kakaaの徒然な日記

日記がわりにときどき、ふと思いついたことをつぶやきます。

【脱原発】弁護士 高山俊吉「一緒に戦おう!」6月11日・新宿反原発デモに参加して...呼びかけ|力をあわせてこの状況を根本から変えていこう|俺たちには表現の自由がある

2017-11-28 15:36:38 | フクイチとエートス・東電
【脱原発】弁護士 高山俊吉「一緒に戦おう!」6月11日・新宿反原発デモに参加して...呼びかけ|力をあわせてこの状況を根本から変えていこう|俺たちには表現の自由がある


51年目のスイッチ...6月11日・新宿反原発デモに参加して...呼びかけ人・高山俊吉(弁護士)

東電の味方をして自分がもっと被曝したいのか。
このとんでもない社会を根本から変えてゆくのは若いみんなだ。
力をあわせてこの状況を根本から変えていこう。
一緒に闘おう。 ~ある青年の強い勇気により、51年ぶりにスイッチが入り、デモで呼びかけした話~


6月11日、新宿では約2万人が参加した大規模な反原発デモが行われた。

裁判員制度はいらない!大運動は、「反原発特集号」となる『全国情報』第19号を
新宿中央公園で参加者に配布した後、デモに参加した。

これは、その後の報告である。


「51年目のスイッチ」弁護士 高山俊吉

6月11日の新宿中央公園からのデモは長丁場でしたね。

午後3時過ぎに公園を出発してアルタ前は6時近く。

主催者はさっさと解散っていう雰囲気。

私たち6人は近くで食事をしてまたアルタ前に戻った。

現場は完全な飽和状態。
青い制服の警察官でいっぱい。

ゲリラ的なリレートークが続いているが、警察官がどんどん増えて解散を迫っている。

司会者の後ろの生け垣の上にも警察官たちがいる。

「俺たちには表現の自由がある」と絶叫する青年。

「表現の自由」

この言葉を聞いて私にはかちっとスイッチが入ってしまいましたね。

何かがおりてきてしまった。「しゃべらせろ」「何でもしゃべらせろ」とどなった。

予定の進行から外れることで困ったような顔の司会者が「どうぞ」と私にマイク。

「何だこのざまは。ふざけるんじゃない。

警察官の君たちも被曝しているんだぞ、
君たちの家族も被曝しているんだぞ。

原発反対を言っているみんなは君たちの命を
含めてみんなが死なないようにがんばっているんだ。

東電の味方をして自分がもっと被曝したいのか。

恥を知れだ。君たちは今何をしているのかわかっているのか。

私は弁護士だ、法律家だ。いま表現の自由という言葉を聞いた。

法律家として私は断言する。そのとおり、みんなに正義がある、
彼らには絶対に正義がない。

生きるか死ぬかの話の時に、何の規制か、何のルールか。

私は弁護士として言う。みんなにはいうべきことを言う権利がある。

そしてみんなに言いたい。

政府も財界も司法権力も御用学者もみんな全然信用できない。

政治家はもちろん信用できない。

このとんでもない社会を根本から変えてゆくのは若いみんなだ。

皆さんがこの社会を根本から変えてゆく。

法律家が言うべきを言わないでいることを私は詫びる。

でも、力の限りがんばろうとしている弁護士も少なくない。

力をあわせてこの状況を根本から変えていこう。

彼らに暴走させてはいけない。

彼らが暴走すれば、ここはチュニジアやエジプトに必ずなるぞ。

一緒に闘おう。以上です。」


と、こんなことを話した(ような気がする)。いい爺さんの絶叫。しゃべった時間は5~6分かな。
話が終わったら完全なもみくちゃ状態。握手をしようというみんなにどっと囲まれました。

若い夫婦と子どもさんが寄ってきて、これも握手。「お嬢さんもご一緒なんですね」と言ったら、「マスクをさせていてわからないでしょうがこれは男の子です」と。そりゃごめんなさい。

「名前を教えて下さい、逮捕されたら頼みます」という青年。

外の何人もが「名前を教えて下さい」口々に。
タハリール広場とまではとても言えないけれど、アルタハ広場くらいの感じはしましたね。

後で一緒にいたS弁護士が「おおぜいいた警察官がいつの間にかすっと消えてしまった」と。

私は大学1年の時に樺美智子さんが警察官に殺された翌日の学内集会を
思い起こしました。あのときも私の頭に一瞬にスイッチがはいってしまい、
おとなしい俊吉青年が学友に「彼女の死を自分の問題として考えきろう」と
思わず口走ってしまった。

しゃべる内容よりも、まずしゃべってしまったですね。

51年ぶりです。
タハリール広場にも51年ぶりのお爺さんがいたんだろうなぁ。

転載元:51年目のスイッチ...6月11日・新宿反原発デモに参加して...呼びかけ人・高山俊吉
http://no-saiban-in.org/news/2011/06/51611.html
関連記事:
【脱原発】[東京電力の点検データ改ざん事件に関する申し入れ]声高に叫ばれた「原子力安全文化」は砂上の楼閣にすぎません。使用済み燃料(MO​X燃料)輸送容器の中性子遮蔽材データ改ざん・・

調査報告/原子力発電所における秘密|日本の企業は、原子力発電所の清掃のために生活困窮者を募っている。 多くが癌で亡くなっている。クロニカ〔本紙〕は、このとんでもないスキャンダルの主人公達から話を聞いた

山本 太郎 メッセージ 避難して!捨て身で訴え】最悪の状況です。世界中に例を見ない最悪の事故です。進行中です。いま毎日、とんでもない濃度の汚染物質が空から降ってきてます、海に垂れ流してます。

【プ​ルトニ​ウムが東京に到達】福​島第一原発3号機が爆発した3月14日、15​日、風に乗って大量のプル​トニウ​ムが茨城、埼玉、東京、神奈川、千葉、関東に到達(テ​レビ​・新聞が報じない真実)

転載元: みぽりんのブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/nanairobijin/69758298.html

