがないのに、無理くりメディアが押し込んだ。

政官業の劣化は、当然の如く、国民に伝播し、小泉純一郎と云うあだ花を咲かせてしまった。小泉の場合、或る意味で無邪気の政治だったが、これを利用したのが竹中平蔵だった。

そして、竹中が総務大臣の時、副大臣だったのが、現在の菅官房長官なのだ。

安倍が仕切っているかたちの、経済財政諮問会議は長期にわたり、竹中平蔵の勢力に支配され続けている。ここに、経産省の今井が絡む状況が、更なる劣化をもたらしている。

しかし、竹中の市場原理主義とグローバル経済で、筋が通っているようにも思えない問題が各所に見られる。

つまり、一見主義主張で物事が進んでいるように見えて、実は直近の利益を貪ろうと云う姿勢を間近に見る官僚らも真似、それを見聞きするメディアが劣化し、その劣化したメディア情報を、“日常生活症候群”に陥っている国民が真に受ける形で、症状はさらに悪化する。

いま、この国には、その全面的劣化の連鎖“劣化半島”を修正する起点が見たらない。

ここまで考えた時点で、徒労感に襲われる。

国民が、愕然とするようなショック療法以外、その起点は見当たらない。そのショックがどのようなものか、考えるのもおぞましい。

老齢年金が半分になり、円が通貨として意味のないものになるなどの経済的ショック。南海トラフ地震のような未曾有の激甚大災害。米中大戦の勃発。一つだけ言えることは、国民がみずから立ち上がる内乱的デモだけはなさそうだ。

つまりは、良くも悪くも、日本人には、権利を自ら勝ち取ることが苦手な人々のようである。海に守られた地政と云うもの、不思議なほど魔力がある。


https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/26148705070fd00225bedd0794eb08fd

安倍礼賛本にあるこの記述は、真実か。「安倍さんは人の悪口を言ったことがない。彼は、高潔なのだ」

2018-09-01 11:19:13 | 日本のガン・岸一族と魑魅魍魎の輩たち
安倍礼賛本にあるこの記述は、真実か。「安倍さんは人の悪口を言ったことがない。彼は、高潔なのだ」

「あれは、詐欺師だ」

と籠池さんを罵って何カ月も留置場送りにしても平然としている安倍が

悪口を言ったことがないだと

(下記〔資料〕参照)、

何をご冗談をと思うな。

毎日新聞の編集委員の伊藤智永さんによると、

ある有力政治家が

官邸の総理執務室で安倍と生前退位の話をしていたところ、

安倍は、

天皇陛下が福島へ慰問されたときの様子に触れて、

カーペットに膝をつきながら,『こんな格好までしてね』と説明したらしい。

伊藤さんがそれを『月刊日本』に書いていたのを

適菜 収さんが気づいた

(『BEST TIMES』2017/ 1/19 7:00 配信記事。藤井 聡(内閣官房参与)× 適菜 収(作家)新春対談において、 適菜 収さんが「 橋下 徹と安倍晋三」という小見出しにあるところで述べている。*http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/cat_155137.html)。

その記事にある安倍の描写は、

悪口以外の何物かであり得るのか。

もし、安倍が

「私は、人の悪口を言ったことがない」

と言ったのなら、

100%の嘘だと断言できる。

さて、話少し変わって、

悪口ないし非難云々以前に、安倍が人と議論しているところ、

見た人がいるだろうか。


Hiromi1961
@Hiromi19611
そもそも、安倍晋三が 議論と言えるものをしてるとこ、見たことない。
骨太だろうが、骨細だろうが、一度でいいから見てみたい、安倍晋三が議論してるとこ。

安倍首相「総裁選で国のあるべき姿 骨太の議論行いたい」 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180828/k10011596951000.html …

8:42 - 2018年8月30日

安倍首相「総裁選で国のあるべき姿 骨太の議論行いたい」 | NHKニュース
自民党総裁選挙への立候補を表明した安倍総理大臣は、党の役員会で「この国のあるべき姿について骨太の議論を行いたい」と述べ、…

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安倍は、

ともかく人との議論を嫌うから、

正面衝突する前に言いたいことがあれば、他人にそれを言わせる。

また、自分の気に入らない発言をしている者がいれば、

多くは取り巻きをして干させる、飛ばさせる等して圧力をかけ、追い詰めている。

たとえば、

こんなツイートがある。


岩上安身

@iwakamiyasumi
NHKの偏向報道は、組織あげてのものなので度し難い。森友問題でスクープを放った記者を、そのすぐあとに左遷し、記者として仕事をできないように干し上げたこと、ここでも何回か取り上げました。その記者の方、お名前は相澤冬樹さん。NHKを今月末で退社して大阪日日新聞に移ることが決まりました。

はなゆー
@hanayuu
返信先: @komatsunotsumaさん、19さん、他人
【動画あり】 沖縄県知事選挙。 NHKニュースはことさらに「共産党」を強調 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180829/k10011599021000.html …
共産党や社民党などが支援する玉城氏と、自民・公明両党が支援する佐喜真氏の対決の構図

20:26 - 2018年8月30日
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上掲の新聞記者の辞職の例にしても、

安倍がNHKにいちゃもんをつけたればこその左遷であり、

職員は、

その結果、辞職を決めた。

相澤冬樹なる人物、知りません。言論弾圧してません等、

安倍なら言いたがることだろう。

しかし、

鉄面皮もいいところだ。

ともすれば、

殺人までもが安倍晋三のために行われたのではないか!!

そんな安倍と一味同人する輩に

囲まれて

いかなる情報が一体、安倍の意図から離れて流布すると言うのだろうか。

そんな安倍の信奉者ないし伝令たちから、

今回、総裁選への出馬を見送った岸田文雄氏に向けて投げかけられた、

「扉が閉まる前にようやっと駆け込んだ」

「いま頃になって何だ」

「人事で徹底的に干せばいい」との声を伝える報道に触れ、

毅然と「これが本当だとすれば、

そんな自民党は、私は恐ろしく嫌です。それは不遜であり傲岸です。何を思い上がっているのか」

と述べる石破さんの憤りに

安倍と較べて百倍、千倍、あるいはそれ以上の億倍の高潔な心を感じる

(下記〔資料-2〕参照)。

思うに、

ヨイショ本を

お付きのスピーチライターに書いてもらって

高潔な人間の

振りをしている人間の気持ち悪さは格別だ。

自分一人では嘘をつき足りないので

他人にまで

嘘をつかせているの図じゃないか。



〔資料〕

「安倍首相のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯の安倍礼賛本!「安倍さんは人の悪口を言ったことがない」」

   リテラ(2018.08.24)

☆ 記事URL:http://lite-ra.com/2018/08/post-4205.html


安倍首相のスピーチライターが書いた『安倍晋三の真実』

 いま、枝野幸男・立憲民主党代表の演説をまとめた『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』(扶桑社)が話題を呼んでいるが、その一方で、大型書店では同じ棚に気になるタイトルの本が同じように鎮座しているのをご存じだろうか。

 その本とは、『安倍晋三の真実』。著者は、安倍首相のスピーチライターである谷口智彦内閣官房参与だ。

 名前だけを見てもピンとこない人のほうが多いだろうが、谷口氏はもともと「日経ビジネス」(日経BP社)の記者で、第1次安倍内閣時に外務副報道官を務め、2013年に安倍首相のスピーチライターとして採用された人物。おもに外交にかんする演説を手がけており、あの国際オリンピック委員会総会での「汚染水は完全にブロックされている」や、米シンクタンクでの「私を右翼の軍国主義者と呼びたいなら、どうぞ」、エジプト・カイロでの「ISILと闘う周辺各国に総額で2 億ドル程度、支援をお約束します」という演説も、この谷口氏がかかわったとみられているのだ。