「パラダイス文書 -- 署名者100万人を目指して」キャンペーンの署名について

2017-11-14 07:50:33 | 不正・詐欺・犯罪など


「パラダイス文書 -- 署名者100万人を目指して」キャンペーンの署名について
NEW!2017-11-14 07:44:45

テーマ: ブログ

パラダイス文書 -- 署名者100万人を目指して

From:
ゴードン・ブラウン英元首相 - Avaazとともに
発信元:
avaaz.org
詳細ヘッダー
2017/11/13, Mon 22:01
Message body

現在G20首脳は、さまざまな課題の優先順位をめぐって協議しています。わたしたちみんなで100万人の署名を集め、至急協議の場に提出すれば、タックスヘイブン閉鎖を最優先課題とすることができるはずです。どうかキャンペーンにご署名をお願いします。


みなさん

今から8年前、わたしゴードン・ブラウンが英国首相を務めていたときのことです。わたしは首相として、また主要20カ国・地域(G20)首脳会議の議長として、世界各地のタックスヘイブン(租税回避地)をめぐる不正に終止符を打とうとしました。しかしながら、漏洩した「パラダイス文書」が明らかにしたとおり、世界経済のもっとも謎に包まれた場所であるタックスヘイブンでは、巨額の税金逃れがいまだ横行しているのです。

これは、この時代が抱えるもっとも深刻な不正のひとつです。ごく一部の富裕層の「税逃れ」が許される一方、健康保険や教育、社会保障のために税金を支払っているのは、それ以外の私たちなのです。

けれど今、タックスヘイブンを閉鎖し、税逃れした者に罰金と実刑判決を科すことをうたった国際協定を通じ、この不正に終止符を打つチャンスがめぐってきました。世界の経済大国の指導者たちが一堂に会するG20ならば、これを実行に移すことができるはずです。

みなさん、次回G20議長国であるアルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領への公開意見書にご署名ください。100万人分のご署名が集まり次第、わたしがマクリ大統領に直接署名を提出します。またその際には、2009年に始めたタックスヘイブン閉鎖に向けた取り組みをやり遂げるための緊急措置を講じるよう、マクリ大統領をはじめとしたG20参加国首脳に要請します。どうか署名にご協力をお願いします。

署名する
マウリシオ・マクリ大統領、ならびにG20参加国首脳各位

 グローバルな格差問題は、衝撃的レベルに達しています。なんと、世界の富裕層上位8人と、世界人口の半分の資産額は同じなのです。

 しかもこの格差はますます拡大の一途をたどっていますが、それは巨額の金がタックスヘイブンという不透明な世界に流れてしまい、税収として各国経済に反映されていないのが原因のひとつです。一握りの富める者がますます裕福になる中、そのつけを払わされているのは、その他大勢であるわたしたちなのです。

 8年前G20は、これら問題のある金融取引を禁止することに合意しました。今こそ、この合意を実行に移すべきときです。私たちは、タックスヘイブンを閉鎖し、この制度を悪用してきた人々の責任を追及するための対策を速やかに講じるよう求めます。

 公益のための納税は、誰もが果たすべき義務であり、あなたには皆にその義務を果たさせる責任があります。世界の一市民として、私たちはあなたの行動を求めます。

誠意を込めて

Recent signers -- Add my name

署名する

署名する


G20こそ、この問題を解決するのにふさわしい場です。タックスヘイブンをめぐる状況は、G20の働きかけにより、すでに大きく改善されました。ですから、このままの勢いでパラダイス文書がくれたチャンスをいかせば、ついにこの取り組みをやり遂げることができるはずです。

G20:タックスヘイブンの閉鎖を!

首相だったわたしは、かつてAvaazキャンペーンの標的になったこともあります。そんなわたしだからこそ、Avaazコミュニティがどれだけパワフルな変化を生むのか、身をもって知っています。Avaazムーブメントは、世界の理想を前進させているのです。パラダイス文書という醜聞は、この世界が抱えるもっとも大きな問題のひとつに正面から取り組むチャンスを与えてくれました。なんとしても、そのチャンスをつかみましょう。

希望と決意を込めて
ゴードン・ブラウン -- Avaazチームとともに

関連情報

疑惑の島「パラダイス文書」(朝日新聞/日本語)
http://www.asahi.com/special/paradise-paper/

「パラダイス文書」 明らかになった超富裕層の租税回避の秘密(BBC/日本語)
http://www.bbc.com/japanese/41881881

格差に関する2017年版報告書を発表「99%のための経済」(オックスファム/日本語)
http://oxfam.jp/news/cat/press/201799.html

サウジアラビアで「長いナイフの夜」が勃発

2017-11-11 23:33:14 | 中東情勢
サウジアラビアで「長いナイフの夜」が勃発


『長いナイフの夜』

1934年ドイツのヒトラーは、必ずしも自分に忠実ではない親友のエルンスト・レームらナチス突撃隊(SA)幹部たちを、ヒムラーの親衛隊(SS)を使って一切の法的手続きを無視して秘密裏に殺害した大粛清事件は、5世紀ウェールズでの宴席での隠し持った長ナイフによる騙し討ちの故事にちなんで『長いナイフの夜』と命名される。

『レバノンのハリリ首相を拉致・拘束したらしいサウジアラビア』

サウジ・イラン対立が波及=レバノンやイエメン混乱深刻化』
2017/11/10 時事通信社
中東の2大国サウジアラビアとイランの対立激化に伴い、両国の影響力が強い小国のレバノン、イエメンで混乱が深刻化している。
サウジの実力者ムハンマド皇太子は王族らの汚職摘発を進めるなど「次期国王」の地盤固めも念頭に、国内外で強硬路線に傾く。「代理戦争」が波及する各国では、干渉を強めるサウジへの不信感が強まっている。
レバノンのハリリ首相は4日、「暗殺される危険がある」と滞在先のサウジから突如辞任を表明した。
サウジと関係が深いハリリ氏だが、昨年12月発足の新内閣では、イランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラとの融和も模索。レバノン政界ではヒズボラを敵視する、サウジの不興を買い、辞任を迫られた との見方が大勢だ。
レバノン側はハリリ氏の帰国を促しているが、サウジに自由行動を制限されているとの情報もある。
サウジ政府は9日、レバノン在住のサウジ国民に即時出国を促し、渡航自粛も勧告。両国関係の悪化は必至だ。
一方、イエメンでは4日夜、イランを後ろ盾とするシーア派系武装組織フーシ派がサウジの首都リヤドの国際空港に向けて弾道ミサイルを発射した。ムハンマド皇太子は「イランによる直接の軍事侵攻で、戦争行為と見なすことができる」と警告。イランのロウハニ大統領は「イランを敵と見なすのは誤りだ」と反発し、非難の応酬が続く。 
11/10 【カイロ時事】