 実際、帯の惹句にも「総理大臣の外交スピーチライターだから書けた 官邸「激闘の舞台裏」」「なぜ彼はこれほど身を削るのか」と書かれ、安倍首相と谷口氏が仲良く並んだ写真を掲載。版元は、ケント・ギルバート『中韓がむさぼり続ける「反日」という名の毒饅頭』や櫻井よしこ『日本人に生まれて良かった』、武藤正敏『韓国人に生まれなくてよかった』といった反中嫌韓のヘイト本を出版しつづけている悟空出版だ。

 内閣官房参与という官邸中枢の人物がヘイト本出版社から平気で本を出すという現実に頭がクラクラしてくるが、さらにすごいのは、その中身だ。

 じつは、惹句で謳うような“官邸の舞台裏”といった話はちょこちょこと差し挟まれるだけで、大半は安倍政権の政策をただただ礼賛し、〈経験と知見を誰より深め、羅針盤において揺るぎがなく、およそ人の悪口を言わず、霞が関で総理が自分の陰口を言っているのを聞いたという人が誰一人いないという、情緒においてもそれほど安定している人物〉〈自らに恃むところが強く、時代の要請に応じようとする使命感においても強くて、極めて誇り高い政治家・安倍晋三〉だのといった崇拝めいた文章で埋め尽くされている。

 たとえば、体調不良を理由に政権を投げ出したにもかかわらず再び総理に返り咲こうとしたときのことについて、谷口氏はこんな妄想を繰り広げるのだ。

〈安倍さんはあのとき負けなかった。歯を食いしばって立ち上がろうとし、そして天の声を聞いたのだと思います。
 天の声とは、英霊たちの声だったかもしれません。
 オレたちは、命と引き換えに、立派な国になってほしかったんだ、なのに今の日本は、こんなに衰勢じゃないか、頼む、しっかりしてくれというような〉

 これが「官邸「激闘の舞台裏」」を綴った本だというのだから、安倍官邸がいかに正気でないかがよくわかるというものだろう。

 しかも、なぜかこの本では“安倍総理はいかに人の悪口を言わないか”という点が繰り返し強調されており、〈言葉を慎む潔癖のせいというより、生来、そういう意地悪をやろうという発想をもったことがないのではないか〉などと述べて安倍首相の人格の高潔さをひたすら褒め称えるのである。

 国会という場で「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばし、挙げ句、市民に向かって指を指して「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などと口走る、あの人が、“悪口を言わない”“意地悪をやろうと思ったことがない”って……。

昭恵夫人の行動を“我が子を持てないから”と女性差別丸出しで擁護

 さらに、森友・加計問題についても紙幅を割き、小川榮太郎氏や国家戦略特区ワーキンググループ座長の八田達夫氏といった“お仲間”の主張を使って正当化。だが、ここまでは安倍シンパの常套手段でしかないが、谷口氏は加えて、昭恵氏の話をもち出し、信じられないような擁護論をはじめるのだ。

 なんと谷口氏は、昭恵氏が〈我が子をもつことをついにあきらめざるを得なくなってから(中略)東南アジアやアフリカでエイズ患者に会いに行って、抱きしめたり、(中略)社会的弱者、少数者に自分を近づけようとする努力が目立ちます〉と述べ、〈母として注ぐことのできなかった愛を、だれかのため、できればたくさんの人のため、そそいでみたいという衝動があったのではないか〉と推測。その上で〈昭恵さんはその最も柔らかい側面を見せてしまったことによって、かえってあまりにも不当な扱いを受けてきていると思います〉と庇うのである。

明らかに石破茂のことを指す攻撃も! 総裁選の宣伝であることを自ら証明

 名前こそ出してはいないが、この〈自民党のそれなりに名の通った政治家〉というのは、あきらかに石破氏のことを指しているだろう。現にいま、総裁選に向けて安倍陣営は石破氏のことを「隠れ護憲派」「安倍首相の批判ばかりで野党のよう」などとバッシングを展開しているが、谷口氏のこの主張はそれとまったく同じではないか。