『たった1週間で、善悪や正誤が180度引っくり返る下剋上』

1週間前の10月4日にはロイターなど世界中のマスメディアが報じた重大ニュースは、『中東レバノンのハリリ首相が、イランと、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」を、首相自身に対する暗殺の陰謀を企てるなどアラブ地域で対立を拡大させていると名指しして非難、辞職した。』と言うものだった。
この報道が事実なら、ほぼイランとレバノンのヒズボラはテロ支援国家とテロ組織であることは明らか。イランやヒズボラが絶体絶命の窮地に陥ったかに見えた。
ところが、1週間も経たない短い間に攻守が逆転して、サウジアラビアを訪問していたレバノンの首相(ハリリ)を拘束したサウジが辞任を強要、今も拉致したままであることが発覚したのですから無茶苦茶。これではサウジの方が無法の限りを尽くすテロ国家である。
ロイター通信は10月9日、レバノン政府の複数の高官の話として、『ヒズボラと親しいハリリ首相に、サウジが辞任を迫った』、とか『(サウジの首都の)リヤドでハリリ氏の自由への侵害であり、彼を(レバノンの首都の)ベイルートへ戻すため諸外国に働きかける』と語り、ハリリ首相がサウジアラビアによって軟禁状態にある事実を伝える。
フランスのマクロン大統領は9日、リヤドを訪れサウジのムハンマド皇太子と会談、大統領府は声明で、レバノン情勢も協議したと明らかにしました。
日本のメディアでは通信社以外では、日本共産党機関紙赤旗が10月11日に時事通信やロイターの伝えた驚愕的な事実を伝えている。現在は赤旗以外、他のメディアが報じていないが、テレビや新聞などの大手メディアが報じるのも時間の問題であろう。

『まさにフェイクニュースの見本のようだった4日のロイター記事』

実はロイターなど大手メディアも、一番最初の4日の段階でサウジがレバノンのハリリ首相を拉致して辞任を強要した驚愕的な真実を全部丸々知っていたのである。ところが読者が間違いの迷宮にわざと誘い込む。
4日の大手メディの記事中で、さりげなく抽入した『サウジアラビアに滞在中に、』との一行だけが大切で、それ以外は全部が『猫だまし」と言うか、間違った結論に誘導する『赤いニシン』だったのですから腹が立つ。
★注、
サウジアラビアは2001年の9・11事件の遥かに前から豊富な石油資源をバックにイスラム過激派を支援してアフガニスタンの左翼軍事政権を崩壊させるなど、世界中で暗躍していたが、9・11以後にはアメリカの対テロ戦争の全面協力、2年前の2015年からは隣国イエメンを追放された前大統領を担いで、ほぼ日本の関東軍のように勝てない泥沼の侵略戦争を続けていたが、シリアでのISIS(イスラム国)の崩壊など絶体絶命の窮地に陥っていた。
今回のレバノン首相を軟禁したサウジですが、これは追い詰められた末に真珠湾奇襲攻撃を決行した日本軍の話に類似した暴走である。



『唐突に起きた韓流ブームの怪』朝鮮線半島の王宮で起きた血で血を洗う政争劇が、数百年後のアラビア半島で起きる

嫌韓嫌中のネットウヨが韓流ドラマを流すテレビ局を非難しているが、『ネットウヨだから間違い』は短絡的で、理論がお粗末である分だけ、動物的な直感が働くので案外正しく判断している可能性もある。
日本企業の生産拠点の中国移転で生活出来なくなった日本の嫌韓嫌中(ネットウョ)の若者達の『中国共産党が悪い』も、結論として経済学者より素晴らしい。正しく日本国の病巣を見ている。
日本のメディアの動きが不思議で、小泉訪朝でマスコミ総がかりの北朝鮮バッシングが始まった丁度まったく同じ時期に、NHKなどで韓流ドラマも始まっているが、政治的な動機が考えられる。
世論形成で最大の影響力がある映像メディアが他のニュースを流さず北朝鮮拉致事件しか流さない。『拉致』情報は極僅かなので報道ではなくて『どれだけ北朝鮮が悪いか』を競うが、この状態が何年も続いて日本の国民世論が極端に右傾化して仕舞った。
これは当たり前である。
その結果が北朝鮮だけでなく南朝鮮への反感を養うことになるのも時間の問題である。そこでNHKで韓流ドラマが放送され韓流ブームも当然な成り行きだった。
最も過激な嫌韓嫌中の産経新聞系列のフジテレビが一番多くの韓流ドラマを放送していたが、まったく同じ時期に、一方で北朝鮮バッシングを行い一方では南朝鮮ドラマ連続放映を同時に両方行っていたので、この二つに何らかの関連があると考えた方が正しいだろう。
何が『微笑みの貴公子』ですか。日本ではあんなものは一番気持ちが悪い『薄笑い』ですよ。
頭を打って記憶喪失なんか、少しも珍しくも何とも無い。
今まで実際に何遍も見てきたが、記憶が無くなるほどのダメージを脳に受けていれば自動的に言葉も喋れ無いほどの痴呆状態になるので韓流ドラマの様な恋愛映画なんかになるはずが無い。
実は、親兄弟など親しい王族間での殺し合いを描いた愛憎劇の韓流宮廷ドラマ『イ・サン』を一度見て、嵌って仕舞ったのです。
主人公が絶体絶命の危機に陥るので何ともその続きが気になるのですが、良く考えたらこれ、大昔の駄菓子を売っていた子供相手の紙芝居のやり口そっくりですよ。インチキ臭いのですが、一度見ると止められなくなる。
そして、数百年前に朝鮮線半島の王宮で起きていた深刻な政争劇が、アラビア半島では今起きている真っ最中だった。