 これだけではない。じつは同書では、もっとあからさまに総裁選を意識した文面が出てくるのだ。

〈総理の座とは、そのために必要にして欠くべからざる地位、いわばツールではあっても、自己目的化して追求しないといけないもの、ましてやトロフィーのように、それ自体が欲しくてたまらないというようなものではありませんでした。
 これは一度経験し、挫折し、復活したからこそとれた態度であり、覚悟です。  
 私たちは来る2018年9月に予定されている自民党総裁選で、その同じ態度、覚悟があるのかないのかわからない人を選ぶわけにはいかない。安倍総理に、圧倒的な勝利を収めてもらわなくてはならない〉

 さらに、まえがきでは、〈著者としては、読者を選びます〉と宣言し、〈官邸前に来て、「なにもかもアベのせいだ」と口汚く罵る人々、卑しい言葉をいとも容易に使っているうち、人相まで自ら卑しくしている類の人々には、もとより出会いたいと思っていません〉と安倍首相同様に市民を“卑しい者”扱いしたあと、〈しかし自民党の党員ともあろう人たちには、ぜひ、必ず、読んでほしいと思います〉とはっきり書いているのである。

 ようするに、これは総裁選に際し、自民党員に向けて書かれた本なのだ。

 スピーチライターまで動員して総裁選の選挙運動のための本を書かせるとは、なりふり構わないとはこのことだろう。谷口氏は〈安倍総理や周辺の誰彼から使嗾を受け、あるいは私が忖度し、時期を選んで本書を書いたというわけではありません〉などと言い訳めいたことも書いているが、内容や7月末という出版のタイミングからして“時期を選んで書いた”としか思えない。

 森友の“愛国小学校”が、なぜ社会的弱者や少数者と一緒くたになっているのかさっぱり意味がわからないが、女性の“産めない”という問題に無神経に踏み込んだ上、“母性本能が森友学園に肩入れさせた”と言わんばかりの主張をする──。よくもまあこんな下劣かつ説得力のカケラもないことを平然と書けたものだ。

 つまりこれは、総理付のスピーチライターがわざわざ書いた、安倍応援団たちの本と何ら変わりない、あまりに低レベルな安倍礼賛&擁護本なのだが、じつはこの本、これまで出版されてきた安倍礼賛本とは大きく違う点がある。

 そもそも、安倍応援団ジャーナリストが書く安倍礼賛本といえば、なんでもかんでも野党のせいにし、問題を野党批判に転嫁するのが特徴。たしかにこの本も野党批判はあるのだが、しかし、それ以上に強調されているのは、露骨な石破茂批判なのである。

 たとえば、モリカケ問題で野党を批判したあと、谷口氏はこうつづけるのだ。

〈(モリカケが支持率に影響すれば)自民党の、選挙に弱い議員たちの間に、すぐさま動揺が走ります。総裁候補を目指す人たちには、総理の背後からタマを撃つ卑劣な行いにあえて踏み出す手合いが現れます(実際に踏み出す人、留まる人とがいて、違いは人品骨柄に表れる)。憲法改正議論など、総理が始めてもらいたいと思っても、自民党が一枚岩にならないという状態になる。野党の思惑通りでしょう〉
〈憲法の一字一句変えるべからずという護憲原理主義者ならともかく、自民党のそれなりに名の通った政治家までが、加計をめぐる総理の対応をなじりたがるのは、結果として野党の敷いたプランを助けることになっている、また、憲法はなにがなんでも変えるべからずという勢力に自らくみすることになっているのを、よもや知らないはずはあるまいと思うのですが、果たしてどうでしょうか。知った上での発言だとすると、言葉に誠のない人ということになります〉