1年前の2016年に初来日した初代サウジアラビア国王イブン・サウードの25番目の王子である第七代サウジアラビア国王サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズは専用機から世界で誰も使用していないエスカレータ付のタラップで降りてきて世間をあっと言わせたが、世界一の石油大国であるとともにメッカとメジナと言うイスラム教の聖地の守護者としての君臨する。
サウド王家の家系図の一番上が初代国王イブン・サウード、初代国王の下の列が初代の腹違いの息子たちが持ち回りで歴代の国王や皇太子に任命されていたのである。(色が違うのは死亡者。三段目以下は初代国王の孫)
日本でも天智天皇が異母兄弟の皇太子(大海人皇子)では無くて実子の大友皇子に位を譲ろうとしたことから、壬申の乱が起きて天智天皇の息子(大友皇子)を殺した大海人皇子が天武天皇 となるが、韓流宮廷ドラマ『イ・サン』でも第21代国王の英祖が実の息子(皇太子のサド世子)を謀反の疑いで殺したことから血で血を洗うドロドロの政争が延々と続くことになる。



1年前のサルマン国王初来日時のこの写真には、『天皇陛下が公務で来日中のサウジアラビアのムハンマド副皇太子殿下と御所でご会見されたときの様子です。』との説明があるが、何か変である。今上天皇との会見ですが国王でも皇太子でも無くて、格下の副皇太子殿下だったのである。
このムハンマド副皇太子はサウジアラビア帰国後に宮廷内クーデターを敢行して、初代国王の息子(現国王の腹違いの兄弟)の皇太子を廃嫡して自分が皇太子になるが、高齢の現国王は認知症であるとも言われていて実質的に『サウジアラビア国王』として実験を握り、韓流宮廷ドラマ『イ・サン』以上の血みどろの政争劇が発生した模様である。


(資料)


『サウジアラビアの長いナイフの夜事件裏話』2017年11月10日 (金)マスコミに載らない海外記事

王子、閣僚や億万長者が リヤド・リッツ・カールトン'収監'され、サウジアラビア軍は騒然としていると言われている。

Pepe Escobar
2017年11月7日
Asia Times

サウド家のサルマーン国王は、強力な“反汚職”委員会を設置し、息子のムハンマド・ビン・サルマーン皇太子、略称MBSを委員長に任命した。

うまいタイミングで、委員会は、11人のサウド家の王子、4人の現閣僚や何十人もの元王子/閣僚を全員汚職のかどで拘留した。高額銀行口座は凍結され、私有ジェット機は地上に釘付けになった。著名な被告人はリヤド・リッツ・カールトンに“収監”された。

アジア・タイムズが7月に予想していた通り、サウド家内部で、戦争が勃発した。何ヶ月も、MBS対する進行中のクーデターにまつわる噂が飛び交っていた。現在起きているのは、そうではなく、MBSによる、もう一つの先制クーデターだ。

不透明なサウド家と何十年も取り引きをしている一流の中東事業/投資情報源が、待ち望んでいた見方を教えてくれた。“これは見かけよりも遙かに深刻だ。アブドゥッラー前国王の二人の息子、ムタイブ王子とトルキー王子を逮捕したのは致命的な失敗だ。これは今や国王自身を危険にさらしている。国王に対する敬意だけが、MBSを守っていたのだ。軍内にはMBSに反対するものが多数おり、彼らは自分たちの司令官の逮捕に激怒している。”

サウジアラビア軍では大騒ぎという表現は控えめだ。“彼は軍隊丸ごと逮捕しないと、安心できないはずだ。”

ムタイブ王子は最近までサウジアラビア王位後継者として重要な競争相手だった。しかし、拘留されたものの中で一番の重要人物は、ツィッター、シティバンク、フォー・シーズンズ、Lyftや、最近まで、ルパート・マードックのニューズ・コーポレーションの主要株主、キングダム・ホールディングスの所有者、億万長者アル-ワリード・ビン・タラル王子だ。

アル-ワリード逮捕は、重要な切り口とつながっている。完全な情報支配だ。サウジアラビアには情報の自由は皆無だ。MBSは既に全ての国内マスコミを支配している(知事任命権とともに)。だが、サウジアラビア・マスコミは野放しだった。MBSの狙いは、“あらゆる巨大メディア帝国の鍵を握り、サウジアラビアに移転させることだ。”

一体どうしてこういうことになったのか?

粛清の背後にある秘密

当時のアブドゥッラー国王“排除”の可能性に関する2014年の秘密討議から話は始まる。しかし“王家を解体すれば、部族の忠誠心を崩壊させ、サウジアラビアが三つにわかれてしまう。石油を確保するのもより困難になるはずで、何であれ壊れた組織は、混乱を避けるために維持しなければならない。”

その代わりに、当時シリアのサラフィー主義聖戦戦士を積極的に育成していたバンダル・ビン・スルターン王子を追放するという結論に達し、治安機関の支配者を、ムハンマド・ビン・ナーイフに変えた。

アブドゥッラー国王からの王位継承は円滑に進んだ。“権力は三つの主要氏族の間で、共有された。サルマーン王(と彼の愛息、ムハンマド王子); ナーイフ王子の息子(別のムハンマド王子)、そして、亡くなった王の息子(国家警備隊司令官のムタイブ王子)。実際は、サルマーン王は、MBSに采配を振るわせた。

そして、実際、大失敗が続いた。サウド家は、シリアでは、政権転覆の取り組みで敗れ、イエメンに対する勝てない戦争は行き詰まっており、MBSは、両国にまたがる砂漠、空虚の地を活用できずにいる。