総裁選を前に、ネトウヨと安倍応援団の安倍ヨイショ本出版ラッシュが

 実際、安倍官邸には“前科”がある。2012年の総裁選直前も、安倍首相の熱烈な支持者だった小川榮太郎氏が『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)という安倍PR本を出版。これが安倍首相再登板の一翼を担ったと言われている。また、安倍首相の資金管理団体・晋和会と代表を務める選挙区支部が、政治資金で少なくとも4000部以上も購入していたことが判明している。

 さらに、昨年の総選挙投票日直前には、やはり小川氏が『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)なる陰謀論本を出したのだが、こちらもなんと自民党が5000部を買い上げ、所属議員や支部に〈ぜひご一読いただき、「森友・加計問題」が安倍総理と無関係であることの普及、安倍総理への疑惑払拭にご尽力賜りますようお願い申し上げます〉という書面つきで送っていたことが報じられた。

 つまり、今回の『安倍晋三の真実』も同じように、議員や支部へのPRとして出版された可能性が高いのだ。

 しかも、この総裁選のタイミングで出版される安倍PR本は、同書だけではない。今月17日には「月刊Hanadaセレクション」として『安倍総理と日本を変える』が発売されており、25日には産経新聞の阿比留瑠比記者が『だから安倍晋三政権は強い』(産経新聞出版)を、9月3日にはまたも小川氏が『徹底検証 安倍政権の功罪』なる本を『安倍晋三の真実』と同じ悟空出版から発売する予定なのだ。

 また、すでに『安倍晋三の真実』や『安倍総理と日本を変える』は新聞広告が打たれているが、これも総裁選を睨んだものだろう。事実、昨年の総選挙期間中にも『徹底検証「森友・加計事件」』の中吊り広告や新聞広告が大々的に打たれており、きっと総選挙直前にも同様に、安倍礼賛本の広告がどんどん打たれ、安倍3選ムードを高めることは、まず間違いない。いや、それどころか、『安倍晋三の真実』著者の谷口氏は、9月9日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)にまで出演する予定だという。

 自民党は昨日、総裁選の公開討論会や街頭演説を〈大幅に削減する方針〉を打ち出した(産経ニュースより)。石破氏との討論や市民の前に立つことから逃げる一方で、内閣官房参与のスピーチライターを使い、御用メディアを総動員し、姑息な宣伝活動に勤しむ──。谷口氏は本のなかで〈分厚い肉を味わってみたいとばかり、権力なるものに憧れを抱いている、(中略)本当にそんな人に権力を握らせてしまったなら、何をするか知れたものではありません〉と書いていたが、それこそが“安倍晋三の真実”ではないだろうか。

(編集部)


〔資料-2〕

「「何を思いあがっているのか」石破茂が安倍総理への「宣戦布告」手記を発表」

   文芸春秋(2018/08/10)

☆ 記事URL:http://bunshun.jp/articles/-/8620

「自民党のいまの状況を見て、何も言わないということは、私にはできません」

 8月10日午後、自民党の石破茂元幹事長は総裁選への立候補を正式に表明。あわせて同日発売の「文藝春秋」9月号に、安倍総理への「宣戦布告」ともいうべき手記「安倍総理よ、命を懸けて私は闘う」を発表した。


 石破氏が強く懸念するのは、安倍長期政権の下、保身のあまり権力者に「忖度」する議員が増え、自民党が物言えぬ政党になってしまった現状だ。

「国会議員は、誰でも選挙が怖いものでしょう。だから公認という党の後ろ盾がほしいし、ビッグネームに応援にも来てほしい。また地元の期待にも応えたいから、大臣、副大臣、政務官、委員会の理事に至るまで、ポストが欲しいとも思うでしょう」。しかし、「われわれが選挙で選ばれた国会議員である限り、忠誠を誓う相手は有権者であって、官邸でもなければ党本部でもない」と石破氏は言う。

 今回、総裁選への出馬を見送った岸田文雄氏に向けて安倍総理支持派から投げかけられた言葉に対し、石破氏の筆はひときわ厳しい。「扉が閉まる前にようやっと駆け込んだ」「いま頃になって何だ」「人事で徹底的に干せばいい」との声を伝える報道に触れ、「これが本当だとすれば、そんな自民党は、私は恐ろしく嫌です。それは不遜であり傲岸です。何を思い上がっているのか」と憤りを隠さない。