サウジアラビア財務省は国際市場での借金を余儀なくされた。緊縮政策支配になったが、MBSがコート・ダジュールでのんびりすごしながらほぼ5億ドルのヨットを買ったというニュースが流れては、決して受けは良くない。シーア派指導者ニムル師の斬首が徹底した政治的弾圧の象徴だ。東部州のシーア派のみならず、西部のスンナ派諸州でも、反乱がおきている。

政権の人気が激しく急落すると、MBSは2030年構想を持ち出した。理論的に、これは、石油からの移行だ。アラムコ株の一部売却。新産業の導入の取り組み。不満を鎮めるため、主要な王子たちを忠誠にしておくための王家からの支払いと、手に負えない大衆への未払い賃金の遡及払いか行われた。

ところが、サウジアラビアでは、外国人が生産的な仕事の大半を占めているので、2030年構想は、機能し得ない。新たな雇用をもたらすには、新たな(技能を持った)労働者を一体どこから得るかという問題が生じるのだ。

こうした進展の中、MBSに対する嫌悪感は決して増大が止まることはない。“現在の支配者に反対して、連携している三つの主要王家集団がある。前のアブドゥッラー国王の家族、前のファハド国王の家族と、元皇太子ナーイフの家族。”

バンダルの後釜、ナーイフは、ワシントンと密接で、対テロ活動のおかげで、中央情報局では極めて人気がある。今年早々の彼の逮捕は、MBSが権力闘争に着手したと解釈されて、CIAとサウド家非常に多くの派閥を怒らせた。

情報源によれば、“CIAお気に入りのムハンマド・ビン・ナーイフを逮捕しても、丸くおさめていれば、許されていた可能性があるが、MBSは、シーザーではないくせに、ルビコン川を渡ってしまった。CIAは彼のことを、全く無用と見なしている。”

以前のスデイリー族(MBS無しの)と、シャンマル族(故アブドゥッラー国王の部族)との間の権力共有に回帰して、ある種の安定が得られる可能性がある。情報源は、サルマーン国王逝去後“MBSは王位を奪われ、王位はもう一人のムハンマド王子(ナーイフの息子)にわたる。ムタイブ王子は彼の地位を保持しよう。”と見ている。

MBSは、まさにこの結果を防ぐべく行動したのだ。だが情報源は頑固だ。“近い将来に、政権転覆がおきるはずで、それがまだ起きていない唯一の理由は、老国王が家族の中で好かれているため。エジプトのファルーク国王時代のように、軍で紛争がおきて、アメリカ合州国に友好的でない支配者が出現する可能性があるかも知れない。”

‘穏健派’サラフィー派聖戦主義者はいるだろうか?

粛清前、サウド家は、サウジの政府系投資ファンドと、アラムコ新規株式公開による収入で資金を調達して、風力と太陽光発電で動く、理論的には2025年までに完成する予定だった紅海海岸で、サウジアラビア、ヨルダンとエジプトにまたがる5000億ドルの地域 、一種のドバイの真似を絶えず喧伝していた。

並行して、MBSは、サウジアラビアの将来は“我々が奉じてきたもの、世界とあらゆる宗教に開かれた穏健なイスラム教に単に戻れば良い”だけの話だと言って、苦境から抜け出すもう一つの策を取り出した。

一言で言えばこうだ。たまたま、あらゆる表現や宗教の自由の原則に向かない、王家の私有財産で、あらゆるサラフィー派聖戦主義イデオロギー・マトリックスが揃っている国家が、単にMBSがそう言ったからとて“穏健な”国家に単純に移行できるはずがない。

さしあたり、粛清やクーデターや反クーデターの山が常態になるはずだ。

記事原文のurl:http://www.atimes.com/article/inside-story-saudi-night-long-knives/

安倍の代弁者活動を再開した厚顔無恥男!一日も早くこの山口敬之を、出版業界から追放してください!

2017-11-04 13:09:14 | レイプ・ストーカー・盗聴は全て犯罪です!
安倍の代弁者活動を再開した厚顔無恥男!一日も早くこの山口敬之を、出版業界から追放してください!


2017年10月30日 | 日本とわたし
望月衣塑子記者(東京新聞)のフェイスブックより
https://www.facebook.com/isoko.mochizuki/posts/10212563162487907

元TBS記者の男性から受けた性暴力被害を告発し、手記「Black Box」(文芸春秋)を出版した、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

詩織さんは、
「捜査や司法システムの改正に加えて、社会の意識を変えること、そして、被害者を救済するシステムの整備が必要だ」と、手記に込めた思いを語っている。
 
詩織さんは2015年4月、就職相談のため、当時TBSワシントン支局長の男性と、都内で飲食後、意識を失ってホテルに連れて行かれ、「性的暴行を受けた」として、警視庁に被害届を提出。
高輪署が、準強姦容疑で逮捕状を取ったものの、警視庁の中村格刑事部長(当時)の指示で、逮捕が見送られた。

東京地検は昨年7月、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
これを不服として、詩織さんは、検察審査会に審査を申し立てたが、今年9月に、「不起訴相当」の議決を受けた。
伊藤さんは同月、男性に1千万円の損害賠償を求める訴訟を、東京地裁に起こした。
一方、男性は、一貫して、犯罪行為を否定している。

24日の会見のメモを掲載。
動画でも配信されているので、関心のある方は是非観てほしい。

【録画】ジャーナリストの伊藤詩織さんが会見(2017年10月24日)


今回の問題は、刑事罰としての準強姦が問えるか問えないか、に留まる問題ではない。
人事権を持った人間が、人事の話を口実に、若い女性を酒の席に誘い、酔わせた揚げ句、自宅に送るでもなく、自らが泊まるホテルへと連れ込み、性行為を行った。
このことをもってしてだけでも、刑事罰に問えずとも、元記者の取った行為は、充分に非難されるべき問題だ。
アメリカでは、著名な大物プロデューサーがセクハラをしていたと、モデルや女優らが告発したことで、映画界を追放処分された。
それと連動して、性的被害に遭ったという人々が一斉に、ME・TOO(私も)と自分の体験を語り始めた。
同様の動きが、フランスでも起きていると聞く。
しかし、今もって日本では、ME・TOOと内なる叫びはあっても、声をあげられないような閉塞した状況が続いている。
実際、日本社会では、性的暴行を訴える人は、受けた人の5%程度だという。