「このまま自民党が自由でも民主的でもない集団になっていくとすれば、やがて国民の厳しい審判を受けるでしょうが、自民党に代わって政権を担える党がいまない以上、自民党の敗北はイコール国民の不幸ともなりかねません」


 通常国会を揺るがせた「森友・加計」問題についてもこう述べる。

「総理夫人のお知り合いだったから、八億円も安く国有地が買えたわけではないこと。総理のご友人だったから、学部の新設が認可されたわけではないこと。行政の公正性や公平性の説明責任は行政側にありますし、加計(孝太郎)理事長も一方の当事者として、もっと説明の努力をしていただければ説得力があったはずです」


 石破氏は、昭和15年、太平洋戦争開戦を控えた帝国議会でいわゆる「反軍演説」をおこなって議会から除名された斎藤隆夫議員の故事を引きつつ、今回の出馬表明に至った心境のすべてを「文藝春秋」9月号で綴っている。さらに、憲法改正はじめ、北朝鮮のミサイル防衛と自然災害の避難体制とを一元化する「防災省」の創設や、「アベノミクス」の後、国民一人ひとりが豊かさを実感するための「地方創生」など、具体的な政策論にも言及している。

博打王と清和会<本澤二郎の「日本の風景」(3069)

2018-08-20 07:36:24 | 日本のガン・岸一族と魑魅魍魎の輩たち

博打王と清和会<本澤二郎の「日本の風景」(3069)

<岸信介と笹川良一の右翼反共人脈健在>

 思いついたら、急ぎ活字にしておかないと、忘れてしまうので今日も書かねばならない。8・15の清和会現職とOB首相、スポンサーのギャンブル王別荘の異様な集いのことである。愚民向けの演技なのであろうが、政府の中枢がここまで腐敗堕落してしまっていることに、涙が出るほど悲しい。そのことに気付こうとしない、新聞テレビにも驚きを禁じ得ない。それどころか、この腐敗の場所にメディアの悪党までも顔を出していたという。博打王と清和会の深い結びつきは、岸信介と笹川良一にさかのぼる。修身斉家治国平天下とは無縁の日本である。


<現在は安倍晋三首相と笹川陽平・日本財団会長>

 岸も笹川も戦争責任を問われた人物である。巣鴨刑務所の世話になった反共右翼・戦争勢力の代表格で知られる。
 戦後に復権して、権力の中枢に駆け上った岸と、岸にまとわりついてギャンブル王となって蓄財に成功した笹川、現在はその孫と息子が、前者が権力を握り、後者がその政権を支える不気味な関係を、恥ずかしげもなく、むしろひけらかしている。

 世界は、こうした異様な権力図を、ドイツと比較して、日本民族のあまりにもいい加減・でたらめ体質にあきれ返っている。そして、そのことに全く気付こうとしないジャーナリズムと日本国民に、世界の識者は辟易しているのである。

 戦後右翼の双璧となった児玉誉士夫は、ロッキード事件で沈没したが、笹川は息子にギャンブル王を継承させて、昨今は日本財団を名乗り、安倍を支える不気味な役割を果たしている。
 これこそが戦後の日本民主主義なのだ。

<岸のテコ入れでギャンブル王となった笹川>

 岸のすごさは、戦後右翼の双璧である児玉と笹川を抱え込んで、政権を維持したことである。なぜこんな事態を許したのか、筆者はずっと理解できなかった。
 真相はワシントンにあった。米謀略機関CIA工作の賜物だった。しかし、たとえそうだとしても、平和主義と民主主義の憲法のもとで、この奇怪な政権が実現したところに、自らを含めて日本民族の資質を疑うほかない。

 「岸が笹川のためにモーターボート博打を認めたものだ。当時、相撲と
ドッグレースとモーターボートが、ギャンブルの候補に上ったが、岸の政治力で盟友の笹川に競艇ギャンブルを認めた。このことで、岸は亡くなるまで政治力を維持、娘婿の安倍晋太郎を福田赳夫の後継者にさせたものだ。福田は岸派をもらったことから、岸に逆らうことが出来なかった」という。事情を知る清和会OBの説明である。

 岸と笹川の戦前からの結びつきが、今日の晋三と陽平の深い仲となっている。安倍の北京情報は、笹川パイプに依存している。「公然たるスパイもどき」と事情通は分析しているのだが。

<中野四郎元国土庁長官の証言>

 東京市議から政界入りした中野四郎は、晩年、福田の清和会メンバーとなったのだが、彼の貴重な証言録の一つが、笹川との関係である。
 「戦前の東京市議時代のことだった。笹川は右翼政治団体の大化会を主宰していた。その会合に中野を招待した。ところが、中野に用意された宴会場所は下座だった。これに怒った中野は、膳をけ飛ばして席を立って帰った。このことで、中野は戦犯にならなかった」と証言している。

 大阪の橋下某は「維新」を立ち上げたが、笹川は「大化」である。右翼は時代がかった名称にあこがれる。問題の料亭が「中野の日本閣」だった。右翼は日本をよく使用する。日本会議と日本財団の関係も注目すべきだろう。

 事情通は「笹川は本物のやくざで、何事も口先三寸の輩。利権に目ざとい。岸がモーターボート利権を提供して、財を成したものだ。モーターボートのエンジンは大和発動機に独占させて、利権を膨らませている」と指摘する。

 さらに大きな問題を抱えている。「競輪や競馬は、国や自治体が利益の配分権を握っている。ところが、笹川の競艇ギャンブルだけは、笹川が独占して、利益の一部を配分するという巨大利権を行使して、暴利を得てきている」というのである。

 確か田中角栄内閣のころ、この笹川利権をはがそうとしたことがあったが、岸が抵抗して、笹川利権を死守したという。

<清和会・やくざ・博打・カジノ法強行>

 思い出した。現役政治記者のころ、岸の後継者となった福田派の集金パーティーに出た時のことである。なんと笹川が、駆け足で登壇して、若さを売り込んでいた。彼は6・4事件の直後に北京に乗り込んで、要人を感激させたようだ。

 筆者が東京タイムズ政治部長のころ、同僚の斎藤・社会部長が、福田と右翼やくざの写真を入手、それを1面に大きく掲載した。福田の驚きは尋常ではなかった。そういえば、最近、安倍の地元事務所でのやくざ事件が話題になっている。清和会と右翼やくざとの結びつきは、岸時代からだから、根が深く、消えることがない。恥部なのだが、笹川の倅は、オヤジとは無関係とばかり、日本財団会長名で堂々と安倍との関係を内外に吹聴している、と事情通は分析している。
 「日本破局」を心配する福田の息子・康夫元首相は、これに猛反発しているようだ。
 こうしてみると、安倍・自公内閣が、先の通常国会でやくざ利権そのもののカジノ法を、公明党の石井国交相を先頭に押し立てて強行した理由が、小学生でもわかるだろう。

 やくざは公明党にも巣食っているのだろう。現に筆者が追及している「木更津レイプ殺人事件」の犯人は、富津出身のやくざ浜名である。殺害された戦争遺児の証言だと、なんと創価学会員である。彼は厚労省認可の介護施設を運営している。やくざに介護施設認可となると、政治力の存在を裏付けている。

 笹川と安倍と清和会の関係が、信濃町にも伝染しているものか。ここは現役ジャーナリストと野党国政調査権の出番であろう。

 余談だが、中野が衆院予算委員長としてワシントンを訪問した際、当時読売ワシントン支局に勤務していたナベツネが、実にすばらしい接待をした。秘書の話だと、中野は彼に高額の小遣いをはずんだ。

2018年8月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52166420.html