「被害に遭っても言うだけ無駄」
「黙っておとなしくしておくのが一番」という暗黙の空気が、日本の社会全体に漂っているのは事実だろう。

「これを変えていくべきではないのか。そうでなければ、また第二の私をこの社会は産み出しかねない」
会見での言葉には、彼女の切実な思いが溢れていた。

「どういう動機が、あなたをここまで動せるのか」。

記者に聞かれ、詩織さんは、
「個人的な話でないからこそ話せた。
個人的な話だと思ったら、思い出さなくてもよい。
思い出したくない。
被害者の状況を、周りの人が理解することが大切。
これが、自分の妹や友人におきたら、どういう道を辿るのかなと思った時、同じことが起きて繰り返される事の方が苦しい。
私のケースが特別なことと思っていない。
友達や家族のケースに置き換えて考えることが、大切なことだと思う」と話した。

自分のことだけのためだったら、被害を受けた当事者である詩織さんが、事件に関してここまで練り強く調べ、書き上げ、会見することなぞ、到底できなかったと思う。
彼女の勇気に、そして、「我慢し黙っていればいいんだ」と、ただただ沈黙する日本の社会を変えたいという、その切実な思いに応えなくてはいけない。
沈黙こそが、いまこの、日本社会の闇そのものではないか。
会見での詩織さんの言葉を聞き、感じた。

会見起こしは以下(一部省略)

詩織さん: 
私は、2年前にレイプされた。
NYで写真の勉強後に、戻ってきた。
ロイター通信で、大きな夢であるジャーナリストになろうと思っていた。
2015年4月、TBSのワシントン支局長と、就労ビザの話をするために会った。
食事をしたあとに目を覚ました。
そして、起きた時は、今日まで私が直面している悪夢のはじまりだった。

食事をしたあとに意識を失った。
気付いたら、元記者が乗っていた。

病院、レイプ救援センターに助けを求めたが、助けてくれなかった。
日本の社会や司法は、性犯罪の被害者のためには機能していないことがわかった。
そして、こういうことはよく起きていることがわかった。
警察はこの事件の被害届けを出すことも、(初めは)許してくれなかった。
事件化することも、性犯罪を捜査することも、難しいと言っていた。

私は沢山の疑問をもっていた。
警察は何故、私の被害届けを出してくれないのか。
捜査するようお願いした。
ホテルのカメラ、DNAの検査結果、タクシー運転手、ホテルの従業員の証言などを、調べてくれることになった。
捜査員の努力により、捜査も終わり、裁判所から逮捕令状も出された。

しかし、成田空港で、捜査員が元記者を逮捕しようとしたら、上からの命令で逮捕が見送られた。
中村格、当時の刑事部長が、捜査員に逮捕をやめるよう命令したということだった。
説明もないまま、そういった命令が許される警察組織の在り方に、疑問をもっている。
中村氏にインタビューするよう努力してきたが、質問にいまだに答えてくれていない。

世界中で報告されないことがある。
日本でも、5%しか(性的被害は)報告されないことはよくあること。
スティグマとタブーがすごい。
私はこのタブーを破りたくて、顔も名前も出して告白することを決めた。

日本では、社会もメディアも、隠した方がいいと言われた。
それは、私たちのためでもあると言われる。
実際、捜査員からも、「告訴しないように」と勧められた。
「報告すれば、ジャーナリストとしての仕事も失い、業界としての仕事もできなくなる。人生もこれで終わりだよ」と言われた。
その主な理由が、私が訴えた人が、知名度が高く、業界でも尊敬されている人だからです。
公にしてからは、バッシングも迫害も受けた。
前のように生活することもできなくなった。
でも、隠れなければいけないのは、私たち被害者ではない。
問題は、私たちを受け入れて、そして信用する準備ができていない、この社会にある。
私たちは、話をすることで、良い変化をもたらすことができる。
そして、性暴力を無視することは、もうできません。
 
先週10月18日に、ブラックボックスを出した。
2015年に、私が経験した性暴力被害と、そのあとの病院やホットラインの体制問題、捜査の在り方、司法のシステム、会見後の社会の様々な反応を、これまでの記録や調査、経験もとに書いたノンフィクション。
密室の出来事であり、ブラックボックスということを、検察や捜査員からうかがった。
警察や検察そのものにも、沢山のブラックボックスが存在していることに気付いた。

このブラックボックスに、いかに光を宛て、箱を開くか、少しでもそのきっかけとなればと、この本を執筆した。
本の中で、自分の経験をさらすことになったが、その結果、身近に似た経験をされ、その傷みとともに生きている、沢山の方々が居ることを知った。
これは、遠い誰かの話ではないと、知って頂きたい。
どんな時代でも、どんな所でも起こることだし、それについては、どう改善できるかを考えていく必要がある。
ただ、特定の誰かやシステムを非難するだけでは改善できない。
私たち一人一人が、どう改善できるかを考えていかなくてはならない。
本書では、たまたま私の身に起こったことを例にして、話しているにしか過ぎない。
でも、何がこれから必要かを話すため、過去の話をする必要がある。

前回5月29日の(顔出し)会見で話したように、検察審査会の申し立てを行った。
検察審査会より、不起訴相当の議決が出された。
現在の司法では、私の訴えた準強姦の事件は、起訴ができないとなった。
 
検察審査会は、検事が出した答を再度見直し、精査するもの。
そのため必要な資料や証言を、集めて提出した。
審査会の場には申立人が呼ばれ、事情を聞かれることもあるし、代理人が呼ばれることもある。
今回は、私も弁護士も、検察審査会に呼ばれることなく、議決が出た後も、それに対する説明はなかった。
不起訴を覆す理由がない、ということだったが、その内容の具体的説明はなかった。
申し立てを行った際に、とくに注意をつけてお願いしたことある。
私が、タクシーを出て引きずられ、降ろされる映像を、静止画ではなく、防犯カメラの動画で観て頂きたいと言った。
しかし、動画が証拠で出たかどうかもわからない。
検察審査会に質問を出したが、検察審査会法26条を根拠に、一切の回答を貰えなかった。
検察審査会は非公開であるとはいえ、説明の機会がなかったことで、さらに疑問が増した。

この時に聞いた質問のうち、審査員の男女比と平均年齢には、回答をもらった。
それは、男性が7人女性が4人、平均年齢は50.45歳だった。
男女で問題のとらえ方が異なるものについて、男女比を半々に近づけていただけなかったことは、大変残念に思う。

この本の最後に書いたが、認めている事実は以下だ。

1 当時、TBSの元記者と私が、働くために必要なビザについて話すために会った。
2 元記者に会ったのは、それが3回目。二人きりで会ったのはそれが初めて。
3 そこに恋愛感情はなかった。
4 私が泥酔した状態だと、元記者は認識していた。
5 元記者は、自身の滞在しているホテルに、私を連れて行った。
6 性行為があった。
7 私の下着のDNAの染色体が、元記者のものと過不足なく一致した。
8 意識のないまま引きずられる私が映っている映像、降ろして欲しいと繰り返し言っていた証言を集め、逮捕状を請求、裁判所がそれを許可した。
9 逮捕の当日、捜査員が成田空港で待ち伏せる中、中村格刑事部長の指示で、逮捕が突然とりやめられた。

これだけの事実があっても、いまの日本の司法は、起訴することさえできない。
中村格氏には、逮捕の当日やめた理由を何度も聞いているが、何の回答も得られていない。
先日おこした民事訴訟の場では、これまでと違い、初めて法廷でお互いに事実関係を述べ合い、第三者による公平な判断がくだされる。
このブラックボックスが、少しでも開かれることを祈っている。
 
そして、外国特派員協会で話せる今日、この問題を報じるメディアの問題について話したい。
判断が見送られて以来2年間、メディアに協力してきたが、この問題を正面から報じてくれるメディアはいなかった。
逮捕見送りの問題点を報じてくれたのは、週刊新潮だけだった。

今回の経験から、仮に、国や司法で間違った判断が行われた場合、メディアがどう検証するのか。
本当に正しい判断が出されたのか、という視点を持ってくれることを願う。
それだけで、沢山の人が救われる可能性がある。
 
最後に、私がこの本で一番述べたかったのは、捜査や司法のシステムの改正に加えて、社会の意識を変えていくこと。
そして、レイプ被害に遭った人々への、救済システムへの整備が必要だということ。

これについては、他国の取り組みを取材した内容も記載したので、是非、本書を読んで欲しい。
7月から改正刑法が施行され、強姦罪は強制性交等罪と言われるようになった。
まだ不十分な所はあるが、変化したという事実は、多くの人に希望を与えた。
今回、強姦罪に大幅な改正を加えるには、110年という長い時間がかかったが、性被害にあった方が声を上げた結果、変えることができた。
私たちが広く問題意識を持つことで、このように長い間待たなくても、きっと変化が起こせることになると思った。

今回の改正法では、暴行や脅迫要件の緩和が為されなかった。
被害者が抵抗できないほどの暴力、脅迫がなければ、罪に問われないという現状はかわっていない。
しかし、ある調査結果では、レイプ被害者の7割が、フリーズ(膠着)状態に陥るという結果が出ている。
この点については、3年後の見直しの機会に、さらなる見直しの議論が行われると言われている。
この本がその助けになればいいと思う。

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質疑応答

イタリア人記者:
日本の女性からの連帯など、言葉などはないのかあるのか。

詩織さん:
日本の中では、女性の弁護士からは連絡ある。
団体からはない。
イギリスからはあった。
日本の動きについて話をした。

イタリア人記者:
週刊新潮に出ていた、中村格・刑事部長の引用、
「女も、就職の世話が欲しいという思惑があったから飲みに行ったのであって、所詮男女のもめ事。彼女は、2軒目にも同行しているんだしさ」とあるが、どういう意図があると思うのか。

詩織さん:
中村氏の言葉の意味はわからないが、NHKの「あさイチ」のリポートで、二人きりで食事をしたら、性行為の同意があっても仕方がないと思うもの、という調査で11%もいる。
中村氏もそういう風に思うのか。
(告発後に)女性からのバッシングも受けた、ネガティブなコメントもうけた。
(日本社会の女性達は)この社会で生きるためには、忍耐しかないと思っているのではないか。
スウェーデンの職場での男女平等が進み、高いポジションの人も3割を占めている。
女性の地位、権力、高いものを占めている。
自分とは違う意見の人とも、もっと話をできたらと思っている。

ブラックボックスが沢山ある。
検察にもある。
警察にもある。
中村氏から答えを貰っていない。
国会で議論していってもらえればと思う。
スウェーデンには、30%女性の警察官がいる。
日本ではわずか8%のみだ。


ジェームズ・ディフェンス・ウィーク記者:
日本では、アクセスジャーナリズム 権力にすりよって出世していくジャーナリズムはある。
それは、権力や権威に強い人が上がっていく。
けれど、社会の苦しみや葛藤から、下から救い上げていくような、ジャーナリズムが少ないのではないか。

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その典型的な人物かつ強姦魔が、こそこそとこんなことを、極右仲間に支えられながら、ネットで発言していました。



いやもう、どこまでも姑息で、なおかつ自分は守られているという妙な自信を持っている男です。
その自信の元はこれ。



そして極右仲間の支援。



望月記者は、内閣広報室で必死に食い下がっていますが、




とにかく、山口氏(氏をつけるに値しないと思いつつ)が詩織さんに行った行為は、許されていいものではありません。
どんなに大きな勢力が後ろについていようと、です。



転載元:ウインザー通信
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/f4f3074e74c0a031fb0741115fca2f2b?fm=entry_awp


















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小池氏「規制委が許可した原発再稼働はOK」リクルーター中山氏「首相は安倍さんがいい」えぇ〜?!

2017-11-04 03:52:28 | 政治家・選挙・有権者
小池氏「規制委が許可した原発再稼働はOK」リクルーター中山氏「首相は安倍さんがいい」えぇ〜?!





小池さん、しがらみからの脱却だなんて言って、極右カルト団体『日本会議』のしがらみだらけです。

自分の親しい議員、これから繋がって市民からいろんな権利をむしり取る算段をしている維新や公明党の議員、それから立憲民主党に入らず無所属で立候補する元民進党議員には、刺客候補を立てない。

どうしてでしょう?
どうして、同じく安倍政権の独裁政治をやめさせようと立ち上がった立憲民主党の候補者に、いちいち刺客候補を対峙させるのでしょう?
自分たちのところに合流しなかった、金づるにならなかったからでしょうか?
野党共闘ではなく自分たちだけでやる、とでもいうのでしょうか?
そのために、前原代表を小使いに、野党第一党の民進党を引っ張り込み、踏み絵を踏ませ、多額の金をぼったくり、お得意のガンジガラメ作戦に出ました。

どのようなガンジガラメかというと、これは先の都議選で生まれた『都民ファースト』から抜け出した二人の都議からの証言で明らかになった事です。
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都民ファースト
各都議から毎月、政務活動費15万、党費は6万円を徴収。
毎月15万+6万、合計21万×55人で1155万円(そのうちお活動費だけでも825万円)が、都民ファーストに入金されている?!
このお金の使い道は今もわからないままで、所属している都議にも、情報は全く公開されていない。

さらに、情報統制が敷かれていて、代表交代の際にも上層部だけが密室で決定していた。
少しでも上層部に意見をすると、後で役員に呼び出され、全員の前で、
「あのような発言は慎むように。そういうことは裏で言うように」と、圧力をかけた。

派閥の結成を防ぐために、都議同士の食事の禁止、メディアへの出演制限、1枚2万円のパーティー券購入ノルマなどがある。
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などなど、まさに小池独裁、やりたい放題の実情ですが、今の希望の党の内情はどうなんでしょうか?
情報が入ってこないという苦情、そしてお金だけ払わせて、結局選挙に出られないという人も出てきています。

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民進「埋蔵金110億円」の行方
【東スポWeb】2017年10月4日
http://news.livedoor.com/article/detail/13701107/

衆院選(10日公示、22日投開票)を目前に、民進党の枝野幸男元官房長官(53)が2日、新党「立憲民主党」の結党を表明した。
小池百合子東京都知事(65)率いる「希望の党」とは、理念・政策が異なると合流を拒否。事実上、民進党から“分党”する形で、資金面のメドもついた格好だ。
民進党にある110億円とも言われるカネの乗っ取りを画策していた希望にとっては、思わぬ誤算となってきた。

ー中略ー

希望が、民進党のリベラル・左派系の合流を拒否したことで、新たな受け皿が必要になった背景だけでなく、
ここにきて、希望の銭ゲバぶりが露呈し、批判が出始めたのも、枝野氏らの新党結成へ追い風となっている。

「とにかく、希望の党はカネ、カネ、カネとなっていて、小池氏と(公認候補予定者)のツーショット撮影に3万円なんて、美肌修整などの写真加工費の手間があるから、かわいい方。
小選挙区と比例重複で、供託金600万円は持参するほか、党に100万~200万円の上納金が必要となる。
細野豪志元環境相が、夫が出馬予定の中山恭子参院議員にも上納金を要求して、恭子氏がブチ切れたらしい」(永田町関係者)

希望は、衆院選後に、民進党を正式に吸収することで、金庫に眠る政党助成金など、約110億円とも言われる資金をまんまと頂戴する青写真を描いている。
小池氏は、「お金欲しさうんぬんに批判される方は全くの間違い。お金のしがらみをつくってはいけない」とカネ目当てを否定するが、民進党に支給された助成金を、国庫に返還するとの話は出てきていない。

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上記にも名前が出た中山恭子議員。
自身のオフィシャルサイトで、 「日本の核武装について検討を始めるべき」などと公言している極右議員ですが、
その夫である、これまたバリバリの日本会議信奉者、元日本のこころの中山成彬氏が、希望の党の重要な役割を占めています。
彼は小池氏から、リクルートの役割を依頼されているのですが、入党者の『思想チェック』をしているなどと公言しているのです。
『思想チェック』などと言う言葉が自然に口から出てくるのも驚きですが、そのようなことを公の場で言っても良いという中山氏流の常識が、本当に恐ろしくおぞましい。
彼は堂々と、思想チェックをする際には、特に民進党出身者の思想や動きを、厳しく牽制していると言うのです。

何という強烈な排外思想、そしてファシズム…そしてそして、コロコロ文章が変わる公約。

希望の党に所属する議員を非難するつもりはありませんが、このようなことがまかり通っている党の空気を吸い込み過ぎないよう、くれぐれも気をつけてもらいたいと思います。

今回の衆議院選挙では、比例代表九州ブロックに立候補する中山成彬元文部科学相ですが、
宮崎県庁内で記者会見した際に、首相に望ましい人物について
「小池百合子代表が(衆院選に)出ないなら、安倍晋三さんがいい」と言ったのです?!

へえー?
こんな人にまだそんな期待をかけてるあなたの常識を疑います。

http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/blog-entry-1491.html

もう本当にムチャクチャというか、狂っています。

原発ゼロなんていうのもウソ!
先日3日に、鹿児島県で開かれた、東京五輪関連イベントでの囲み取材で、
「規制委員会がですね、客観的に科学的に総合的に判断されている再稼働については、これに異論を唱えることはございません」
と、はっきりと言ったのです。

マスコミは、特にテレビは、こういった情報も逐一伝えるべきです。
伝えないのなら伝えさせなければなりません。

転載元:ウインザー通信
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/6bd349ab80d607a77fc0be83c2821313